群馬県 大泉町文化むら 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県大泉町の、大ホールや民俗資料館がある大規模な文化施設です。アクセスは車が便利で、複数個所に身障者用駐車スペースが設けられています。

大泉町文化むら

民俗資料館のような「展示室」があるのは「展示ホール棟」の1Fです。「町内の遺跡から出土した、旧石器時代から中世までの遺物を、時代順にわかりやすく展示して」いる施設です。入場無料で、車椅子で観覧できます。

大泉町文化むら

展示ホール棟のバリアフリートイレはやや狭い個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

大泉町文化むら

道を渡った先の別区画に、明治時代の養蚕農家の家屋を移築した「資料館」と、民具や農具が展示されている木造・瓦葺きの建物「民俗資料展示棟」、そして「茶室棟」があります。資料館と民俗資料展示棟は無料で観覧できますが、この区画内は砂利の未舗装路面なので、車椅子での移動は簡単ではありません。

大泉町文化むら

資料館は段差のある古民家なので、車椅子での内覧は困難です。

大泉町文化むら

大泉町文化むらは、屋外エリアの利用は車椅子では難しい施設ですが、ホール等の利用と屋内の展示室の観覧は車椅子で可能です。

(本稿は2024年1月に執筆しました)

群馬県邑楽町の観光タワー「シンボルタワー未来MiRAi」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

そば処 梅田ふるさとセンター 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

群馬県桐生市梅田にある「梅田の地域活性化を目指」す観光施設です。山小屋風の建物の中でそば店とお土産コーナが営業しています。桐生川のダム「梅田湖」の先、山中に入った場所で、アクセスは車が便利です。来館者用の駐車場があり、身障者用駐車スペースが設けられています。

梅田ふるさとセンター

駐車場から段差回避スロープを通り、館内に進みます。出入口は手動ドアですが、館内はフラットな構造です。地場産のそば粉を使ったそば店はテーブル席、山の幸が並ぶお土産コーナは車椅子が移動できる通路幅があります。

梅田ふるさとセンター

トイレは屋外のトイレ棟とメイン棟内にあります。メイン棟内のバリアフリートイレは、やや狭い個室でウォームレット付き便器が備えられています。

梅田ふるさとセンター

梅田ふるさとセンターは山中にある車椅子で利用できるバリアフリー施設です。

(本稿は2024年1月に執筆しました)

桐生市の山中にある「道の駅くろほね・やまびこ」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

神流町恐竜センター 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

恐竜化石の産地、群馬県神流(かんな)町にある施設です。開館は昭和62年ですが、バリアフリー改修され車椅子で見学できます。

神流町恐竜センター

アクセスは車が便利、藤岡ICまたは本庄児玉ICから約1時間の案内です。センターのエントランスは、国道299号線よりも低い位置にあり、国道から坂道を下ると駐車場があります。身障者用駐車スペースの設定はありません。乗降しやすい場所に駐車してください。

神流町恐竜センター

駐車場からエントランスまで、ほぼフラットな舗装路面です。車椅子で問題なく移動できます。

神流町恐竜センター

駐車場の脇に複数の恐竜像が設置されています。見逃さないようにご注意ください。

神流町恐竜センター

神流町恐竜センターは本館と別館で構成されます。本館のエントランスから入館し、売店横にあるチケット売り場で入館料を支払います。神流町恐竜センターの入館料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が半額に減免されます。

神流町恐竜センター

バリアフリートイレは本館エントランスの近くにあります。一般的なサイズの個室でウォシュレット付き便器が備えられています。綺麗なトイレです。

神流町恐竜センター

売店はオリジナル商品が豊富。恐竜好きの子供向け商品を多数販売しています。

神流町恐竜センター

展示室は9つのゾーンに分かれています。本館にはゾーン1から5まであり、そこから建物を出て別館に移動します。別館は3フロア構造でゾーン6から8があります。別館を見学した後、本館に戻りゾーン9を見学します。

神流町恐竜センター

迫力ある骨格展示や貴重な化石の展示があり、写真撮影できます。

神流町恐竜センター

車椅子見学での注意点を以下に紹介します。本館と別館の中間地点に屋外展示フォトスポット「ティラノサウルス産状骨格」があります。車椅子で近付けるので見逃さないようにして下さい。

神流町恐竜センター

別館の1Fと2Fの移動はスロープです。やや傾斜が強く距離があるので、ある程度の体力が必要です。

神流町恐竜センター

別館3Fへは階段のみです。車椅子での見学はできません。

神流町恐竜センター

本館の出口は入口とは別の扉です。

神流町恐竜センター

出口の扉は手動式で閉じられています。車椅子では介助者がいると助かる構造の手動ドアです。

神流町恐竜センター

車椅子見学で注意すべき点は以上です。神流町恐竜センターは、基本的には車椅子で見学ができるバリアフリー施設です。

(本稿は2023年5月に執筆しました)

神流町にある「道の駅万葉の里」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください