銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

千葉県銚子市の「屛風ヶ浦」は、約10kmにわたり断崖が続く「東洋のドーバー」。国の名勝と天然記念物の指定を受けています。そのごく一部分ではありますが、車椅子で近づくことができる観光スポットを紹介します。

○屛風ヶ浦のバリアフリー状況

アクセスは車が便利です。「屛風ヶ浦」の一部につながる遊歩道は「銚子マリーナ海水浴場」から始まります。

銚子ドーバーラインから横道に入り、銚子マリーナを目指します。マリーナの駐車場の先に「千葉科学大学」のキャンパスがあります。キャンパスを通過して、海水浴場前の駐車場を目指してください。駐車場は、海水浴シーズンは有料、通常期は無料です。

海水浴場前の駐車場には身障者用駐車区画はありません。遊歩道の入口は駐車場の奥です。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

奥に停めるほど移動距離は少なくなります。駐車場は経年劣化していますが、舗装路面です。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

車椅子での難所は遊歩道の入口です。10mほどの未舗装区間があり、そのつなぎ箇所に小さな段差があります。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

それでも一般的な車椅子利用者なら、慎重に進めばクリアできるデコボコです。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

この未舗装区間を通過すると、舗装遊歩道になります。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

遊歩道の路面には経年劣化箇所はありますが、基本的にフラットな舗装路面です。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

車椅子での移動に大きな問題はありません。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

遊歩道は海水浴場の横から、200mから300mほど続きます。見える限りの景観にはなりますが、車椅子から「東洋のドーバー」の一部を仰ぎ見ることができます。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

遊歩道の途中には、岩に少し近づけるポイントが用意されています。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

○犬岩と千騎ヶ岩のバリアフリー状況

銚子マリーナの近くに、銚子ジオパークの名勝である「犬岩」と「千騎ヶ岩」があります。どちらも義経伝説がある奇岩です。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

「千騎ヶ岩」は漁協施設の奥にあり、今回取材時はコロナ対策で施設が閉鎖されていたため、近づくことができませんでした。大きな奇岩なので、一般道路から「千騎ヶ岩」を眺めることはできます。

「犬岩」の近くには無料観光駐車場があります。駐車場から「犬岩」に近づくには、テトラポットのような障害物を越えなくてはなりません。車椅子では駐車場からの見学になります。それでも十分に奇岩を鑑賞することができます。

銚子ジオパーク 屛風ヶ浦と犬岩

銚子の「屛風ヶ浦」は、車椅子で近づくことができます。「犬岩」と「千騎ヶ岩」も、車椅子から見学可能です。

(本稿は2020年9月に執筆しました)

銚子電鉄ぬれ煎餅駅(お土産売店)車椅子買物ガイド バリアフリー情報

千葉県銚子市を走る銚子電鉄は、お土産のぬれ煎餅が有名です。「ぬれ煎餅駅」は、ぬれ煎餅をはじめ、各種の煎餅やおかき、落花生から鉄道グッズまでを販売する直営ショップです。銚子市内の国道126号線沿いにあります。電車の駅ではありません。アクセスは車が便利です。

広い駐車場があります。店舗の正面入口は5段の階段があり、スロープはありません。

銚子電鉄 ぬれ煎餅駅(お土産売店)

車椅子での出入りは建物の裏口からです。斜面を上がり駐車場の奥まで進みます。

銚子電鉄 ぬれ煎餅駅(お土産売店)

建物の裏側に片開きの手動ドアがあります。

銚子電鉄 ぬれ煎餅駅(お土産売店)

今回取材時は健常者が正面階段からお店に入り、店舗スタッフに車椅子利用を相談すると、裏口を開けてストッパーを置いていただけました。仮にドアが閉まっていても、営業時間中は通常は鍵をかけていないそうです。自分で開けて出入りをすることができます。

古い建物ですが、裏口からの動線には目立つ段差はありません。そのまま車椅子で店舗内に入ることが出来ます。

銚子電鉄 ぬれ煎餅駅(お土産売店)

店舗はワンフロアで通路幅は余裕があります。大きな問題なく車椅子で買い物ができます。

店内は品数豊富で、ここだけの商品、お買い得品などがあります。また店内の壁には、銚子電鉄の歴代車両の写真などが掲示されています。

トイレは、バリアフリートイレはありません。一般的な洋式トイレはあります。

なお「手焼き体験」は、現在コロナ対策でお休みしています。

銚子電鉄 ぬれ煎餅駅(お土産売店)

品種や品数、商品ボリュームなど、お土産売店としては大規模なお店です。「銚子電鉄 ぬれ煎餅駅」は、寄って楽しい売店です。

(本稿は2020年9月に執筆しました)

銚子ウオッセ21 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

ウオッセ21は銚子を代表する観光施設です。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

銚子~ウオッセ21

ウオッセ21は展望塔の「銚子ポートタワー」、レストラン「うおっせ」、水産物即売センター「ウオッセ21」で構成される観光施設です。隣接して「夫婦ヶ鼻公園」があります。

アクセスは車が便利。無料駐車場は「銚子ポートタワー」側と水産物即売センター「ウオッセ21」側の2か所あり、身障者用駐車区画の用意があります。

高低差のある地形に建つ施設です。「銚子ポートタワー」側が高地で、水産物即売センター「ウオッセ21」側が低地。水産物即売センターの2Fがレストラン「うおっせ」で、「銚子ポートタワー」とレストラン「うおっせ」が、空中連絡橋で結ばれています。エレベーターを利用すれば、全施設間を車椅子でほぼフラットに移動できます。

「銚子ポートタワー」は有料の展望施設ですが、入館料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。1Fのインフォメーションで入館手続きを行います。

低層階が1Fと2F。タワー上層の高層階が3Fと4Fです。車椅子利用者はすべてのフロアへエレベーターを利用して移動できます。スタッフの誘導指示にしたがってください。4F展望室の窓は低い位置からのガラス張りです。車椅子から十分に眺望を楽しめます。

銚子~ウオッセ21バリアフリー情報

鮮魚地魚シーフードレストラン「うおっせ」の店内は、床面はフラット構造で、可動式にテーブル席があるので、車椅子での利用は可能です。店内はスペースに余裕があるので、奥のテーブル席へ車椅子で移動することができます。

1991年に誕生した施設なので、設備はやや古さを感じますが、出入口に多少の段差がある程度で、車椅子利用に決定的な問題はありません。

銚子~ウオッセ21バリアフリー情報

ショップと食事処が入る「ウオッセ21」は、ワンフロアで床面はフラットな構造です。施設全般、車椅子で利用できますが、店内通路が狭い物販店や、カウンター席中心の食事処など、車椅子では利用し難いお店もあります。近年、空きスペースが増えています。

銚子~ウオッセ21

水産物即売センター「ウオッセ21」の、「中庭広場」側の出口左側にバリアフリートイレがあります。この個室のスペースは狭く、一般的な車椅子が入るギリギリのサイズです。ただし設備は更新されてウォシュレット付き便器が備えられています。「銚子ポートタワー」のバリアフリートイレのほうが、スペースは余裕があります。

銚子~ウオッセ21

施設全般に老朽化がみられますが、車椅子で利用できない決定的な問題箇所はありません。「ウオッセ21」は車椅子で利用できる観光施設です。

(本稿は2020年9月に加筆修正しました)