表参道ヒルズ 「キース・ヘリング」展 バリアフリー情報

表参道ヒルズ 「キース・ヘリング」展 バリアフリー情報

東京都渋谷区。表参道ヒルズのB3スペースオーで2018年8月9日から19日までの開催。入場無料。キース・ヘリング生誕60年記念特別展「キース・ヘリングが愛した街 表参道」展は、会場内の通路幅に余裕があり、作品の展示が高い位置あるので、車椅子で見やすい企画展です。

キース・ヘリングは1958年生まれ。1990年にエイズにより31歳で亡くなりました。サブウェイドローイングで脚光を浴びたのが1980年のこと。アーティストとして活動したのは1980年代ですが、その作品は今でも新鮮です。

会場のレイアウトは、周囲の壁面が作品展示スペース。中央部が関連商品の販売ショップ。したがってショップが混雑していても、車椅子では周回路から作品を鑑賞することが出来ます。混みあうショップを必ず通る動線にしていないのが、車椅子利用者には嬉しい設定です。今回訪問時はそれほどの混雑ではなかったので、車椅子で「POP SHOP」風の売り場をゆっくり見ることができました。

ポスターやレコードジャケットなどの作品展示ほとんどですが、キース・ヘリングが表参道でドローイングした時の写真の展示もあります。出口の手前では、表参道での活動の動画録画を放映。放映しているテレビがチャンネル式の年代物。面白い演出です。

歩行者天国の表参道で、チョークでドローイングをしているキースの雄姿がそこにあります。

表参道ヒルズのB3スペースオーは、車椅子で利用しやすいイベントスペースです。B3にはスロープは来ていないので、車椅子利用者はエレベーターを利用してください。バリアフリートイレは、スペースオーの隣にあります。

誰からも愛される作品、そしてキースの人柄も皆に愛されました。80年代を知らない世代も楽しめる、バリアフリー企画展です。

表参道ヒルズのバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。