楽歩堂前橋公園は明治38年に開園しました。池をめぐる散策路や芝生広場、自由広場、児童遊園などがあり、全体的にバリアフリー面で配慮がある車椅子で利用できる公園です。その中にある日本庭園と臨江閣も、傾斜路を通りますが車椅子で散策できます。
アクセスは車が便利。来園者用の無料駐車場が複数個所あり、合計で220台を収容します。「さちの池」の近くには「標章車専用駐車場」が設けられています。
公園内の各公衆トイレ棟に、バリアフリートイレが併設されています。また前橋公園管理センター内にもバリアフリートイレがあります。
管理センター内のバリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。
日本庭園と臨江閣の散策ルートの状況を紹介します。管理センターの近くに庭門があります。
入口に園内案内図があり、散策ルートが紹介されています。
園内には数多くのビュースポットがあります。庭門の先にあるポイントは「庭門をくぐってすぐの巨岩」です。
園内は舗装通路が整備され、アップダウンがありますが車椅子で移動できないことはありません。
傾斜路を上がると臨江閣に近づきます。車椅子での内部観覧は困難ですが外観の見学はできます。明治時代に建設された迎賓館、貴賓館で国指定の重要文化財です。
舗装通路を移動しながら、庭園と臨江閣を車椅子から観覧できます。
散策路には、ほとんどデコボコはありません。多少のアップダウンが通行できる人は散策できます。
楽歩堂前橋公園はバリアフリーに配慮がある公園で、その中の日本庭園と臨江閣は車椅子で散策できます。
(本稿は2024年10月に執筆しました)