2022年9月に開業した「バスターミナル東京八重洲」は、B1が商業施設と案内カウンター、B2に6つの乗降バースがある地下のバスターミナルです。B1は八重洲地下街の南口通りに面しています。
東京駅1F八重洲口からの最短ルートは階段路です。車椅子では東京ミッドタウン八重洲の館内エレベーターで地階へ移動してください。。
B1東京ミッドタウン八重洲の商業エリアには、グルメ店など13店舗が営業しています。
車椅子では2基のエレベーターでB2の乗り場に移動します。
B2にバリアフリートイレが用意されています。
バスターミナル東京八重洲の乗降バースは段差の無い構造です。
乗降バースは一段高い位置からバスの乗降口に移動できる構造で、バスターミナルとしてはバリアフリーな施設です。ただし運行されているバスは、ほとんどが車椅子対応車両ではありません。
JRバス関東(株)は車椅子利用者向けに「一部路線では、バリアフリー対応車両を導入しております。事前に高速バス案内センター等にご連絡願います。可能な限り対応車両で運行いたします。また、バリアフリー対応車両を導入していない路線の場合にも、事前に高速バス案内センター等にご連絡ください。ご利用しやすいお座席の手配やご乗車のお手伝いをさせていただきます。なお、バリアフリー対応でないバスの場合、車いすは折りたたんでご利用ください。」と案内しています。
車両の構造の問題で車椅子での高速バス利用は簡単ではありませんが、バスターミナル東京八重洲はバリアフリーな施設です。
高速バスの車椅子利用については、別稿「バスタ新宿のバリアフリー状況と高速バス車椅子対応の現状と課題」で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2023年3月に加筆しました)