東京都現代美術館「ライゾマティクス」展 バリアフリー情報

東京都江東区の東京都現代美術館の企画展「ライゾマティクス_マルティプレックス」。会期は2021年3月20日から6月20日。創立15周年を迎えるライゾマティクスの美術館における初の大規模個展で、テクノロジーを活用した斬新な表現を車椅子で楽しめます。ただし光と音の刺激に問題のある人は、注意して観覧してください。

東京都現代美術館「ライゾマティクス」展

東京都現代美術館はバリアフリー施設です。駐車料金の障がい者減免措置があり、館内はバリアフリー仕様で、バリアフリートイレは複数箇所に配置されています。

東京都現代美術館「ライゾマティクス」展

「ライゾマティクス_マルティプレックス」の観覧料は、障がい者減免制度があり、本人と介助者2名まで無料に減免されます。会場は企画展示室B2です。

受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けて入室します。一般利用者はエスカレーターでB2へ下りますが、車椅子利用者はエレベーターを利用します。スタッフの案内に従ってください。展示会場内はフラットな構造で、観覧スペースは余裕があります。車椅子での観覧に大きな問題はありません。

エントランスの展示から、テクノロジーが駆使されています。そして次の展示スペースでは、ライゾマティクスの歴史が、映像インスタレーションで映し出されます。ここまでの作品は、光の点滅はありますが、激しいフラッシュ効果はありません。

東京都現代美術館「ライゾマティクス」展

この先からが展示の中核作品になります。「Rhizomatiks×ELEVENPLAY multiplex」は、ビジョンに映し出されるインスタレーションを鑑賞するコーナーと、同じテーマをリアル演出で干渉するコーナーがあります。特にリアル演出作品は、大音響と一部激しい光の点滅があります。刺激に弱い人は気をつけて鑑賞してください。

東京都現代美術館「ライゾマティクス」展

東京都現代美術館「ライゾマティクス」展

東京都現代美術館「ライゾマティクス」展

もう一つの目玉展示が「particles 2021」です。巨大なレールの上を多数のボールが転がりながら、幻影的な残像を生み出すアートです。この作品はフラッシュ効果を利用しています。光の点滅に弱い人は、鑑賞を避けることをお薦めします。また音響もある種の不協和音を用いているので、音に敏感な人も注意して鑑賞してください。作品そのものは、ライゾマティクスの世界観が見事に表現された秀作です。

東京都現代美術館「ライゾマティクス」展

「Rhizomatiks×ELEVENPLAY multiplex」と「particles 2021」以外のインスタレーション展示は、各種の刺激に弱い人でも問題なく鑑賞できます。

東京都現代美術館「ライゾマティクス」展

東京都現代美術館「ライゾマティクス」展は、車椅子で鑑賞できるバリアフリー展示です。ただしフラッシュ効果や大音響があります。展示会場にはその旨の案内や注意喚起の告知はありません。刺激に弱い人は十分に注意して鑑賞してください。

東京都現代美術館のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

東京都現代美術館「石岡瑛子」展 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

「血が、汗が、涙がデザインできるのか」。木場の東京都現代美術館で2020年11月14日から2021年2月14日まで開催。「石岡瑛子」展は、秀でた展示企画が魅力の企画展です。

「石岡瑛子」展の観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者2名まで無料に減免されます。会場入口で障害者手帳等を提示して入場します。

会場は企画展示室の1FとB2です。最初に1Fの展示を観覧してから、車椅子ではエレベーターでB2へ移動します。会場スタッフの誘導に従ってください。

概ね石岡瑛子氏の作品が年代順に展示されています。数えると19の展示コーナーがあります。すべてのコーナーが、車椅子で問題なく観覧できます。

資生堂やパルコの仕事のイメージが強い石岡瑛子氏ですが、こんなに様々な仕事を、数多く手がけていたのかと、驚かされました。

石岡瑛子氏の仕事を紹介する展示が、よくできています。「石岡瑛子」展は、企画者の企画力が光る企画展です。

展示室内は撮影禁止のため、写真での紹介はできません。ぜひ会場でご覧ください。

東京都現代美術館のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

障がいのある人も楽しめる東京都現代美術館「おさなごごろを、きみに」展

東京都現代美術館の展覧会「おさなごごろを、きみに」は、障がい児・者も楽しめる可能性があるユニークな企画展です。会期は2020年7月18日から9月27日まで。会場は東京都現代美術館企画展示室の3Fです。車椅子で問題なく観覧できます。

小さな子供も楽しめる展覧会なので、視覚、聴覚、触覚などで楽しめる作品が多数あります。知的あるいはコミュニケーション面で障がいのある人でも、興味が持てる可能性が高い展覧会です。また子どもが飽きて騒いだら「いったん、展示室から出てもかまいません」と案内されています。ただし会場内を走り回らないように、という注意はあります。

東京都現代美術館「おさなごごろを、きみに」展

「おさなごごろを、きみに」は、観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者2名までが無料に減免されます。会場の入口で障害者手帳を提示します。

入口は企画展示室1Fです。会場の3Fへは健常者はエスカレーターで上がります。車椅子では受付の先右手にあるエレベーターを利用します。

東京都現代美術館「おさなごごろを、きみに」展

会場は5つのブロックに分けられています。最初のブロック「はじめに」では、8K技術によるCGや、サカナクションやサザンオールスターズのミュージックビデオが放映されます。映像、音楽で楽しめる作品です。

次のブロック「からだとしょっかく」では、振動を感じるなど体感型の作品が中心です。理解できれば深く楽しめますが、単に触覚を楽しむだけでも面白いかもしれません。作品に触れる前には、手指の消毒が必須です。

東京都現代美術館「おさなごごろを、きみに」展

3つの目ブロックは「おととことば」。ステージに上がりカメラの前でポーズをとる作品は、参加しても、人がポーズをとっているのを見ても、分かりやすくて面白い企画です。

東京都現代美術館「おさなごごろを、きみに」展

東京都現代美術館「おさなごごろを、きみに」展

4つ目のブロックは「ぼうきゃく」。新しい自分の名前を受け取る作品は、たとえ文字が理解できなくても、介助者と一緒に盛り上がることができる、分かりやすい企画です。

東京都現代美術館「おさなごごろを、きみに」展

東京都現代美術館「おさなごごろを、きみに」展

最後のブロックは「ぎんか」。照明や音響、そして床面をうごめく作品などで、感覚的に宇宙を感じることができる空間です。

東京都現代美術館「おさなごごろを、きみに」展は、分かりやすい体感型作品が中心の企画展です。障がいのあるご家族が、興味をもてそうであれば、観覧してください。なお予約制ではありませんが、三密対策のため入場者が一定数に達した場合は入場制限がかかり、入口手前で並んで持つことになります。週末の午後が混む時間帯だと案内されています。

東京都現代美術館のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。