ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム バリアフリー情報

埼玉県所沢市に2020年に誕生した施設です。ところざわサクラタウン全体と、核施設である角川武蔵野ミュージアム、隣接する「所沢市観光情報・物産館 よっとこ」のバリアフリー状況を紹介します。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

東所沢駅から徒歩10分の案内です。駐車場は、施設内にあるのが第1駐車場です。一般車両の収容は106台。珍しいケースですが、右折入庫が正規ルートです。

入庫すると施設の屋内駐車スペースに出ます。この屋内部は、身障者用駐車スペースもありますが、関係者用の駐車場です。一般車両はその先の屋外スペースに誘導されます。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

第1駐車場の屋外スペースにも、身障者用駐車区画が用意されています。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

屋内部に車椅子マークの乗降場所が用意されているので、雨天でも安心です。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

他に40台を収容する第2駐車場、143台を収容する第3駐車場があります。また131台を収容する「よっとこ」の駐車場の利用も便利です。

駐車場は有料で、ところざわサクラタウンの一部の店舗では、利用金額に応じた駐車料金のサービスがあります。角川武蔵野ミュージアムは、駐車サービスはありません。「所沢市観光情報・物産館 よっとこ」の駐車場は、同施設の利用で駐車サービスがあります。第1駐車場または第2駐車場を利用した場合の、車椅子でのアクセスルートです。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

第一駐車場の屋外から、関係者用の屋内駐車場に移動して、そこにあるエレベーターを利用します。問い合わせが多いようで、エレベーターの簡易な案内書が現地に複数設置されています。エレベーターで角川武蔵野ミュージアムのエントランスなどがある、ところざわサクラタウンの2Fに上がることができます。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

第三駐車場と「よっとこ」の駐車場を利用した場合は、「よっとこ」から歩行者ブリッジを渡るルートが便利です。

ところざわサクラタウン

「よっとこ」でエレベーターを利用してブリッジの高さに上がります。

ところざわサクラタウン

かごのサイズは十分にあるエレベーターです。一般的な車椅子は問題なく収容します。

ところざわサクラタウン

ブリッジを通りサクラタウンの2Fに移動できます。

ところざわサクラタウン

角川武蔵野ミュージアムのバリアフリー状況です。エントランスは2Fになります。角川武蔵野ミュージアムの観覧料は、障がい者減免制度はありません。

ところざわサクラタウン

総合インフォメーションで入館手続きを行います。現在のところ、観覧は入館時間予約制です。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

各フロアはフラット構造で、館内のエレベーターは大型、バリアフリートイレはほぼ各階に用意されています。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

2F全体、車椅子での利用に大きな問題はありません。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

各フロアの展示コーナーは車椅子で観覧可能です。手の届かない高い場所の本は、スタッフに相談すると対応していただけます。

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4Fと5Fは階段で移動するのが通常ルートで、階段にも本の展示があります。ここは車椅子で利用できません。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

本棚劇場で30分毎に開催される、プロジェクションマッピングは車椅子で鑑賞できます。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

4Fの企画展示室はバリアフリー仕様です。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

5Fのギャラリーも バリアフリー仕様です。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

2Fのショップなどもバリアフリー。角川武蔵野ミュージアムの館内は、車椅子で大きな問題なく利用できます。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

武蔵野令和神社の状況です。社殿全体は大きな屋根が特徴です。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

神社は車椅子で参拝可能です。鳥居が建ち並ぶ参道を通行します。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

拝殿はフラットな構造ですが、賽銭箱の手前は車椅子で動きにくいデコボコ路面です。無理をせずに、デコボコの手前から参拝することをお薦めします。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

手前は大鳥居。その先は絵馬かけです。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

エレベーターでサクラタウンの3Fに上がると、記念撮影スポットがあります。角川食堂があるフロアです。もちろん車椅子でここまで移動可能です。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

話題の店舗をピックアップして紹介します。「LOVE埼玉パーク」は、埼玉のPRショップです。それほど広いお店ではありませんが、問題なく車椅子で利用できます。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

「ラーメンWalkerキッチン」は、カウンター席のお店です。

「ダ・ヴィンチストア」は書店です。段差はありませんが、店内の通路はあまり広くはありません。混雑していると、車椅子での移動は苦戦します。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

現在のところ、2ヵ所ある出入口が、それぞれ入口と出口に指定されています。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

「ところざわサクラタウン」は高低差のある土地を活用した施設なので、車椅子では上手にエレベーターを利用して、アップダウンを回避して下さい。

ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム

2021年5月に開業した所沢市観光情報・物産館「YOT-TOKO」のバリアフリー状況です。「よっとこ」は、バリアフリー仕様です。

ところざわサクラタウン

道路から一段高い位置にありますが、段差回避スロープ路が設けられています。

ところざわサクラタウン

全く段差のない構造です。建物の裏側が有料駐車場で、身障者用駐車スペースが用意されています。館内には所沢、あるいは埼玉にゆかりの商品が並びます。フラットな構造で、通路幅は余裕があります。

ところざわサクラタウン

カフェ側の出入口も自動ドアです。

ところざわサクラタウン

連絡ブリッジの下にトイレがあり、ユニバーサルベッドがあるバリアフリートイレが1つ用意されています。

ところざわサクラタウン

サクラタウンと「よっとこ」は、車椅子で利用できるバリアフリー施設です。

(本稿は2021年8月に加筆修正しました)

群馬の大古墳 かみつけの里博物館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

群馬県高崎市にある施設です。古墳時代の5世紀に、群馬県地域は「上毛野(かみつけの)」と呼ばれていました。榛名山の噴火で埋没した、古代の王の世界を解説する博物館です。開館は1998年ですが、改修されて車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

群馬の大古墳 かみつけの里博物館

アクセスは車が便利です。広大な「上毛野はにわの里公園」にある施設で、博物館の前に広い駐車場があります。

身障者用駐車区画が屋根なしで2台分用意されています。直感的には博物館エントランスの近くにありそうに思えますが、エントランスに続く長いアプローチの先にあります。横幅は十分に余裕がある駐車スペースです。

群馬の大古墳 かみつけの里博物館

アプローチから全く段差なくエントランスに入ります。出入口は自動ドアです。

館内に入ると左側にロッカー、そして右側に展示があります。今回取材時は、古墳時代の馬の等身大パネルと馬のはにわがあり、古代の馬は小さかった、という解説がありました。エントランスから受付まで、車椅子で問題なく移動できます。

群馬の大古墳 かみつけの里博物館

「かみつけの里博物館」の入館料は障がい者減免制度があり、障害者手帳等の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で手帳を提示して減免措置を受けてください。

群馬の大古墳 かみつけの里博物館

バリアフリートイレの状況です。トイレはエントランスホールの横にあります。バリアフリートイレは1つ。ユニバーサルベッドはありませんが、スペースは余裕がある個室です。ウォシュレット付き便器が備えられています。

群馬の大古墳 かみつけの里博物館

広くてフラットなエントランスホールには、ミュージアムショップがあります。また「王の石棺」の復元模型が展示されています。

群馬の大古墳 かみつけの里博物館

窓越しに見える中庭には多数の「はにわ」が展示され、目を楽しませてくれます。

群馬の大古墳 かみつけの里博物館

展示室のバリアフリー状況です。展示室は1室で9つのコーナーがあります。室内はフラットな構造で、すべての展示を車椅子でみることが出来ます。

群馬の大古墳 かみつけの里博物館

新幹線の建設工事を契機に、遺跡の大規模な発掘調査が行われたそうです。これまでの調査で、王の館、古墳、水田や畑、人々が暮らした村など、当時の社会要素のほとんどが発見されています。展示では、東アジアの中での群馬の王のポジションなどが解説されます。

群馬の大古墳 かみつけの里博物館

上毛野はにわの里公園は、5世紀から6世紀にかけて築かれた3つの前方後円墳がある公園です。写真は「八幡塚古墳」で、車椅子では無理ですが古墳の上まで上がることができます。

群馬の大古墳 かみつけの里博物館

テーマは「よみがえる5世紀の世界」。「かみつけの里博物館」は、群馬に実在した古代の王の世界を知ることができる、バリアフリー施設です。

「上毛野はにわの里公園」の一角にある農産物直売所「はにわの里」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2020年11月に執筆しました)

トッパン小石川 印刷博物館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京都文京区の印刷博物館は、開館20周年を記念して、2020年にリニューアルオープンしました。車椅子からみた、リニューアル後のバリアフリー状況を紹介します。

江戸川橋駅から徒歩8分の案内です。江戸川橋駅は、地上行きエレベーターが設置されました。飯田橋駅からは徒歩13分の案内。後楽園駅および春日駅からは徒歩10分の案内です。江戸川橋駅と飯田橋駅からのルートは、ほぼフラットで、坂道はありません。後楽園駅および春日駅からは、後半に緩い下り坂があります。

車の場合は、トッパン小石川ビルの有料地下駐車場が利用できます。博物館の観覧による駐車料金の減免サービスはありません。

印刷博物館

1FとB1の2フロアを使用した博物館です。1Fには「P&Pギャラリー」があり、無料の企画展やイベントが開催されます。そしてギャラリー内の「ライブラリー」は、約7万点の印刷関連の資料が収蔵され、閲覧および複写サービスが行われています。ギャラリー入口には「ミュージアムショップ」があり、企画展の図録やオリジナルグッズが販売されています。

印刷博物館

B1が常設展・企画展・VRシアターなどがある、印刷博物館の中心フロアです。チケットカウンターはB1にあります。

リニューアルオープンしてからは、入館予約制が導入されています。博物館のHPなどから、予約専用サイトに入り事前予約を行います。

印刷博物館の入場料は障がい者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。

予約システムで入館日時を指定します。指定時間は30分毎です。予約時にチケットの種類指定をします。「障害者本人」と「介助者」という種類があります。予約内容を印刷するか、スマホ画面で提示して入館します。この予約方法は、無料のP&Pギャラリーも同様です。

常設展などがあるB1に入場する際は、チケットセンターで予約内容と障害者手帳を提示してください。無料入場券を発行していただけます。

1F施設は出入口も含めて段差はなく、車椅子で問題なく利用できます。

B1へは通常はエスカレーターで移動します。エレベーターは自由に利用できません。スタッフの誘導が必要です。

印刷博物館

凸版印刷の総合受付か、ミュージアムショップ付近にいるスタッフにエレベーター利用を申告して下さい。すぐに担当スタッフに連絡していただけます。

印刷博物館

1Fのエレベーター乗降場所は、「トッパンホール」側にあります。

印刷博物館

B1 の乗降場所は、スタッフ専用スペース内です。そこからスタッフの誘導を受けてドアを1枚通り、チケットセンターの前に進みます。

印刷博物館

バリアフリートイレはB1のトイレにあります。

常設展のバリアフリー状況です。自動ドアを通り、B1常設展示会場に進みます。

印刷博物館

「VRシアター」は、オリジナルプログラムを上映する小さなホールです。座席数は30席で、先着順で観覧できます。車椅子では段差の無い前列席横からの観覧になります。

一般展示コーナーは「プロローグ」から始まります。リニューアル前は、車椅子ではのぞき込めない構造の展示がありましたが、リニューアルでその展示はなくなりました。すべての展示が車椅子から観覧できます。

その先の自動ドアを通過すると常設展示室です。室内はバリアフリーで、車椅子からすべての展示を観覧できます。リニューアル前よりも、車椅子で見やすくなりました。

展示室内には「印刷工房」があり、印刷職人さんの技をみることが出来ます。またワークショップが開催されます。

リニューアルで展示構成がより洗練されました。学べるのは印刷の歴史と技術です。そして印刷による社会的、文化的な影響を考察します。印刷博物館では新しい学問領域「印刷文化学」と定義しています。

エレベーターのスタッフ誘導による利用は変わっていません。展示内容は洗練され、より車椅子で観覧しやすくなりました。印刷博物館は、車椅子で「印刷文化学」に触れることができる施設です。

東京のユニークな博物館を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2020年10月に執筆しました)