頼れる歯科 東京都立心身障害者口腔保健センター 利用ガイド

東京都新宿区。飯田橋駅に隣接する「東京都立心身障害者口腔保健センター」は、障がいのある人のための歯科病院です。受診方法と現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年7月の取材に基づいています。

○開設は1984年

障がいのある人の特別なニーズにこたえるための歯科「東京都立心身障害者口腔保健センター」は、飯田橋駅に隣接する「セントラルプラザ」にあります。開設はセントラルプラザが竣工した1984年。以来、障がいのある人の歯科治療を担っています。

東京都立心身障害者口腔保健センター

○完全予約制

診療の対象は障がいのある人。地域の歯科では対応が難しい障がいのある人が、紹介状をもって初診を受ける病院です。紹介なしで、障がいのある人が直接初診を申し込むこともできます。診療は完全予約制です。

東京都立心身障害者口腔保健センター

○診療の領域

一般の歯科治療が難しい障がいのある人には、精神鎮静法や日帰り全身麻酔法による治療。他に摂食障害訓練や言語療法などSPの領域の診療も行います。口腔衛生指導や予防措置なども実施。障がいのある人の、口腔に関わる問題すべてを診療の領域にしています。

東京都立心身障害者口腔保健センター

○電車でのアクセス方法

JR飯田橋駅は現在工事中。西口は階段ルートになるので、車椅子利用者は東口を利用してください。駅改札口からセントラルプラザのエントランスまで、短い距離ですが屋根無しの区間があります。雨天は濡れることを覚悟してくだい。

東京都立心身障害者口腔保健センター

地下鉄駅からは、エスカレーター利用なら地下で直結します。車椅子利用者は、地上行きエレベーターを利用して外堀通り沿いにでます。この場合も、短い距離ですが屋根無しの区間があります。

タクシー利用の場合でも、セントラルプラザには車寄せがないので、短い距離ですが雨天は濡れます。

東京都立心身障害者口腔保健センター

○車でのアクセス方法

セントラルプラザには地下駐車場があります。入口は外堀通りから左折。右折入庫は出来ません。地下駐車場からは、エレベーターで口腔保健センターに直結します。車椅子で雨に濡れないルートはこれです。

口腔保健センターの診療時間帯であれば、地下駐車場に入るとスタッフがいるので、車椅子利用を申告相談してください。障害者用駐車スペースに誘導していただけます。ここが満車の場合は、狭い駐車区画でなんとかするしかありません。スタッフに広く開けたいドアを申告して、なるべく乗降しやすい場所に誘導していただきましょう。口腔保健センター受診者が多数利用するので、スタッフは障がいに慣れています。

地下駐車場を利用した場合、口腔保健センターで医療費精算時に駐車券を提示してください。診療にかかった時間に応じた駐車サービス券を発行していただけます。

東京都立心身障害者口腔保健センター

○障がいのある人と口腔衛生

障がい、特に重度重複障がいのある人にとって、口腔衛生は大変な問題です。摂食障害、嚥下障害も付きまとう悩み。機能訓練、日常的な衛生管理、予防措置、そして治療。頼りになる歯科をもつことは、障がいのある人と家族にとって、とても重要なことです。

東京都立心身障害者口腔保健センター

各地で、障がいのある人を受け入れる歯科が増えています。「東京都立心身障害者口腔保健センター」では、「オープンシステム」と称して、地域の歯科が全身麻酔治療などを行うために、設備やスタッフの提供をおこなっています。その際は、本稿のアクセス方法を参照してご利用ください。

車椅子で行く 飯田橋サクラテラス バリアフリー情報

2018年10月現在、jR飯田橋駅西口は建て替え工事中です。「飯田橋サクラテラス」は車椅子で利用できる施設ですが、現状でのアクセス状況を中心に現地のバリアフリー状況を紹介します。

○施設はバリアフリー

2014年に開業した「飯田橋サクラテラス」。商業フロアは1Fから3Fで各階に障害者用トイレがあるバリアフリー施設です。敷地内は段差のないフラット構造で、館内も全く段差がありません。上下階移動のメインの動線はエスカレーターなので、エレベーターはそれほど混みません。

飯田橋サクラテラス

○2Fテラス席は車椅子利用可

バリアフリー面での構造上の特徴は、2Fのテラス空間が車椅子で利用出来ることです。外堀側のテラスは桜を正面に見る「サクラテラス」でバリアフリー。中庭風の広場もフラット。それぞれレストランにテラス席があり、車椅子で利用可能です。

飯田橋サクラテラス

○JR駅工事中、アクセスに注意

JR飯田橋駅西口から100mの立地ですが、現在西口が建て替え工事中で、仮設階段ルートしかありません。車椅子利用者はJR駅東口からのアクセスになるので、遠回りで且つ坂道を上がることになります。

飯田橋サクラテラス

○地下鉄駅からのエレベーターも東口寄り

東京メトロの地下鉄駅からは、エレベーター出口が飯田橋交差点前なので、やはり遠回りで坂を上るルートです。

都営大江戸線を利用の場合、エレベーター出口は小石川後楽園方面なので、「飯田橋サクラテラス」まではとても遠い場所に出ます。

飯田橋サクラテラス

○駐車場の減免サービス店舗が少ない

障害者用駐車区画の用意がある専用有料駐車場があります。この駐車場利用上の注意点は、駐車料金の減免サービスを行っている店舗が少ないこと。現時点では3店舗のみです。

飯田橋サクラテラス

○2020年までにはバリアフリー広場が完成予定

現在行われているJR駅西口の工事は、電車の停車場所を西へ200m移動させるための工事です。完成目標は2020年オリンピック前まで。新西口はとてもバリアフリーになり、バリアフリー広場が誕生する計画です。

飯田橋サクラテラス

「飯田橋サクラテラス」はレベルの高いバリアフリー施設です。ただし車椅子でのアクセスは、現時点では問題があります。

日中友好会館美術館「金山農民画展」バリアフリー情報

日中友好会館内の「日中友好会館美術館」での企画展です。会期は2019年6月6日から26日まで。会場はフラットな構造で車椅子での鑑賞は可能です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

 

○日中友好会館への車椅子でのアクセス

所在地は東京都文京区後楽。「小石川後楽園」の隣に建つ施設です。

来館者用の専用駐車場はありません。

飯田橋駅がもっとも近く、大江戸線の地上行きエレベーターで出ると、徒歩1~2分ほどの距離です。

日中友好会館へのアクセスルートは、整備された歩道があり、車椅子での移動に大きな問題はありません。

日中友好会館への車椅子でのアクセス

○美術館は1F

エントランス周辺はフラット構造で、車椅子での移動は可能です。日中友好会館の正面入口から入館します。館内には障害者用トイレの用意があります。

「日中友好会館美術館」は1Fにあります。美術館の入口は広くてフラットな構造で、車椅子で問題なく入館できます。

「金山農民画展」は入館無料の企画展です。入口で簡易なアンケートがあります。

美術館は1F

○中国のレトロ&ポップ

「中国三大農民画の郷」である、上海市金山区の農民画70点が展示されます。

会場もフラットでスペースに余裕があり、車椅子で問題なく作品を鑑賞できます。

また気に入った画にシールを貼る人気投票が行われています。

金山農民画は、解りやすく、誰もが楽しめる画風です。

中国のレトロ&ポップ

中国のレトロ&ポップ

中国のレトロ&ポップ

○こどもコーナーあり

来場したこども向けに、塗り絵ができるコーナーが用意されています。またアンケート用紙に記入すると、記念品がいただけます。

 

日中友好会館美術館はバリアフリーです。「金山農民画展」は誰もが楽しめる分かりやすい作品展です。