介護者が感染した重度障がい者を受け入れる自治体サービス

介護者が感染した重度障がい者を受け入れる自治体サービス

重度障がいがある家族を介護している人にとって、自分が新型コロナウィルスに感染し入院することになった場合、家族の介護者が不在になることがとても心配です。

いくつかの自治体で、その備えが整ってきました。3つの自治体の事例を紹介します。

 

〇神奈川県

介護が必要な障がいのある人が陰性の場合と陽性の場合で、2系統の受け入れ態勢が整えられました。

・短期入所協力施設

介護者が陽性で入院すると、障がい者は迅速にPCR検査を受けます。その結果が陰性の場合は、県内5カ所に用意された福祉施設に入所して介護サービスの提供を受けます。

・ケア付き宿泊療養施設

陽性の場合は、障がい者でも原則は病院に入院します。しかしながら本人は軽症または無症状で、かつ重度の知的障がいなどにより医療機関での入院が困難な場合は、県内2カ所に用意される施設で医療と介護サービスの提供を受けます。

 

〇神戸市

最大で10名の受け入れが出来る施設が用意されました。既存の福祉施設を、一般利用を中止して転用しています。

 

〇東京都杉並区

現在使用していない保育園を活用して、必要な介護はサービス提供事業者に委託します。

また自宅以外での生活が困難な障がい者は、自宅での生活支援を行います。

《生きるちから舎ニュース 2020年6月24日付》