2005年に開業した伊豆の国市の道の駅「伊豆のへそ」は、2018年に大規模なリニューアルを行いました。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。
一般的な道の駅とは一味違う施設構成です。直売所は三島に本店がある「伊豆・村の駅」の「伊豆のへそ店」。2Fにはビュッフェレストランがあります。店内はフラットで、車椅子で利用できます。
「伊豆しいたけキャッチャー」も車椅子でチャレンジできます。
伊豆の国市は「いちご」の生産地。「いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory」は、和洋スイーツいちごの専門店です。館内の一角に観光パンフレットが置かれる観光情報コーナーがあります。車椅子での出入はスロープを利用します。経営は「伊豆・村の駅」と同じ会社です。
北欧風の内装の「HESO HOTEL」。低価格が自慢の宿泊施設です。
御殿場高原ビールが運営する、地ビール醸造所があるバイキングレストラン「G・K・B Village」。和洋中の食べ放題レストランです。
スポーツバイクの展示・試乗施設「MERIDA X BASE」は、最新モデル200台が展示され試乗ができる自転車のお店です。
「伊豆のへそ」は、民間4企業が経営する5施設で構成されます。
駐車場のバリアフリー状況です。普通車66台、身障者用駐車区画が5台分と案内されています。
「いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory」と「伊豆・村の駅」の中間付近に、身障者用駐車区画があります。フラットな舗装路面なので、車椅子で利用できる駐車場です。
24時間利用のバリアフリートイレは「伊豆・村の駅」の横にあります。
「伊豆のへそ」は、独立した5店舗が集積する商業施設のような道の駅です。
西伊豆の観光拠点「道の駅くるら戸田」を別稿で紹介しています。ご参照ください。
(本稿は2019年12月の取材に基づいています)