文科省から公表された特別支援学校でのコロナ対策取組み事例

文科省から公表された特別支援学校でのコロナ対策取組み事例

令和2年6月19日付で、文部科学省から「特別支援学校等における新型コロナウイルス感染症対策に関する考え方と取組」が通知され、特別支援学校での取組み事例が紹介されています。その中から抜粋して、事例を紹介します。

 

〇スクールバスの乗車率50%以下へ

高知県の学校では、4コースの内1コースを福祉タクシー併用にして、乗車率を低減させ車内の密を回避しています。

 

〇保護者による登校とドライブスルー検査

熊本県の学校では、保護者の自家用車による登校時に、ドライブスルー方式による検温と問診を実施しています。再確認が必要な生徒は、別の場所に移動して養護教員が登校の是非を判断します。

 

〇盲学校での徹底した消毒

視覚障害のある児童生徒は、移動には手すり、学習では教材に触れるなど、どうしても接触行動が伴います。北海道と沖縄県の学校では、授業の前後に教職員が、児童生徒が触れる場所と物に、徹底した消毒を行っています。

 

〇聾学校での見える校内放送

聴覚障害のある児童生徒の意識付けのために、福岡県の学校では、廊下や天井にあるモニターに「2m離れよう」など、感染予防を呼びかけるメッセージを常時掲示しています。

 

〇スクリーンなどによる飛沫感染防止対策

多くの学校で、マスクやフェイスシールドの着用に加えて、教壇の前に透明スクリーンを張る、机に透明アクリルパネルを立てるなどの、飛沫感染防止策を実施しています。

 

〇接触介護における感染防止対策

医ケア、食事、排せつなど、必ず接触した介護が必要な児童生徒を担当する教職員は、フェイスシールド、マスク、エプロン、手袋などを着用して側面から対応するなど、多くの学校で出来る限りの対策を実施しています。

 

〇寄宿舎での対策

沖縄県の寄宿舎がある学校では、食堂での食事を中止し、職員が配膳を行い自室の学習机で食事をとっています。

 

〇放課後等デイサービスへの申し送り

沖縄県の学校では、下校時に毎日行っている学校看護師とデイサービス職員との申し送りを、デイサービス職員が校内に入校せずに、窓から申し送りを行うことにしています。

 

〇オンライン授業の取り組み

多くの学校でオンライン授業が行われています。愛知県の学校では、教員を対象にした、よりよい遠隔授業を行うための研修を実施しました。

 

以上のような取り組み事例が、文科省HPで写真付きで公開されています。

《生きるちから舎ニュース 2020年6月23日付》