茨城県下妻市 大宝八幡宮 車椅子参拝ガイド バリアフリー情報

大宝八幡宮

関東最古の八幡さま「大宝八幡宮」は、拝殿まですべてスロープ対応があり車椅子で参拝できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

創建は701年と伝承される大宝八幡宮の住所は下妻市大宝です。アクセスは大宝駅から徒歩2分の案内です。参道の入口には舗装された大きな無料駐車場あります。

大宝八幡宮

参道の入口にある休憩とお食事のお店が「ゑびすや」。無料駐車場は「ゑびすや駐車場」ですが、お店の利用は義務ではなく「参拝の方は無料で利用できます」となっています。「ゑびすや」は出入口に車椅子マークが貼られているお店です。

大宝八幡宮

参道から参拝に向かいます。最初の段差ポイントは「随身門」の下です。元々は段差構造ですが、スロープに改修されています。ただし、短く急なスロープなので、車椅子では慎重に移動してください。

大宝八幡宮

蛙や亀がいる手水舎は車椅子から手を伸ばせばなんとかお浄めができます。

大宝八幡宮

拝殿は元々の段差を改修してスロープ化されています。それほど急なスロープではありません。車椅子で参拝できます。

大宝八幡宮

拝殿の奥にある本殿は、16世紀に再建されたもので、明治時代に国の重要文化財に指定されています。

大宝八幡宮

お末社の若宮八幡宮は車椅子で参拝できます。

大宝八幡宮

参道沿いに狛犬が並びます。

大宝八幡宮

拝殿の横には平成狛犬。これほど多種多様な狛犬がある社は珍しい。

大宝八幡宮

大宝八幡宮の狛犬は見る価値があります。

大宝八幡宮

境内には縁起がよい「大宝七福神」があります。

大宝八幡宮

参道の脇に「さざれ石」が鎮座しています。

大宝八幡宮

有料の宝物館があります。利用者がいないときはドアが閉まっている施設で、神職に声をかけて利用する運用です。宝物殿は舗装された参道の横にあり、未舗装路をとおり、小さな段差を越えて入館します。

参道入口、三ノ鳥居の横に「相撲場」があります。両国国技館と同じ筑波山の土を使った、本格的な屋根付きの土俵です。毎年6月に高砂部屋が稽古合宿を行います。

大宝八幡宮

今回は、特に神社行事のない平時に参拝しました。それでも参拝客が途切れません。篤く信仰されている八幡さまです。

大宝という名称は、創建時の年号に由来しているそうです。「大宝八幡宮」は段差解消された八幡さまです。繁忙期以外は、問題なく車椅子で参拝できる古社です。

バリアフリーな「下妻市ふるさと博物館」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年10月に加筆しました)