10万円給付金 発達障がいの方のためのリーフレット 国からの連絡

「特別定額給付金」の申請が始まりました。厚生労働省より令和2年5月15日付で各自治体に発出された事務連絡で、「発達障害の方」への配慮が示されています。

郵送やオンラインによる申請が難しい障がいのある人からの相談には、窓口を案内するなどの対応を要請しています。

そして「発達障害の方向けのリーフレット」の周知が案内されています。その骨子を以下に紹介します。

〇申請は世帯主が3か月以内に

申請書は市区町村から郵送で世帯主あてに送られます。必要事項を記載して3か月以内に郵送で申請します。

 

〇記入事項や添付書類は少ない

申請書を書く自信がない人は、支援者や身近な人に相談してください。簡単なので電話やメールでの相談でも大丈夫です。

 

〇詐欺に注意

口座番号、暗証番号、マイナンバーなどは、絶対に人に教えてはいけません。また寄付や商品購入の誘いにのってもいけません。必ず支援者や身近な人に相談してください。

なお「発達障害の方向けのリーフレット」は、簡易版と詳細版が用意されています。

《生きるちから舎ニュース 2020年5月18日付》

コロナ対策 通所困難な障がい者への在宅での就労継続支援事業の実例

厚生労働省から令和2年5月13日付で発信された事務連絡に「就労継続支援事業等における在宅でのサービス提供の支援事例」が別添されました。就労支援A型とB型、就労移行支援・就労定着支援の事業者が、現在おこなっている在宅サービスの実例です。その中から一部を抜粋し、読みやすいように編集して紹介します。

[賃金につながる自宅での仕事]

・製造販売している自社製クッキーのチラシやPOPなどの製作

・事業所の事務データの入力作業や請求書発行業務

・筆の縫い作業、完成品の写真をLINEで送信してもらい出来栄えをチェックする

・紙の貼り付け作業

・部品の検品作業(45分から60分程度の作業量)

・受注している機関誌の作成作業

・受注した名刺の校正作業

・事業所HPの更新作業

・花や野菜の苗の販売するための栽培

・一日500枚の部材折作業

 

[自宅での学習支援]

・自宅用のクッキーをつくる

・仕事に関連する書籍類の提供

・エクセルの勉強、タイピングの練習

・課題図書を設定し感想文を書き、支援者と感想を述べあう

・iPadを活用した学習プログラム

・計算プリント、漢字プリントの学習

・ビジネスマナーQ&Aシートの学習

・ZOOMを使った職員とのマンツーマンによる就職面接練習

・履歴書の下書き

 

[利用者の状況の確認]

・朝夕のいつもの時間に電話連絡をする

・睡眠時間、体温などを記録し提出

・作業状況の確認と質疑応答などはSlackを使用

・オンライン朝礼、夕礼

・ZOOMをつかった全員での朝礼夕礼

・散歩、食事、洗濯掃除などの日常を写真に撮り報告してもらい評価する

以上のような在宅サービスが紹介されています。

《生きるちから舎ニュース 2020年5月15日付》

新型コロナウイルス感染者 施設での入所継続に関する国からの連絡

厚生労働省から令和2年5月4日付で「介護老人保健施設等における感染拡大防止のための留意点について」が発出されました。

その中で、地域医療の状況によっては、新型コロナウイルス感染者を、施設で入所継続させる事態もあり得るとし、その際の対応方法が記されています。この点に絞って、事務連絡から抜粋してポイントを紹介します。なお内容を分かりやすくするために、一部原文から意訳した表現に変更しています。ご承知おきください。

〇都道府県の判断で入所継続があり得る

高齢の感染者は入院が原則である。しかし地域の状況によっては、入院調整までの一時的な期間、都道府県の指示で入所継続を行うことがあり得る。

その場合、以下の点に留意すること

〇生活空間を分ける

施設内のゾーニングを徹底し、感染者、濃厚接触者、一般入所者の接触を避けること。

〇介護者はしっかり防護する

可能な限り担当職員を分けて介護すること。感染者に直接介護する場合は、サージカルマスク、眼の防護具、長袖ガウン、手袋を着用すること。

〇感染者の状態をチェックする

様態の急変があり得るので、保健所の指示に従い、検温、呼吸状態の確認などを行い、一日一回以上許可権者に報告を行うこと。

〇事前にシミュレーションをしておく

感染者の一時的な入所継続がおこることを想定して、専門家の助言、必要な準備、関係者間での対応方針の共有などを行っておくこと。

《生きるちから舎ニュース2020年5月7日付》