須崎半島爪木崎 下田温泉水仙まつり 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

静岡県下田市の景勝地「爪木崎」は、300万本の水仙が自生する群生地で、例年12月20日から1月31日まで水仙まつりが開催されます。アクセスは車が便利。水仙まつり会場への入園は無料ですが、駐車場は有料で障がい者減免制度はありません。駐車場のスタッフに車椅子利用を申告すると、一般駐車場とは別に坂の下にある水仙まつり会場横の駐車場を案内していただけました。狭い道路を下り駐車場に進みます。

下田温泉水仙まつり

駐車場は未舗装の砂利路面です。駐車場の横から水仙まつり会場へと続く舗装路が整備されているので、車椅子利用者はなるべく舗装路に近い場所に駐車することをお薦めします。

下田温泉水仙まつり

舗装路を通り水仙まつり会場に進みます。短い区間ではありますが、ほぼフラットな舗装路だけを通り、みさき水仙を楽しめます。今回取材時はアロエの花も咲いていました。

下田温泉水仙まつり

舗装路の終点は池之段(いけんだ)の浜。未舗装になりますが固い路面の芝生なので、無理のない範囲に限られますが、ある程度海沿いを車椅子で散策できます。車椅子で爪木崎の美しい風景を楽しめます。

下田温泉水仙まつり

下田温泉水仙まつりは、車でアクセスすれば車椅子で散策が楽しめます。

(本稿は2025年1月に執筆しました)

下田市の「八幡山宝福寺」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

静岡県 道の駅朝霧高原 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

静岡県富士宮市の朝霧高原にある、何も遮るものなく富士山の絶景が楽しめる道の駅です。隣接して「朝霧フードパーク」があります。

道の駅朝霧高原

開業は2000年。農産物直売所と物産品販売所、食事処とソフトクリームなどのテイクアウトショップが営業しています。ショップの通路は幅に余裕があり、レストランは可動式のテーブル席です。

身障者用駐車スペースは屋根付きで2台分用意されています。

道の駅朝霧高原

身障者用駐車スペースからトイレ棟とメイン棟へ、屋根がつながっています。24時間トイレ棟にバリアフリートイレがあります。

道の駅朝霧高原

メイン棟の外観は牛舎風デザインで高原の風景にマッチしています。直売所では高原野菜や乳製品など地元の産物が販売されています。白糸の滝など静岡県側から、河口湖など山梨県側から、どちらからもアクセスが良い風光明媚な道の駅です。

道の駅朝霧高原

隣接する「朝霧フードパーク」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2023年1月に執筆しました)

静岡県 道の駅ふじおやま 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

静岡県の北東、小山町にある富士山を仰ぐ道の駅です。開業は2004年で段差のないバリアフリー設計、メイン棟とトイレ棟で構成されます。足柄山にも近く金太郎がメインキャラクターを務めています。

道の駅ふじおやま

身障者用駐車スペースはトイレ棟前に2台分屋根付きで設けられています。

道の駅ふじおやま

駐車場からメイン棟まで段差のない構造です。メイン棟では地場産品直売所「みくりやの郷」、お土産売店、レストラン「ふじおやま」が営業しています。他に情報コーナー、観光情報センターなどがあります。

道の駅ふじおやま

出入口は複数あり全てフラットな構造の自動ドアです。車椅子で問題なく出入りができます。

道の駅ふじおやま

ショップの通路は車椅子が通行できる幅が確保されています。レストランは食券制のセルフサービスで、スペースに余裕がある可動式のテーブル席です。

トイレ棟に加えてメイン棟内にもバリアフリートイレがあります。一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置、ユニバーサルベッドが備えられています。道の駅ふじおやまは、車椅子で利用できる施設です。

道の駅ふじおやま

小山町の「富士浅間神社富士山東口本宮」、別称「須走浅間神社」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2023年1月に執筆しました)