府中東京競馬場 JRA競馬博物館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京都府中市の東京競馬場内に、1991年に開館した競馬の博物館です。入館は無料ですが東京競馬開催日は競馬場への入場料が必要になります。開館日、開館時間は季節によりかわるのでHPで確認して利用してください。

JRA競馬博物館

アクセスは府中競馬場正門前駅から徒歩7分の案内。すぐ近くに東京競馬場第一駐車場があります。東京競馬開催日以外は無料で空いていることが多い駐車場です。身障者用駐車区画が10台分ほど用意されています。

JRA競馬博物館

JRA競馬博物館は東京競馬場東門から入ります。東門の周囲の歩道は段差の少ないバリアフリー仕様です。

JRA競馬博物館

東門から競馬場に入り、厩舎の横を通りながら博物館に向かいます。路面はフラットな舗装路面です。

JRA競馬博物館

ほどなく競馬博物館が見えてきます。2フロア構造の立派な博物館です。

JRA競馬博物館

博物館のエントランスまでフラットな舗装路面が続きます。車椅子で問題なく移動できます。

JRA競馬博物館

展示室は1Fと2Fそれぞれにあります。1Fは「ライブシアター」、「馬の学び舎ミュージアム・ホール」、競馬の殿堂など。いずれも車椅子で観覧できます。

JRA競馬博物館

バリアフリートイレは1Fにあります。一般的なサイズの個室でウォシュレット付き便器が備えられています。エレベーターで2Fへ上がります。

JRA競馬博物館

2Fには3つの展示室があります。

JRA競馬博物館

スターティングゲートなど体験型の展示は車椅子で利用できないものもありますが、2Fの展示室も車椅子で観覧できます。

JRA競馬博物館

JRA競馬博物館は車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。東京競馬開催日は混雑で様相が変わりますのでご注意ください。

(本稿は2024年11月に執筆しました)

「府中市美術館」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

クロネコヤマトミュージアム 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

正式名称は「ヤマトグループ歴史館」。東京都港区港南のヤマト港南ビル内に、創業100周年を記念して2019年に開館した企業ミュージアムです。アクセスは品川駅から徒歩10分の案内。来館者用の駐車場はありません。

クロネコヤマトミュージアム

受付はビルの3Fです。1Fから3Fへエレベーターで移動できます。

クロネコヤマトミュージアム

観覧は無料。3F受付で入館手続きを行います。観覧は6Fからで、3Fからエレベーターで6Fへ移動します。展示室は6Fから3Fまでの4フロアでスロープを下りながら移動します。このスロープは建物外周の車路スロープを活用しているそうです。

クロネコヤマトミュージアム

「ヤマトグループがお客さまとともに歩んだ100年の歴史」を知るミュージアムです。子供たちが楽しめる「宅急便体験コーナー」があります。

クロネコヤマトミュージアム

クロネコヤマトミュージアムは車椅子で観覧できるバリアフリーなミュージアムです。バリアフリートイレは6Fと3Fに用意されています。観覧の最初または最後に利用できる構造です。3Fでは「スワンカフェ」が営業。観覧後の休憩に利用できるバリアフリーなカフェです。

(本稿は2024年9月に執筆しました)

品川にある企業ミュージアム「ニコンミュージアム」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

白金台 国立科学博物館附属自然教育園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都港区にある自然教育園は「豊かな自然が残る、都会の中のオアシス」。国立科学博物館の附属施設として有料公開されています。自然教育園の散策路は未舗装路でバリアフリーな施設ではありませんが、無理をすれば車椅子で散策できないことはありません。ただし一般公開されている周回散策路の途中には段差路があるため、車椅子で移動できる範囲は限られます。車椅子では途中で引き返す動線になります。

国立科学博物館附属自然教育園

アクセスは目黒駅から徒歩9分、白金台駅から徒歩7分の案内です。一般駐車場はありませんがHPでは「ただし、障害者の方用のスペースはあります。ご利用の希望方は事前にご相談ください」と案内されています。連絡をすると駐車スペースの予約と利用に関する説明があります。通常は閉められている場所なので、ルールに従ってご利用ください。

国立科学博物館附属自然教育園

正門の先にある教育管理棟が入園受付窓口です。自然教育園は有料の施設ですが障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。

国立科学博物館附属自然教育園

バリアフリートイレは教育管理棟内にあります。やや狭い変形な個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。

国立科学博物館附属自然教育園

教育管理棟の先から未舗装路になります。デコボコや砂利の薄い箇所を選びながら、車椅子を進めます。

国立科学博物館附属自然教育園

園内は平地ばかりではありません。坂道の箇所もあるので、車椅子では無理のない範囲での散策になります。

国立科学博物館附属自然教育園

園内各所に見所の案内や植物の解説があります。自然教育園は自然を学ぶ教育施設です。

国立科学博物館附属自然教育園

白金台の国立科学博物館附属自然教育園は、バリアフリー施設ではありません。未舗装路を無理のない範囲で散策する都会の中のオアシスです。

(本稿は2024年9月に執筆しました)

 隣接する「東京都庭園美術館」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。