テレビ朝日・六本木ヒルズの夏祭り2018 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

テレビ朝日・六本木ヒルズの夏祭り2018 バリアフリー情報

東京都港区「テレビ朝日・六本木ヒルズの夏祭り」は毎年恒例の人気イベントです。2018年、車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

2018年は7月14日から8月26日までの開催。人気イベントで、車椅子での参加は混雑が問題です。夏祭り初日の正午の状況は、六本木ヒルズの駐車場P2、P5は満車。P1は空車ですが、入庫までに10分以上かかる混雑状況でした。

初日は土曜日。お昼の客層は、小さな子供がいる家族連れが中心です。ベビーカー利用だと、車椅子と同じく、機械式駐車場の乗降に時間がかかります。

上下階移動はエレベーターになるのも、ベビーカーと車椅子は一緒。六本木ヒルズのなかで、特に混むのはGエレベーターです。夏祭り期間は、車椅子でのGエレベーター利用はお薦めしません。

どのレベルの高さからでも、他のエレベーターで移動できるので、Gエレベーターは避けることをお薦めします。

大屋根プラザはカフェ&ビアテラス。カウンターで買って、フリーのテーブル&椅子でいただくフードコートのような形式です。

車椅子で利用できる構造ですが、問題は混雑。先にテーブルを確保してから、同行者が買い物に行くことをお薦めします。

2018年も66プラザには多数のドラえもんが登場。車椅子で近付くことは可能です。ドラえもん好きの障がいのある子ども達も、ドラえもんと記念撮影ができます。ドラえもんの数が多くスペースがあるので、混んでいてもなんとかなるはずです。

毛利庭園の池の上、水上ビアガーデンはバリアフリー仕様。車椅子での利用は可能です。予約もできるので、混雑日も安心です。

「アナスイコレクション」は、ヒルズアリーナ横の小さな特設展示会場。初日のお昼で入場待ちの列が50人ほど。また会場入口は段差があり、会場内もかなり狭い様子。外から見る限り、車椅子向きではない企画のようです。

連日イベントが開催されるヒルズアリーナ。サマパスが必要で、かつコンサートは有料席がある場合が多いようです。ヒーローショーの握手会などへの参加は、一定の条件があります。ステージ横に、車椅子観覧コーナーが用意されるイベントもあります。詳細はイベント次第なので、個別の確認が必要です。

夏祭り期間は、テレ朝本社への入場はサマパスが必要です。車椅子にとっての問題は混雑。混雑して車椅子で快適に利用できないことが多いと思われます。状況次第ですが、積極的には利用をお薦めしません。

大人の車椅子利用者に安心してお薦めできるのは「水上ビアガーデン」。障がいのある子どもの車椅子利用者には、66プラザでドラえもんとの記念撮影。それ以外は、なるべく空き日、空き時間を狙って出かけることお薦めします。

六本木ヒルズ全体のバリアフリー状況は、別稿「六本木ヒルズ商業ゾーン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。