埼玉県八潮市の古民家「旧藤波家住宅」が併設されている無料公開の資料館です。常設展示では、中川と綾瀬川に囲まれた低湿地に位置する八潮の歴史と文化が紹介されています。アクセスは草加駅から徒歩25分の案内。車椅子利用者は車の利用が便利です。来館者用駐車場に身障者用駐車スペースが設けられています。
エントランスまで段差迂回スロープが設置されています。
資料館の出入口は自動ドア。車椅子で問題なく入館できます。
2フロア構造の施設で、業務用の大型エレベーターで上下階移動します。トイレは1Fと2Fそれぞれにあります。バリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、シンプルな設備のトイレです。
展示室は2Fです。階段途中にある展示物は車椅子では観覧できません。
常設展示室内はフラットでスペースに余裕があります。車椅子から見難い気になる展示はありません。
屋外に明治初期の名主の大規模民家「旧藤波家住宅」が保存展示されています。古民家なのでバリアフリーではありませんが、段差迂回スロープを通り車椅子で古民家内をのぞくことができます。やや悪路ですが住宅の周りを通り、表玄関側に移動すれば、他住宅内に車椅子で入ることが出来ないことはありません。今回取材時は現地のスタッフが丁寧に解説して下さいました。
八潮市立資料館は車椅子で観覧できる施設です。
(本稿は2024年1月に執筆しました)