3棟構成になった「ららぽーと豊洲」車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「ららぽーと豊洲」車椅子からみたバリアフリー情報

2020年6月に「ららぽーと豊洲3」が開業して豊洲駅と直結。従来のアネックスは「ららぽーと豊洲2」、そして本館が「ららぽーと豊洲1」になりました。車椅子利用者からみた「ららぽーと豊洲」を紹介します。

「ららぽーと豊洲」車椅子からみたバリアフリー情報

「ららぽーと豊洲」は基本的にはバリアフリー施設です。全般的に車椅子での利用に大きな問題はありません。その中で例外的に注意すべきポイントを中心に紹介します

地下鉄豊洲駅と「ららぽーと豊洲3」B1は、地下通路で直結しています。ところがこの通路は途中に段差があり、段差回避ができません。

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地下鉄駅からは、従来からある地上行きのエレベーターで地上に上がる必要があります。

「ららぽーと豊洲」車椅子からみたバリアフリー情報

地上から「ららぽーと豊洲3」B1へ下りるエレベーターは、別に用意されています。

「ららぽーと豊洲」車椅子からみたバリアフリー情報

ゆりかもめ豊洲駅からは、豊洲文化センター経由連絡デッキで「ららぽーと豊洲3」2Fに直結します。このデッキには屋根がありません。

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したがって雨天は、地下鉄、ゆりかもめ、どちらの駅からも車椅子では屋根なしの区間を通行します。

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「ららぽーと豊洲1」と「ららぽーと豊洲3」は、2Fと3F が連絡ブリッジでつながっています。このうち3F のブリッジは、両脇に小さな庇がある構造なので、雨天は濡れます。小雨で風がない状況なら、庇の下を通行すれば、濡れずに通行できるかもしれません。

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「ららぽーと豊洲3」には2系統のエレベーターがあります。ただしB1の商業フロアへ通じるのは1系統です。

「ららぽーと豊洲3」の1F エントランス前は、フラットなフリースペースです。そこから豊洲公園方面へ、スロープ路の連絡デッキが新設されました。車椅子で利用できます。

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「ららぽーと豊洲3」が誕生して、よりバリアフリーになりました。車椅子では、雨天のアクセスルートに注意してください。

2020年に開業した近隣の「有明ガーデン」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2020年6月に執筆しました)