文明堂食品横浜工場直売店 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

神奈川県横浜市金沢区にある「3時のおやつは文明堂」の工場売店です。アクセスは金沢シーサイドライン「産業振興センター」駅 から徒歩3分の案内。来店者用の駐車場があります。身障者用駐車スペースは特に用意されていませんが、スペースに余裕があるので、適切な場所に駐車すれば車椅子での乗降は可能です。

文明堂食品横浜工場直売店

直売店への出入口は、工場の東側です。

文明堂食品横浜工場直売店

周囲はアップダウンの少ないエリアで、工場出入口には大きな段差はありません。徒歩でも車でも、車椅子でのアクセスは可能です。

文明堂食品横浜工場直売店

車椅子での難所は、売店の出入口にある急スロープです。4段の高さをクリアします。

文明堂食品横浜工場直売店

今回取材では、車椅子に勢いをつけて押すと、見た目よりは楽に上がることが出来ました。下りは車椅子は後ろ向きが無難です。

文明堂食品横浜工場直売店

スロープを上がった先にある出入口のドアは自動ドアです。エントランスから店内にかけて段差はありません。見る限り、一般用も含めて店内にトイレはありません。

文明堂食品横浜工場直売店

店内は広くはありません。出入口ドアの近くが、アウトレット品などを中心にしたコーナー。奥の売り場はカウンター形式の売り場です。人気のイベントは「窯出しカステラ直売」。このイベントの日は、特設の売り場が用意されるそうです。

これぞ工場直売店という店構えのショップです。急スロープは見た目よりは車椅子でクリアできる傾斜角度。一般的な車椅子利用者と元気な介助者なら、なんとかなります。

「亀屋万年堂横浜工場売店」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年4月に執筆しました)

亀屋万年堂横浜工場売店 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

お菓子の老舗「亀屋万年堂」の工場売店です。神奈川県横浜市都筑区、港北インターに近く、アクセスは車が便利です。大きな看板が建っています。

亀屋万年堂横浜工場売店

工場はこのよう外観です。幅広いトラックバースがあります。

亀屋万年堂横浜工場売店

店舗は工場の敷地とは区分された隣接スペースにあります。工場売店と称していますが、そのような印象ではなく、ロードサイドの一般店舗のような外観です。工場の内部にある売店ではありません。

亀屋万年堂横浜工場売店

店舗の前に来店者用の駐車場が用意されています。身障者用駐車スペースの設定はありませんが、乗降しやすい場所に駐車すれば問題なく利用できます。屋根がある駐車区画はありません。

亀屋万年堂横浜工場売店

店舗の出入口は段差解消スロープが置かれています。今回取材時は、ドアは開け放たれていました。車椅子での出入りに問題はありません。

亀屋万年堂横浜工場売店

店内はフラットな構造で、店内通路はほとんどが車椅子で通行できる幅が確保されています。店内のトイレは一般トイレだけです。バリアフリートイレは用意されていません。

コロナ以前は店内でお茶のサービス他があったそうですが、今回取材時は中止されていました。工場売店なので、その日によってですが、アウトレット品が販売されます。これを目当てに訪れる人も多いようです。ただしアウトレット品は例外的で、販売されている商品はほとんどが正規品で定価販売です。品ぞろえも、工場売店ですが一般店舗のような印象です。

亀屋万年堂は2021年1月にシャトレーゼの子会社になりました。店内では亀屋万年堂ブランドの和菓子的なアイスクリームが販売されています。商品表示をみると、このアイスはシャトレーゼの工場で生産されていました。

IKEA港北店の近くです。亀屋万年堂横浜工場売店は、車椅子で利用できる一般的な構造の店舗です。

近隣の「崎陽軒横浜工場」内の「プチミュージアムショップ」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年4月に執筆しました)

横浜 北仲ブリック&ホワイト 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「KITANAKA BRICK& WHITE」は、馬車道駅の真上に2020年に開業した施設です。高層マンションの低層にある商業施設と別棟が2棟あります。もちろんバリアフリー設計ですが、少し変わった構造です。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

北仲ブリック&ホワイト

馬車道駅の2番出口地上行きエレベーターで上がると、エントランス前に出ます。ただし短距離ですが、屋根のない区間を通行します。

地下駐車場がありますが、施設の利用による駐車料金のサービスは、現在案内されていません。駐車料金の障がい者減免制度がある横浜市営馬車道駐車場から近く、133号線を渡った先に駐車場の地上行きエレベーターがあります。

メインの商業施設が「KITANAKA WHITE」、ビルボードやギャラリーが入る別棟が「KITANAKA BRICK NORTH」、そして1926築の文化財を活用した「KITANAKA BRICK SOUTH」はシェアオフィスです。

北仲ブリック&ホワイト

メイン商業施設「KITANAKA WHITE」の1Fと2Fにバリアフリートイレが各1つあります。場所はやや分かりづらいところで、1Fはスーパーマーケットの裏側、2Fは手動ドアを開けて建物の中央部に進んだ場所です。2Fのトイレを確認しましたが、スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。新しい施設なので綺麗なトイレです。

北仲ブリック&ホワイト

1Fのバリアフリー状況です。「KITANAKA WHITE」と「KITANAKA BRICK NORTH」の間が、開放的な中通り空間になっています。駅の反対側は、みなとみらい地区を臨む構造で、正面にワールドポーターズが見えます。ここにパン屋など、幾つかのお店が並びます。「KITANAKA WHITE」の2Fにつながるエレベーターは、駅側とみなとみらい側の2ヵ所にあります。

北仲ブリック&ホワイト

スーパーマーケットがある側のエントランスにはスロープが用意されていて、特にバリアフリー上の問題はありませんが、車椅子マークのインターフォンが設置されています。

北仲ブリック&ホワイト

エレベーターで2Fへ上がります。

北仲ブリック&ホワイト

「KITANAKA WHITE」の2Fは、飲食店やCVSなどが営業しています。

北仲ブリック&ホワイト

そしてみなとみらい地区を眺望するテラスが整備されています。

北仲ブリック&ホワイト

簡易な展望台があり、スロープが用意されています。

北仲ブリック&ホワイト

今回は昼間に取材しましたが、おそらく夜景がとても綺麗なテラスでしょう。飲食店の窓からも、夜景を楽しめるはずです。

北仲ブリック&ホワイト

利用目的次第ですが、飲食店など一般的な店舗と景観を楽しむなら、「KITANAKA WHITE」の利用になります。その場合、トイレの場所が少し分かり難いので、確認して利用して下さい。

「横浜ランドマークタワー」のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年1月に執筆しました)