角上魚類小平店 車椅子での買い物ガイド バリアフリー情報

東京都小平市にある大型鮮魚店です。フラットな広い売場で、車椅子で買い物ができます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2019年11月の取材に基づいています。

角上魚類小平店

○アクセスは車

小平霊園の近く新青梅街道沿いにあるお店です。アクセスは車が便利。第1から第4までの無料駐車場があります。

店舗前のスペースが第1駐車場で、障害者用駐車区画が2台分設定されています。ただし区画の広さは一般区画と同じで広くはありません。

第2から第4までの駐車場を利用した場合は、駐車場から車道への出入口に段差があります。注意して移動して下さい。

角上魚類小平店

角上魚類小平店

○店舗のバリアフリー状況

ワンフロアでフラット構造の店舗です。出入口に段差はありません。ドアは自動ドアです。

店内通路は余裕のある幅で、車椅子で移動できます。商品台の高さは低く、車椅子から手が届きます。

極端に混雑している状況でなければ、車椅子で問題なく買い物ができます。

角上魚類小平店

角上魚類小平店

○障害者用トイレの状況

店舗の横に独立棟トイレがあり、障害者用トイレが1つ用意されています。

一般的な広さ、設備のトイレで、実用に耐えるトイレです。ユニバーサルベッドはありません。

角上魚類小平店

○敷地内の青果店

同一敷地内に青果店があります。フラットな構造のお店で、店内はやや狭くなりますが、車椅子での買い物は可能です。

角上魚類小平店

○混雑に注意

人気のあるお店で猛烈に混雑することがあります。混雑日は年末年始および敬老の日など、家庭でご馳走いただきたくなる日です。

広い駐車場が満車になり、店内が大混雑することがあるので、車椅子での利用は注意して下さい。

角上魚類小平店は、極端に混雑していなければ、車椅子で買い物ができる大型鮮魚店です。

無料公開施設 小平ふるさと村 バリアフリー情報

東京都小平市の「小平ふるさと村」は、江戸時代の農家など、小平の開拓の歴史を展示する施設です。バリアフリーな施設ではありませんが、車椅子で見学ができるゾーンもあります。現地の状況を紹介します。

なお本稿は2019年9月に執筆しました。

 

○施設の全体概要

江戸時代の初期、玉川上水の開通にともない、小平は新田として開発されました。

「小平ふるさと村」は、江戸初期から中期の小平を再現した「開拓ゾーン」、江戸中期から後期の「農家ゾーン」、明治以後の「近代ゾーン」の3つで構成される屋外型施設です。

その当時の風景を再現し、古民家などを移築して、1992年に開村しました。

施設内はほとんどが未舗装路面で、古い建物内は段差構造です。

小平ふるさと村

○アクセス方法

西武新宿線の花小金井駅と小平駅の中間にあり、どちらの駅からも徒歩20分という案内です。小平グリーンロードと呼ばれる、西東京市から多摩湖までを繋ぐサイクリングロードに面した立地です。

一般利用者用の駐車場はありません。予約制の身体障害者専用駐車場があります。場所は解りづらいところです。旧青梅街道から、小平ふるさと村の西脇に抜ける間道に入り、小平グリーンロードを横切って進んだ先の右手にあります。初めての利用の際には、予約時に場所を確認されることをお薦めします。

予約制の身体障害者専用駐車場

○入口周辺のバリアフリー状況

村の入口は小平グリーンロードに面しています。入口付近の路面は未舗装路面でデコボコです。

入口付近の路面は未舗装路面でデコボコ

入口付近が「近代ゾーン」です。

入口正面にあるのが「旧小平小川郵便局舎」。明治後期の1908年築。昭和の終盤1983年まで現役だったということ。小平市小川町一丁目に存在していたそうです。

郵便舎の内部は段差構造です。車椅子では外から見学します。

旧小平小川郵便局舎

○管理棟は車椅子可

正面入口のすぐ右側に「管理棟」があります。ここは車椅子で内部に入ることができます。

小さな施設ですが、お土産コーナーになっています。何も買わなくても許される雰囲気です。

管理棟は車椅子可

○農家ゾーンのバリアフリー状況

管理棟の先に未舗装の広場があり、竹馬、コマ回しなどで遊べるようになっています。

この広場のメイン展示は「旧神山家住宅主屋」。この古民家は江戸中期に造られ、江戸後期にリニューアルされたものだそうです。

江戸中期から後期の武蔵野新田農家の在り様を伝える古民家です。土間やカマドが現存され、カマドは最近も使用されている気配があります。

屋内は段差構造で、車椅子では無理のない範囲での見学になります。

この古民家の北側に小川が造られ、江戸時代の水車小屋が移築されています。

デコボコした路面ですが、車椅子でも、なんとか小川に架かる橋まではたどり着けます。そこから水車が見学できます。

農家ゾーンのバリアフリー状況

○開拓ゾーンのバリアフリー状況

水車小屋が見学できる橋までが、一般的な車椅子利用者の限界です。

そこから先の開拓ゾーンは、路面のデコボコが激しくなり、車椅子での移動が困難です。

開拓ゾーンには「開拓当初の復元住宅」と「旧小川家住宅玄関棟」があります。

開拓ゾーンを抜けた先には「かたの木公園」があります。悪路を走破出来る人であれば、「かたの木公園」から「近代ゾーン」へと、施設を一周することができます。

入口周辺のバリアフリー状況

「小平ふるさと村」には身体障害者専用駐車場があります。多少のデコボコ路でも通行できる一般的な車椅子利用者なら、「近代ゾーン」と「農家ゾーン」は無理のない範囲で見学することが出来ます。

小平ガスミュージアム 車椅子バリアフリー情報

東京都小平市、東京ガスの資料館「ガスミュージアム」は、車椅子での利用に注意すべき点があります。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2017年8月の取材に基づいています。

 

・洒落た洋館は明治の建築物

新青梅街道沿いにある東京ガスの入場無料の施設です。

明治以来のガスの歴史を知る博物館。洒落た明治の洋館2棟が目立ちます。

この建物は、東京ガスが明治時代に建てた営業所と工場を移設したもの。本物の明治の洋館です。

お庭にはガス灯。とても素敵な空間です。

お庭のガス灯

・この地に建って50

前身のガス博物館からこの地に移転。「ガスミュージアム」が開館したのが1967年。館内の展示資料に、開館当時の周辺写真が展示されています。

新青梅街道は現在の半分程度の幅で、1台も車が走っていません。周辺の風景には木しか写っていません。

50年前のこの地の様子が解る貴重な資料です。

ガスミュージアム

・明治の建物+50年前=ややバリア

50年前からある明治の建物の施設なので、基本は段差構造です。

車椅子での利用にはやや問題があります。注意点を記します。

ガスミュージアム

・駐車場は砂利路面、障害者区画は1

アクセスは車が便利。無料駐車場がありますが、車椅子が最も苦戦する砂利の路面。一番嫌なタイプの砂利をイメージしてください。

障害者駐車区画は1台分ありますが、この場所がわかりにくい。駐車場の最も奥、施設入口から一番遠い場所にあります。

そこに停めると、砂利面を避けて舗装スロープで受付棟に行くことができでます。常識の逆、遠い場所に障害者用駐車区画があります。

 

 

・ドアはすべて手動、くらし館はエレベーターなし

受付棟、ガス灯館、くらし館の3棟があります。

すべてドアは車椅子では開けにくいタイプの手動式です。車椅子利用者は介助者と同行することをお薦めします。

障害者用トイレは受付棟の奥にあります。ここは引き戸式のトイレです。

「ガス灯館」はエレベーターがあり、2F展示室を車椅子で利用できます。

ガス灯館

「くらし館」は入口が階段です。入館スロープが障害者用駐車区画から繋がり、車椅子では一般入館者とは別の出入口になります。そしてこの入館ドアも開けにくい構造です。

「くらし館」にはエレベーターは無く、2Fへはスタッフに操作していただく昇降機の利用になります。

くらし館

・ガス灯は点火します

お庭のガス灯はそれぞれ由緒のある名品。本当に点火します。

館内の展示品も古く美しい貴重なものが多い。見る価値があります。

ガス灯館には、中山律子さんが起用された東京ガスのポスターの展示などもあり、昭和の文化史展示館という一面があります。

完全なバリアフリー施設ではありませんが、「ガスミュージアム」は明治の建物を車椅子で利用できる施設です。