芝山古墳・はにわ博物館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

芝山古墳・はにわ博物館

千葉県芝山町にある町立博物館です。芝山町は500基の古墳があったとされる古墳の密集地。芝山古墳群は国史跡に指定されています。その中でも昭和31年に発掘調査が行われた「殿塚」と「姫塚」からは、大型の造形美あふれる埴輪が大量に出土しました。この出土品を中心に、芝山地区の埴輪と古墳時代の生活文化を紹介する博物館です。

開館は1988年。2021年4月に常設展示がリニューアル。新しく綺麗になった博物館のバリアフリー状況を紹介します。

芝山古墳・はにわ博物館

〇駐車場からエントランス付近の状況

周辺はアップダウンが激しい地形です。アクセスは車が便利です。

来館者用の無料駐車場があります。身障者用駐車スペースの設定はありません。

芝山古墳・はにわ博物館

駐車場から博物館のエントランスまでは、ほぼフラットな舗装路面です。

芝山古墳・はにわ博物館

エントランスは段差構造ですが、埴輪の横にスロープがあります。

芝山古墳・はにわ博物館

館内への入口は、石室に入るイメージです。少し狭い空間ですが、一般的な車椅子なら通行できます。

芝山古墳・はにわ博物館

〇ロビーとバリアフリートイレの状況

石室風のエントランスをくぐると、自動ドアがありロビーにでます。

ロビーにも埴輪が展示されています。

芝山古墳・はにわ博物館

芝山古墳・はにわ博物館は有料の施設ですが、入館料の障害者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。ロビー横の受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けます。

芝山古墳・はにわ博物館

バリアフリートイレはロビーの横にあります。

芝山古墳・はにわ博物館

スペースは一般的なサイズで、設備はシンプルなトイレです。

芝山古墳・はにわ博物館

〇第一展示室の状況

館内には3つの展示室があり、段差のないバリアフリー構造です。

第一展示室は埴輪の展示室。芝山町で出土した埴輪を中心に、千葉県内の利根川流域で出土した埴輪も展示されています。

芝山古墳・はにわ博物館

様々な表情とポーズ。造形美にあふれる埴輪を鑑賞できます。姫塚古墳の埴輪群は、支配者の葬列の様子を再現したものと考えられています。ヒゲの武人や馬が、隊をなして葬儀に参加したのかもしれません。

芝山古墳・はにわ博物館

壺や鉢など、埴輪以外の出土品の展示解説もあります。

芝山古墳・はにわ博物館

〇第二展示室の状況

第二展示室は古墳時代の生活や文化、技術などを紹介します。

中央部にある大きなビジョンで、古代を知るための3種類の映像コンテンツが放映されます。

芝山古墳・はにわ博物館

その両脇には、刀剣や勾玉などの様々な副葬品の展示と、当時の埴輪製作技術などが紹介されます。

芝山古墳・はにわ博物館

芝山古墳・はにわ博物館

芝山では秋に「芝山はにわ祭」が開催され、参加者は古代衣装を身に着け、古代の化粧をします。その写真や解説、フィギュアの展示があります。

芝山古墳・はにわ博物館

芝山古墳・はにわ博物館

〇第三展示室の状況

壁面のケース内には芝山町の遺跡から発掘された石器や土器などを展示。床面が芝山町の古墳分布を鳥瞰するマップになっています。

芝山古墳・はにわ博物館

ここまですべての展示が車椅子で観覧できます。芝山古墳・はにわ博物館は、バリアフリーなミュージアムです。

(本稿は2021年7月に執筆しました)