池袋サンシャインシティ バリアフリー情報サイトのご紹介

東京都豊島区のサンシャインシティから、施設のバリアフリー情報を一元的に集めた「バリアフリー情報サイト」が公開されました。

https://sunshinecity.jp/file/official/barrierfree/index.html

展望台や水族館などの施設や、個々の飲食店のバリアフリー情報、そしてサンシャインシティ内のトイレの情報などが掲載されています。

メインターゲットは車椅子利用者です。飲食店の紹介では、実際に車椅子利用者が来店した状況の写真が掲載されています。また各店からの車椅子利用者へのメッセージが紹介されています。

トイレ紹介は、場所と設備の仕様、そして個室内の写真が掲載され、トイレ別に利用するイメージがつかめます。

バリアフリーなアクセス情報も掲載。サイトは多言語対応です。

大規模商業施設のバリアフリー情報として先駆的な取り組みです。ぜひご覧ください。

サンシャインシティ全体のバリアフリー状況は当サイトでも別稿で掲載しています。ご参照ください。

《生きるちから舎ニュース2020年12月16日付》

東京池袋にインクルーシブ公園「としまキッズパーク」が開園

東京都豊島区は、2020年9月26日に「としまキッズパーク」を開園すると発表しました。豊島区によると「障害のある子もない子も一緒に遊べるインクルーシブ公園の第一歩として開園」します。

具体的には「車いすの子どもも座って遊べる砂場」、「誰でも横転の心配のない安全なブランコ」、「日差しを遮る屋根が付いたキッズハウス」などが整備されるということ。「中央にはミニSLが走る小さな子どもたちの夢の公園」と発表しています。(※写真は豊島区のHPより転載しています)

場所は池袋駅から東に約1㎞、造幣局東京支局跡地です。

コロナ対策として、当面の間は豊島区ホームページからの予約制で、午前10時から午後4時まで、利用時間は1時間の完全入替制で公開されます。

砧公園内に2020年に誕生したインクルーシブな遊具がある「みんなの広場」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(生きるちから舎ニュース 2020年9月25日付)

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

東京都豊島区南池袋。2018年に新しいビルとなった仙行寺の1F には「池袋大仏」が鎮座されています。拝観は無料。バリアフリー仕様で、車椅子でお参りができます。現地の状況を紹介します。

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

池袋駅から徒歩5分、駅から徒歩圏にある大仏様です。豊島区によって整備された「南池袋公園」に近い場所です。

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

周囲はいわゆる繁華街。仙行寺は7フロア構造のグリーン化ビルで、最上階が本堂、中間階は屋内墓苑になっているそうです。

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

大仏様が鎮座する1F エントランスは、全く段差のないフラット構造です。車椅子で問題なく大仏殿に入ることができます。

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

ビル内に入り直進します。その先に大仏様が宙に浮き鎮座しています。

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

大仏様は高さ4.6m、重さ1.5t。総ヒノキ造りです。後ろの壁から梁がでて大仏様を支えています。

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

大仏殿の前には雑司が谷七福神の福禄寿を祀るお堂があります。段差はなく、車椅子で福禄寿をお参りすることができます。

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

仙行寺の周辺は、複数の寺院が並びます。写真の寺院は「本立寺」。このような伝統的な寺院もある一角です。

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

池袋大仏を車椅子で参拝 仙行寺 バリアフリー情報

池袋大仏は完全バリアフリー仕様です。車椅子で問題なく参拝できます。

東京大仏が鎮座する板橋区の「乗蓮寺」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2020年5月に執筆しました)