ほしいものの日本一の生産地、茨城県ひたちなか市に令和元年に建立された神社です。徳川光圀公より奉納された「神鏡」を御神体として祀る、1663年創建の「堀出神社」のお末社で、同神社の境内に建設されました。
発案は掘出神社宮司の宮本正詞氏で、コンセプト設計はアートディレクターの佐藤卓氏。県内外の干しいもの生産者や愛好家からの寄付により建築されました。絵馬は干し芋の形です。
ほしいも神社のバリアフリー状況です。アクセスは車が便利。堀出神社の参拝者用駐車場を利用します。
ほしいも神社と同じ高さに舗装路面の駐車スペースがあります。駐車区画の線引きはありません。休憩所の近くの乗降しやすい場所に駐車してください。
黄金の鳥居をくぐりながら、参道を一往復して参拝します。参道はほぼフラットな舗装路で車椅子が通行できる幅が確保されています。
黄金色の鳥居の奥にある拝殿には、干し芋製造に尽力した地元の名士5柱が「ほしいもの神様」として祀られています。
参道の前に置かれる「ほしいもバイク」は、宮司の宮本さんが自身のバイクをカスタムして造ったお供え物ということです。自由にまたがることができます。
休憩所は仮設仕様。ほしいも関連商品の自販機などがあります。屋外の壁に「御朱印は堀出神社で」と案内されています。
堀出神社は「ほしいも神社」から短い距離の坂を上がった先、未舗装路面に鎮座しています。
拝殿は3段の上にあります。車椅子では段の手前からの参拝になります。
令和の新パワースポット、ほしいも神社は車椅子で参拝できます。
(本稿は2023年9月に執筆しました)