伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

群馬県伊勢崎市の赤堀地区にある歴史民俗資料館です。入館は無料。旧石器時代からの埋蔵文化財を中心にした展示解説がある施設です。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

アクセスは車が便利です。公共施設が建ち並ぶエリアにある歴史民俗資料館で、エントランスの近くに身障者用駐車スペースが2台分用意されています。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

駐車場からは舗装路を通りエントランスに向かいます。途中に小さなデコボコがあるので、気を付けて車椅子を進めてください。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

前庭には屋外アートが展示されています。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

昭和30年に発掘調査が行われた、丸塚山古墳の箱式石棺の復元展示物もあります。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

エントランスに段差はありませんが、出入口のドアは二重の開閉式手動ドア。車椅子では介助者が必要な構造のドアです。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

館内1Fはフラットな構造です。今回取材時は収蔵資料展「銘仙万華鏡」が開催されていました。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

1F常設展示室は車椅子で観覧できます。旧石器時代の石器の展示から始まり、縄文式土器の展示へと続きます。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

大きな馬は蛇塚古墳から出土した埴輪馬で7世紀ごろのものです。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

古墳から出土した埴輪の展示は迫力があります。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

2F展示室は江戸時代の民家の様子が再現展示されていますが、階段のみで車椅子では見学できません。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

バリアフリートイレは1F にあります。スペースは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館

伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館は、1F展示室は車椅子で観覧できます。2Fへは階段で行く構造の施設です。

伊勢崎市指定文化財である「いせさき明治館」と「旧時報鐘楼」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年7月に執筆しました)

相撲ファン必見 稲敷市立歴史民俗資料館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

霞ヶ浦と利根川にはさまれた水郷地帯、茨城県稲敷市の市立歴史民俗資料館は、常設展示室「相撲」がある相撲ファン必見の資料館です。屋外展示では江戸時代に活躍した地元出身の第7代横綱「稲妻雷五郎」の銅像があり、足元の通路には双葉山、千代の富士など名横綱の手形モニュメントが9基並びます。その先にあるのは休憩所「稲妻茶屋」で、内部には原寸大の土俵がしつらえてあるそうです。

稲敷市立歴史民俗資料館

一般的な歴史と民俗の紹介もある資料館です。屋外には明治34年の丸型郵便ポストや、昔の排水機のエンジンとポンプが展示されています。屋内常設展示室は、展示室1が「歴史」で、展示室2が「民俗」、そして展示室3が「相撲」です。

稲敷市立歴史民俗資料館

徒歩圏に駅はありません。アクセスは車が便利です。来館者用駐車場があり、エントランスの近くに身障者用駐車スペースがあります。

稲敷市立歴史民俗資料館

建物のエントランスは段差構造で、左右に段差迂回スロープが設置されています。

稲敷市立歴史民俗資料館

傾斜は緩やかなスロープです。車椅子で問題なく移動できます。

稲敷市立歴史民俗資料館

横綱像などを見学してから、舗装路面を通り館内へ移動できます。

稲敷市立歴史民俗資料館

稲敷市立歴史民俗資料館は「白鷺の里文化公園」の中にあり、建物は図書館との複合施設です。2フロア構造でバリアフリートイレは1Fと2Fの両フロアにあります。

稲敷市立歴史民俗資料館

図書館側の過半は、天井が高いワンフロア構造です。

稲敷市立歴史民俗資料館

エントランスから館内に入ります。段差の無い構造で出入口は自動ドアです。

稲敷市立歴史民俗資料館

稲敷市立歴史民俗資料館は入館無料です。館内はバリアフリー仕様でエレベーターがあります。

稲敷市立歴史民俗資料館

1F展示室1は「歴史」。水との関わりを中心に、縄文時代からの暮らしを紹介します。洪水の常襲地域に生きてきた人々の、水と共存する知恵の歴史です。

1F展示室2は「民俗」。農家の暮らし、伝説、信仰、地域の共同生活の様子などが紹介されています。

2F展示室3が「相撲」です。第7代横綱「稲妻雷五郎」を中心に、茨城県出身力士の紹介、大相撲の歴史などが紹介されます。展示室内は撮影禁止です。

2Fには企画展示室があります。今回取材時は企画展「相撲錦絵の世界」展が開催されていました。2F は大相撲一色です。

1994年に東村歴史民俗資料館として誕生した施設です。その後1996年に東町になり、2005年に江戸崎町、新利根町、桜川村と合併して稲敷市になりました。横綱「稲妻雷五郎」は旧東町の阿波崎(あばさき)に、1802年に生まれた地元の英雄です。

全国に数多くの歴史民俗資料館がありますが、相撲の歴史に注力した資料館は珍しい存在です。稲敷市立歴史民俗資料館は、相撲ファンにお薦めできるバリアフリー施設です。

霞ヶ浦の景勝地、茨城県稲敷市浮島にある「直売所浮島」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2022年6月に執筆しました)

東洋文庫ミュージアム 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京都文京区本駒込にある公益財団法人「東洋文庫」が運営するミュージアムです。東洋文庫は、三菱第三代当主岩崎久彌氏が1924年に設立した東洋学の研究図書館で、約100万冊の蔵書を有する、歴史・文化研究および資料研究を行っている組織です。

ミュージアムは、多くの人に東洋学への興味をもっていただくことを目的に、2011年に開館しました。ミュージアムは有料の施設で、観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が一般料金の半額以下に減免されます。

不忍通りに面した立地で、駒込駅から徒歩8分の案内です。そして来館者用の無料駐車場が8台分用意されています。

不忍通りに面して建つ大きなビルは、東洋文庫の事務室、研究室、そして100万冊の蔵書の書架などがあるようです。敷地は奥深く、大きなビルの裏側にミュージアム棟が伸びるような構造で、更に奥に中庭があり、中庭を囲むようにレストラン棟があります。駐車場は見えにくい場所で、不忍通りから直接レストトラン棟へ向かう、敷地内の私道沿いに駐車区画が並びます。

東洋文庫ミュージアム

通り沿いの大きな建物の1Fにミュージアムの入口があります。ビルを支える巨大な柱が特徴的なエントランス空間です。

東洋文庫ミュージアム

ミュージアムのエントランスはフラットな構造で、出入口は自動ドアです。車椅子で問題なく入館できます。

東洋文庫ミュージアム

もう1枚自動ドアを通り、ミュージアムに入ります。

東洋文庫ミュージアム

ミュージアムショップと受付があります。受付で観覧料を支払い、入館の手続きを行います。レストラン棟と自由に出入りができるために、観覧料を支払った人は胸にシールを張るルールです。

東洋文庫ミュージアム

バリアフリートイレは1Fのパブリックスペースにあります。

東洋文庫ミュージアム

ミュージアムは2フロア構造です。最初に受付の奥にある1F展示室を観覧します。

東洋文庫ミュージアム

高い天井と大きなガラス窓が美しい展示室「オリエントホール」です。窓越しに中庭とレストラン棟が見えます。

東洋文庫ミュージアム

長い展示ケースには貴重な書物が展示されています。タッチパネル式の蔵書検索システムも設置されています。

東洋文庫ミュージアム

2Fへは通常は階段で移動します。

東洋文庫ミュージアム

階段の下に「エレベーターを利用する方は受付にお声がけください」という案内があります。

東洋文庫ミュージアム

車椅子では、いったん展示室を出て、受付に声をかけます。ミュージアムショップの近くにエレベーターがあります。

東洋文庫ミュージアム

スタッフの誘導をうけて2Fへ上がります。2Fで空中ブリッジを通り展示室へ移動します。

東洋文庫ミュージアム

2F展示室から空中ブリッジを見ると、車椅子のために特別な観覧ルートが用意されていることが実感できます。

東洋文庫ミュージアム

スタッフの誘導で「モリソン書庫」に移動します。帰りも同じルートです。

東洋文庫ミュージアム

ミュージアムの目玉展示「モリソン書庫」は、オーストラリア人ジャーナリスト「G・E・モリソン」が蒐集した欧文で書かれた東洋に関する書籍約2万4千冊を、1917年に東洋文庫創設者の岩崎久彌氏が、現在の価格にすると約70億円で一括購入したコレクションです。この書庫にある本を手に取ることはできません。

モリソン書庫内に展示スペースがあり、貴重な蔵書が開かれて展示されています。

東洋文庫ミュージアム

モリソン書庫の裏側が「岩崎文庫」です。そこへ至る「回廊の路」は車椅子で移動できるフラットな構造です。

東洋文庫ミュージアム

岩崎文庫の企画展示室「ディスカバリールーム」はフラットな構造ですが、一部に車椅子からは観覧できない、上から観覧する展示ケースがありました。

東洋文庫ミュージアム

車椅子から観覧できる展示ケースもあります。ここでは年間3本程度の企画展が開催されます。今回取材時は「日本語の歴史展」が開催されていました。会期は2022年5月25日から9月25日までです。

東洋文庫ミュージアム

1Fの展示室から手動ドアを通り、中庭へ出ることができます。ただし車椅子で通りやすいドアではありません。中庭の端にあるのは「知恵の小径」で、レストラン棟までつながっています。

東洋文庫ミュージアム

レストランは東洋文庫と小岩井農場が共同運営する「オリエント・カフェ」で、可動式のテーブル席があるお店です。

東洋文庫ミュージアム

テラス席、店内席ともに、車椅子で利用できます。

東洋文庫ミュージアム

中庭は「シーボルト・ガーデン」。シーボルトの「日本植物誌」に掲載された木々や花々が植えられています。

東洋文庫ミュージアム

アジサイはシーボルトによって紹介されました。屋外アートの展示もあります。

東洋文庫ミュージアム

中庭を鑑賞して再度1F展示室に戻ります。ここで胸につけた入館シールが必要になります。

東洋文庫ミュージアム

東洋文庫は、東洋全域の歴史と文化に関する様々な文献資料の蒐集と研究を行う専門的な機関です。東洋文庫ミュージアムは、一般向けに貴重書などを展示公開する車椅子で観覧できるバリアフリー施設です。

東京にあるユニークな博物館を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年6月に執筆しました)