東京都現代美術館「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展 バリアフリー情報

会期は2019年11月16日から2020年2月16日までです。東京都江東区の東京都現代美術館会場のバリアフリー状況を紹介します。

また同時開催される企画展「ダムタイプ アクション+リフレクション」展と「MOTアニュアル2019 仮の声、新しい影」展のバリアフリー状況も紹介します。

東京都現代美術館のバリアフリー概況

アクセスは半蔵門線の清澄白河駅から徒歩9分の案内です。周辺はアップダウンが少ないエリアで、やや距離はありますが、どの駅からでも車椅子でアクセス可能です。

車利用の場合は来館者用の駐車場があります。身障者用駐車区画は、屋外駐車場と地下駐車場の両方に用意されています。駐車料金は障がい者減免制度があり、無料に減免されます。総合受付で駐車券と障害者手帳を提示して減免手続きを行います。

展覧会の観覧料も障がい者減免制度があり、本人と介助者2名まで無料に減免されます。展示室入場口で手帳を提示する運用です。

館内はフラット構造でエレベーターがあります。バリアフリートイレは複数あり、企画展示室、常設展示室内にもそれぞれ用意されています。

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく

会場は企画展示室3Fです。企画展示室1F入口で入館手続きを行います。同時期に3フロアで3つの企画展が開催されているので、どの企画展を観覧するのかが分かる利用フロアの番号が記載された入館プレートが渡されます。それを車椅子にかけて観覧します。

「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展のバリアフリー概況

3F会場へは通常はエスカレーターで上ります。車椅子ではスタッフの誘導でエレベーターを利用します。2基あるエレベーターの1基だけが3Fへ行く設定になっています。

「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展のバリアフリー概況

エレベーターで3Fへ上ると、エスカレーターで上ってくる最初の展示コーナーの隣に出ます。3Fスタッフに誘導していただけるので、展覧会の最初の位置に進み観覧をはじめます。

展示は8つのパートに分かれています。ほとんどの展示は車椅子で鑑賞可能です。唯一「種」のコーナーに2点、車椅子では覗きこめない高さの展示がありますが、大きな問題はありません。

「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展のバリアフリー概況

映像でミナ ペルホネンの服を着ている人の日常を紹介する「風」のコーナーに配置されている椅子の座面は、ミナ ペルホネンのデザインです。

展示を観覧して退室する時は、同じエレベーターを利用します。

2Fにバリアフリートイレと、受注生産される有料の目録販売コーナーがあります。利用したい場合は2Fでエレベーターをいったん下ります。

2Fから1Fへは、同じ1基のエレベーターだけが利用できます。1Fでは入口から退出します。

「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展のバリアフリー概況

企画展示室の前のパブリックスペースがミナ ペルホネン商品のショップで、観覧券がなくても利用できます。人気商品はお一人様3点までです。フラットでスペースに余裕があるので、車椅子でのショップ利用は可能です。

ペルホネン商品のショップ

同時開催の「ダムタイプ アクション+リフレクション」展は企画展示室1Fが会場です。企画展示室入口からその直進すると展示室に入ります。

「ダムタイプ アクション+リフレクション」展のバリアフリー概況

空間を贅沢に利用した展示です。フラットでスペースに余裕があるので、車椅子で鑑賞できます。

「ダムタイプ アクション+リフレクション」展のバリアフリー概況

コーナー間は仕切りカーテンがありますが、車椅子での移動に問題はありません。暗い室内での光を利用した展示が多くありますが、強いフラッシュ光や点滅はないので、その種の刺激に弱い人も鑑賞可能です。

「ダムタイプ アクション+リフレクション」展のバリアフリー概況

「MOTアニュアル2019 仮の声、新しい影」展は企画展示室B1が会場です。車椅子ではスタッフの誘導でエレベーターを利用します。

アーティスト単位の展示です。いずれもフラットでスペースに余裕があるので、車椅子で鑑賞できます。とくに吹き抜け空間を利用した展示コーナーは、大きな空間をいかした展示になっています。

「MOTアニュアル2019 仮の声、新しい影」展のバリアフリー状況

東京都現代美術館「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」は、スペースに余裕があり、車椅子で鑑賞できます。同時開催の企画展2本も、車椅子で利用可能です。

東京都現代美術館のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

新木場 木材・合板博物館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都江東区の木材・合板博物館は、建材会社の本社ビル内にある入館無料の博物館です。展示室と工作室がある施設で、子供向けの工作体験などのワークショップ、大人向けのセミナーや講座が開催される参加型の博物館です。

アクセスは新木場駅から徒歩7分の案内。駅からのルートはフラットなので、車椅子で移動できます。以前はビルの駐車場が利用できましたが、現在は木材・合板博物館来館者用の駐車場はありません。

新木場駅方面からアクセスすると、大きな案内板があります。ビルの3Fと4Fが木材・合板博物館です。

木材・合板博物館

ビルのエントランスまで段差のない構造です。車椅子でアクセスできます。

木材・合板博物館

新木場タワーの正面入口からビル内に入ります。出入口はフラットな構造で、2枚の自動ドアを通ります。バリアフリートイレは1Fにあります。

木材・合板博物館

ビル1Fのエントランスホールは、植栽などで飾られています。博物館に行く前にエントランスホールを見学して下さい。

木材・合板博物館

太平洋一人ぼっち堀江謙一氏のマーメード号のレプリカが展示されています。マーメード号は合板製のヨットでした。

木材・合板博物館

お神輿とご神木が展示されています。会社のお祭りに関係しているようです。

木材・合板博物館

2Fは会社のミュージアムで、一般公開されています。社史資料館的な施設で、役員室の会議テーブルと椅子が配置されています。

木材・合板博物館

エレベーターで3Fと4Fの木材・合板博物館に向かいます。ビルのエレベーターですから、かごのサイズは大型です。

木材・合板博物館

3Fは展示室で、木製地球儀やベニヤ板を製作する機械などが展示され、日本と世界の森林の状況、木材と地球環境、木場の今昔などが紹介されています。展示フロアはフラットでスペースに余裕があるので、車椅子で問題なく見学ができます。

4Fは工作コーナーなどが中心で、体験型のワークショップなどが開催されます。夏休みの工作教室などに大勢の子どもたちが参加しています。

木材・合板博物館はイベント参加型の施設ですが、3F展示室は木材と環境に関する展示があるバリアフリーな博物館です。

東京にあるユニークな博物館を別稿でまとめて掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年7月に書き直しました)

東京都現代美術館・木場公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

2019年3月、大規模な改修をおえて東京都現代美術館が約3年ぶりにリニューアルオープンしました。隣接する木場公園と併せてバリアフリー状況を紹介します。最初にリニューアルによりバリアフリー化が進んだ箇所を紹介します。

東京都現代美術館

バリアフリートイレは全部で6か所あります。設備は多くのトイレで更新されました。下の写真は企画展示室2Fのバリアフリートイレです。ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。

東京都現代美術館

また読者からの情報では、ベッドでの休憩や医療行為等が必要な障がいのある方は、救護室を利用させていただけるようです。詳しくは施設にご相談ください。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

企画展示室のエレベーターが1基増設され、1系統2基になりました。フロア別に開催される企画展の観覧では、1Fを基準階にして、2基を地階行きと上階行きに設定して運行します。

東京都現代美術館

1Fの中庭がパブリックスペースとして開放されました。ミュージアムショップの横に出入口があり、車椅子で中庭に出ることができます。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

中庭は2Fにつながりますが、ここは階段ルートだけです。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

レストラン「100本のスプーン」が改装されました。フラット構造で余裕のあるスペース、主に家族連れの利用を想定したレストランですが、車椅子で利用できます。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

施設中央部にミュージアムショップがあります。

東京都現代美術館

1Fのミュージアムショップ内の通路が、スペース的に余裕ができ、より車椅子で利用しやすくなりました。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報B1の美術図書室もレイアウトの見直しなどにより空間的な余裕が生まれました。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

貸出用の車椅子やベビーカーが多数用意されました。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

以下、東京都現代美術館全般のバリアフリー状況です。

東京都現代美術館は最寄りの駅から徒歩10分程度の距離があります。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

美術館専用の駐車場があります。身障者用駐車区画はリニューアル前と変わらず、屋外と地下に用意されます。

東京都現代美術館

屋外駐車場は屋根無しですが、エレベーターを利用せずにメインエントランスから館内に入ることができます。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

地下駐車場は雨天でも濡れずに美術館を利用できますが、上下階移動は1基のエレベーターになります。

東京都現代美術館

専用駐車場へは三ツ目通りから左折で入ります。屋外の身障者用駐車区画を利用したい場合は、駐車場スタッフに申告してください。

地下駐車場を利用したい場合はそのまま地下へ向かいます。B1に3台分の身障者用駐車区画があります。

東京都現代美術館

地下駐車場を利用すると機械式ゲートで駐車券が発行されます。障害者手帳の提示で駐車料金が減免されるので、受付で手続きを行ってください。無料券を発行していただけます。地下駐車場から自動ドアを通り、美術館B2へ移動します。

東京都現代美術館

東京都現代美術館有料展の観覧料は、障害者手帳の提示で本人と介助者2名まで無料に減免されます。展示室入口で手帳を提示する運用です。展示室は「コレクション展示室」と「企画展示室」があります。

東京都現代美術館

コレクション展示室のバリアフリー状況です。各フロアはフラットな構造で、上下階移動は1系統2基のエレベーターの利用。展示方法はその都度変わりますが、通常は車椅子で観覧できる展示です。

東京都現代美術館

企画展示室のバリアフリー状況です。企画展により設定は変りますが、基本構造はバリアフリーです。前出の通り、エレベーターが増設されました。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

講堂や研修室のバリアフリー状況です。B2にある講堂や研修室を利用する場合は、1Fからの専用エレベーターを利用します。B2にもバリアフリートイレがあります。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

屋外の状況です。リニューアルにより美術館の外側サインがデザイン変更されています。また屋外展示もあります。

東京都現代美術館

無料エリアですが、パークサイドエントランス周辺も見逃せないポイントです。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

次にパークサイドエントランスから「木場公園」へ。公園のバリアフリー概況を紹介します。

東京都現代美術館

木場公園は都立公園です。中央部に川があり北側エリアと南側エリアに分かれます。その両方に駐車場があり、木場公園駐車場は障がい者減免制度があります。また両エリアにある公衆トイレにはバリアフリートイレがあります。

東京都現代美術館があるのは北側エリアです。美術館を起点にして、目の前がフラットな未舗装路面の「多目的広場」、その横に「テニスコート」があります。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

公園を南に進むと「イベント広場」があります。正面は階段ルートなので、車椅子は迂回してスロープ路を上ります。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

その先に南北エリアを結ぶ「木場公園大橋」があり、車椅子で通行できます。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

南側エリアのバリアフリー状況です。「木場公園大橋」を渡ると「噴水広場」があります。その左側は大型遊具がある未舗装の「南の冒険エリア」です。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

舗装路を下ると右手は「入口広場」で、木材が浮かぶ「イベント池」があります。正面が広い芝生の「ふれあい広場」や「バーベキュー広場」、その横は「都市緑化植物園」です。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

南側エリアは舗装路を通る限り車椅子での通行は可能です。

車椅子で行く東京都現代美術館・木場公園バリアフリー情報

木場公園はバラの名所でもあります。バラ園の詳しいバリアフリー情報は、別稿「東京下町木場 車椅子で薔薇を楽しむバリアフリーな散歩道」を参照してください。

東京都現代美術館は車椅子利用者に優しいバリアフリー美術館です。隣接する木場公園は車椅子で散策できます。

(本稿は2022年8月に加筆しました)