八重洲のバリアフリーグルメ街 八重仲ダイニング 車椅子利用ガイド

東京都中央区八重洲は、車椅子で利用できるお店が少ないエリアです。その中で「八重仲ダイニング」はバリアフリー施設です。現地の状況を紹介します。

なお本稿は2019年11月の取材に基づいています。

八重仲ダイニング 

○施設の全体概要

東京駅と日本橋駅の中間付近、八重洲仲通りに面しています。

ビルの正式名称は2011年竣工の「東京建物八重洲ビル」。2Fから11Fはオフィス。1Fが店舗。そしてB1とB2が「八重仲ダイニング」と呼ばれる飲食店街です。

八重仲ダイニング 

○エレベーターで地階へ

八重仲ダイニングは地下フロアです。1Fエレベーター乗り場は建物に外付けされた、正面から少し見えにくい場所にあります。

エレベーターでB1、B2へ下りると、八重仲ダイニングのフロア内にでます。

八重仲ダイニング 

八重仲ダイニング 

○障害者用トイレの状況

障害者用トイレはB2にあります。B1のトイレは一般トイレのみです。

八重仲ダイニング 

○グルメ店の状況

B1には小規模な店舗が7店舗。B2にはやや大型の店舗が3店舗入店しています。

ランチタイム、ディナータイムの営業で、土曜日は営業していますが、日曜祝日は全店舗休業します。

八重仲ダイニング 

車椅子で利用できない、決定的な問題のある店舗はありませんが、狭い店舗はあります。現時点でもっとも狭い店舗はB1の寿司店で、フロア席は8席です。

B2の大型3店舗は、それぞれ100席以上のスペースがあります。

八重仲ダイニング 

八重洲仲通り一帯は、車椅子で利用できない路地裏の名店が多いエリアです。八重仲ダイニングは、この界隈では希少なバリアフリー商業施設です。

東京駅八重洲口 地下街の車椅子での歩き方バリアフリー情報

東京都中央区、東京駅の八重洲口は再開発が進み、車椅子で利用しやすい街に変ってきています。わかりにくい地下街を中心に現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2019年9月の取材に基づいています。

黒塀横丁

○地下商業集積の全体概要

JR東京駅の「八重洲地下中央口」改札を起点にします。

改札に対して横に広がるのが「東京駅一番街」です。「東京駅一番街」は4つのエリアに分かれます。北側から順に「東京キャラクターストリート」「東京おかしランド」「にっぽんグルメ街道」「東京ラーメンストリート」があります。

東京駅一番街

「東京キャラクターストリート」の西側に隣接するのは「黒塀横丁」です。上階に「キッチンストリート」「北町ダイニング」がある飲食施設の地下になります。

黒塀横丁

「東京キャラクターストリート」の東側は「大丸」の地下売場です。

大丸の地下売場

「東京おかしランド」の東側は、「グランルーフ」の地下で、商業施設名は「グランルーフフロント」です。

グランルーフフロント

「グランルーフフロント」の東側に広がる地下街が「八重洲地下街」になります。

八重洲地下街

「八重洲地下街」の南側は「グランドトウキョウサウスタワー」と「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」の地下施設「グランエイジ」につながります。

以上のB1地下街全体を、段差なく車椅子で移動することができます。

地下商業集積の全体概要

○アクセスルートの注意点

JR東京駅を起点にした場合、「八重洲地下中央口」以外からでも車椅子で移動できないルートはありません。

アクセスルートの注意点

アクセスルートの注意点

車椅子で八重洲口地下を目指す際に、注意すべきルートは以下の2つです。

東京駅丸の内口から八重洲口をつなぐ「北地下自由通路」は、現時点では途中に段差があります。現在段差回避するエレベーター設置工事中で、2020年6月の完成予定です。

北地下自由通路

車でアクセスしてB2またはB3の「東京駅八重洲パーキング」を利用した場合、B1へのアクセスは階段路が多くあります。近年、エレベーターが複数設置されました。その近くに障害者用駐車区画の整備が進んでいます。わかり難いのですが、エレベーターを探して利用して下さい。

東京駅八重洲パーキング

東京駅八重洲パーキング

「東京駅八重洲パーキング」は身体障害者手帳の提示で、30分間無料駐車券が交付されます。管理事務所などで手続きを行います。

 

○障害者用トイレの状況

障害者用トイレの整備は進みました。現時点で「東京キャラクターストリート」「東京ラーメンストリート」「黒塀横丁」「グランルーフフロント」「大丸」の地下売場に各1つ。「グランエイジ」に2つ。「八重洲地下街」には計3か所あり、現在もう一つ増設工事中です。

障害者用トイレの状況

障害者用トイレの状況

大型のベッドを配置した障害者トイレの中には、インターフォンで防災センターに連絡をして利用するセキュリティ対策をとっているトイレがあります。

障害者用トイレの状況

障害者用トイレの状況

○「八重洲地下街」の出口は階段

「東京駅一番街」「黒塀横丁」「大丸」「グランルーフ」「グランドトウキョウサウスタワー」「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」は、近年再開発された施設、あるいは大規模な改装が行われた施設で、車椅子での利用に大きな問題はありません。

黒塀横丁

黒塀横丁

「八重洲地下街」は古い商業施設で、地下街内にある3つのエレベーターは地下の駐車場に行く下り専用です。地上に出るエレベーターは現時点ではありません。

八重洲地下街

また隣接するビルにつながる連絡路や地上への出口は、現時点ではほとんどが手動ドアで段差ルートです。

八重洲地下街

「八重洲地下街」から車椅子で地上または別のビルに直接移動出来るルートは、見つけられません。

八重洲地下街

○店舗のバリアフリー状況

八重洲の地下フロアには膨大な数の店があり、各店舗のバリアフリー状況をそれぞれです。

飲食店では、カウンター席しかない店、土足禁止の店、狭い店があります。

店舗のバリアフリー状況

物販店、サービス店の中には、店内通路が狭く、車椅子での利用が快適ではない店もあります。

しかし全体としては、概ね車椅子で利用出来る店舗が多い状況です。

店舗のバリアフリー状況

店舗のバリアフリー状況

混雑の傾向としては、東京駅に近い場所が混み、「八重洲地下街」など駅から遠ざかると空いています。特にTV局のショップなどが並ぶ「東京キャラクターストリート」は、混雑していることが多い人気エリアです。

東京キャラクターストリート

東京駅八重洲口の地下街は、広大なB1フロア全体を車椅子で利用できます。アクセスルート上の段差箇所は迂回して下さい。