1830年代から60年代を中心にした古い写真の企画展です。英国から借りた貴重な資料を展示。そのため東京都写真美術館(TOP)では珍しく、手荷物検査があります。
会場はTOP3階展示室。2019年3月5日から5月6日までの開催。観覧料は、障害者手帳の提示で本人と介助者2名まで無料に減免されます。1Fの総合受付で観覧手続きを行ってください。
ほとんどの作品は壁面展示で、車椅子での鑑賞に大きな問題はありません。一部展示ケース内に平面に置かれた作品があります。本展で使用されている展示ケースは横の面もガラス構造で、車椅子目線で横から鑑賞することができます。ただし作品は傾斜展示されていないので、真横から見ることになります。
古い写真作品なので展示室内の照明は落とし気味で、空調は19℃に管理されます。とくに傷みやすい作品は、壁面展示に布カバーがかけられ、鑑賞者がカバーを上にあげて鑑賞します。カバーを完全に上に持ち上げることは、車椅子からでは手が届かないので無理でした。
写真作品としての芸術性を楽しむ他に、19世紀の英国の様子を知る楽しみがあります。幕末から明治にかけて、渡英した日本人が英国の様子にどれだけ驚いたのか、想像できます。
来日した英国カメラマンが写した同時代の日本および日本人の写真と、英国との比較も楽しい見方です。館内は少し肌寒い温度に管理されています。冷房に弱い方は注意してください。