茨城県下妻市の砂沼とその周辺は、総面積80haの「砂沼広域公園」として整備されています。車椅子で散策が楽しめるのは、砂沼の東岸からのアクセスです。現地のバリアフリー状況を紹介します。

砂沼の周囲は約6kmの遊歩道が整備されています。サイクリングやジョギングには程よい距離ですが、車椅子での一周散策には長すぎます。
沼の周囲には園地が3箇所あります。西側が「プールゾーン」、北側は野球場がある「スポーツゾーン」、東側が「観桜苑」と呼ばれる「水生植物ゾーン」で、菖蒲園や芝生広場があります。
車椅子で散策を楽しむなら「水生植物ゾーン」から、沼の中央に架かる「砂沼大橋」までがお薦めです。

アクセスは車が便利です。「観桜苑」側に無料駐車場があります。舗装路面で身障者用駐車区画が2台分設定されています。

駐車場から観桜苑へは、フラットな舗装路で移動できます。
観桜苑のバリアフリー状況です。観桜苑は、桜と菖蒲の名園です。苑の散策路は、その多くにバリアフリー舗装が施されています。赤い舗装路面は、とても車椅子で通行しやすい散策路です。ただし一部、バリアフリー舗装がない箇所もあります。



菖蒲園内は木製の歩道があり、その気になれば車椅子で散策可能です。


園内のトイレには、公衆トイレとして一般的なレベルのバリアフリートイレがあります。

砂沼大橋のバリアフリー状況です。大橋は全長395mのY字橋です。観桜苑側からの橋の入口には、車両止めの柵があり、車椅子用の迂回路が設置されています。

橋の路面は少しゴツゴツしています。ゆっくり進めば、車椅子への衝撃は大きくはありません。

橋の中央部には、平和を祈るブロンズ像が置かれています。

橋上から車椅子で砂沼の風景を楽しめます。

Y字橋と観桜苑の散策を車椅子で楽しめます。砂沼広域公園は、「水生植物ゾーン」からの利用が車椅子向きです。
下妻市にある「道の駅しもつま」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2020年8月に執筆しました)