おうら町シンボルタワー未来MiRAi 車椅子観光ガイド バリアフリー情報

群馬県の南東部に位置する邑楽(おうら)町が、地域振興施策「ふるさと創生一億円事業」として、1993年に開業させた観光タワーです。邑楽町は三村が合併して1968年に町制に移行。以来50年以上、町制を維持しています。

シンボルタワーの展望室は高さ約40ⅿ。150人が入場可能。車椅子で観光ができるバリアフリー施設です。

アクセスは車が便利です。町役場、公民館、保健センター、図書館などがあつまる公共施設エリアにあります。駐車場はエリア全体に複数か所あり、「シンボルタワー未来MiRAi」へは、農産物直売所「あいあいセンター」前の駐車場の利用が便利です。近くには、身障者用駐車スペースは見当たりませんでした。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

駐車場から「シンボルタワー未来MiRAi」エントランスへは、段差回避スロープを通り車椅子で移動できます。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

エントランスホールまで、舗装通路が整備されています。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

通路からエントランスに上がる箇所は、小さな段差があります。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

タワーの入口は自動ドアです。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

入口から段差なくエントランスホールに進むことができます。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

ピンク色のカーテンの前が記念撮影スポットです。その横にバリアフリートイレがあります。

バリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、設備はシンプルなトイレです。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

エントランスホールを進むと、壁面棚が「手づくりミニショップ」。その奥に受付があります。「シンボルタワー未来MiRAi」は有料施設ですが、展望室料金の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けます。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

エレベーターで展望室へ上がります。エレベーターは11人乗り。大型の車椅子でも乗り込めます。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

展望室は360度ビュー。低い位置からガラスなので、車椅子目線で眺望が楽しめます。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

赤城、榛名、妙義の上毛三山が眺望できます。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

展望室は変形九角形。タワーは三角形、時計やテーブルなど館内のインテリアは三角形が基調。1968年に三村が合併して邑楽町が誕生したことに由来した「三角形」ということです。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

展望室から足元の公共施設と駐車場が見下ろせます。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

おわらいタレント、ロバートの山本博氏が邑楽町の出身。エレベーター内での音声ガイドを担当していました。また展望室のガラス面には「山本邸」という→案内が掲示されています。

毎年11月下旬から1月末まで、イルミネーションイベント「HiKARi MiRAi」が開催されます。

おうら町シンボルタワー未来MiRAi

1990年代の施設ですが、おうら町シンボルタワー未来MiRAi は、車椅子で利用できます。

多々良沼公園の整備と一体となって建設された「群馬県立館林美術館」の詳しいバリアフリー情報を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年11月に執筆しました)

飯田橋駅「史跡展望テラス」車椅子利用ガイド バリアフリー情報

2021年7月、JR飯田橋駅西口に「エキュートエディション飯田橋」がオープンしました。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

その2Fに「史跡展望テラス」が誕生。「牛込見附跡」「江戸城外堀跡」の2つの重要文化財を眺望できるテラスで、無料公開されています。テラスは車椅子で利用できるフラットな構造です。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

車椅子での利用方法です。JR飯田橋駅西口のエレベーターを利用します。改札フロアより一段低い駅前の路面地点から、改札フロア、そして2Fをつなぐエレベーターです。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

下の写真は駅の外側から利用する場合の乗降場所です。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

次の写真は2Fの乗降場所。手前に写っているのは5枚の解説版です。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

「甲武鉄道市街線の誕生」。明治22年に開業しました。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

「牛込駅」。明治27年に開業しました。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

「甲武鉄道国有化・複々線化と飯田橋駅」。昭和3年に飯田橋駅が開業しました。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

「牛込門・牛込駅周辺の変遷」。このエリアの江戸時代からの変遷が紹介されています。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

「牛込門と枡形石垣」。展望できる史跡の解説です。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

下の写真が、テラスから眺望する史跡「牛込見附跡」です。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

史跡を臨む側にある解説版は「外堀の土塁」。お堀の構造の解説があります。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

下の写真がテラスからみた現在の外堀です。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

「エキュートエディション飯田橋」の2Fは、「プレッセ飯田橋デリマーケット」と「ゴディバカフェ」が営業しています。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

その奥にはバリアフリートイレが用意されています。スペースに余裕がある、設備はフル装備のトイレです。ユニバーサルベッドはありません。

飯田橋駅「史跡展望テラス」

飯田橋駅「史跡展望テラス」は、車椅子で利用できるバリアフリーなテラスです。

近隣の商業施設「飯田橋サクラテラス」を別稿で紹介しています。ご参照ください。

(本稿は2021年8月に執筆しました)

埼玉県の穴場観光スポット 安全安心なバリアフリー施設

障がいのある家族と、足の悪いお年寄りと、そしてベビーカーの幼児と一緒に、安心安全に利用できる、埼玉県の穴場的なバリアフリー観光スポットを厳選して紹介します。

施設名称をクリックすると、より詳しい紹介ページにリンクします。ご参照ください。

〇本庄早稲田の杜ミュージアム(本庄市)

本庄早稲田駅から徒歩圏内ですが、豊かな自然環境の中、穴場感あふれる施設です。早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター1Fにあり、本庄市と早大が所蔵する考古学分野の資料が共同で展示されます。シンボルは笑う埴輪。この顔は子どもにもうけるかもしれません。

本庄早稲田の杜ミュージアム 車椅子観覧ガイド

〇塙保己一記念館(本庄市)

「塙保己一」は江戸時代の盲目の国学者です。新しくて綺麗で、バリアフリーレベルが高い記念館で、展示に派手な演出はありませんが、価値ある資料が展示解説されます。本庄市の郷土の偉人の記念館は、質の高い穴場ミュージアムです。

塙保己一記念館

〇桶川飛行学校平和祈念館(桶川市)

「熊谷陸軍飛行学校桶川分教場」の主要な建物を復元して2020年に開館した施設です。わかり難い場所にあるので、HPには詳しいルート案内が掲載されています。また「トイレの数に限りがございますので、なるべく事前に済ませてご来館ください。」という注意事項があります。リアルに再現された木造校舎内に、飛行学校の生徒たちの生活を紹介する展示などがある、お薦めの穴場施設です。

桶川飛行学校平和祈念館

〇さいたま文学館(桶川市)

市民ホールと一体になった大規模な施設で、埼玉ゆかりの文学の紹介や「彩の国の文学地図」の展示などがあります。地下駐車場があるので、車でアクセスすれば雨天でもまったく濡れずに利用できるバリアフリー施設です。若者受け狙いの企画展などがたまに開催されますが、本質的には地味で真面目な穴場ミュージアムです。

さいたま文学館

〇桶川歴史民俗資料館(桶川市)

無料の資料館ですが、展示内容は一般的に想像する以上に充実している、穴場施設です。桶川市には二つの大きな遺跡があり、そこから出土した国指定重文の逸品を展示。そのほかの展示もセンスがよく、施設全般に清潔感があります。大人の人にお薦めできる資料館です。

桶川歴史民俗資料館

〇桶川べに花ふるさと館(桶川市)

明治後期の民家を改築した施設で、周辺の散策も含めて「やすらぎとなつかしさを感じるふるさとの風景」を提供します。母屋の1Fと2Fで営業する食事処は、1Fテーブル席を確保できれば、車椅子で利用できます。一昔前の桶川の風情と出会える散策拠点。地元の人に愛されている地域創造施設です。

桶川べに花ふるさと館

〇WAKUI MUSEUM(加須市)

ロールスロイス・ベントレーの往年の名車が鑑賞できる博物館です。全国からファンが来館するそうで、路上には北海道から九州までのナンバーがついた車が駐車しています。実際に動く現役のクラッシクカーなので、展示場にはガソリンの匂いが漂います。白洲次郎氏が若き日に所有したベントレーや、同氏に関するミニ資料館があるので、白洲次郎氏について事前知識があると、より深く楽しめます。マニアには有名ですが、一般的には穴場のミュージアムです。

WAKUI MUSEUM

〇加須未来館(加須市)

利根川のスーパー堤防の上の建つ施設で、雄大な坂東太郎利根川の流れを眺望します。科学館の要素が強い施設で、プラネタリウム、実験室、天体観測室がありますが、産直ショップ、お土産売店、軽食コーナーなどもあるので、一言では形容しがたい複合施設です。バリアフリーで混雑回避できる施設であることは間違いありません。

加須未来館

〇春日部龍Q館(春日部市)

中川、綾瀬川などで発生した洪水を江戸川に逃がす「首都圏外郭放水路」。その現地現場にある施設紹介施設です。龍Q館には、放水路のパネル展示や、その仕組みがわかる水流モデル装置などが展示され、また本物の放水路「操作室」があり、ガラス越しに見学可能です。首都圏外郭放水路は世界最大級規模の非日常的な排水施設。大迫力の現場にバリアフリーに触れることができる、穴場施設です。

地底探検ミュージアム龍Q館

〇久喜菖蒲公園(久喜市)

大きな池を中心にした公園で、池のなかに大噴水があり、30分おきに音楽に合わせて大量の水が噴きあがります。慣れない観光客にとってはこの大噴水が珍しいのですが、地元の人は噴水をほとんど見ることもなく、他の遊びに熱中している光景が見られます。地元の人以外にはあまり知られていない、その名の通り菖蒲が美しい公園です。

久喜菖蒲公園

〇忍城と水城公園(行田市)

「行田市郷土博物館」の一部として、石田光成の水攻めで有名な忍城の三階櫓が再現されています。そこから隣接して、「しのぶ池」を中心とした水城公園が広がります。全面的なバリアフリー施設ではありませんが、車椅子ベビーカーでも無理のない範囲で楽しめます。観光地化していない、穴場の観光スポットです。

忍城と水城公園

〇古代蓮の里(行田市)

近年「田んぼアート」で知名度が上がりましたが、まだまだ穴場的な観光施設です。蓮の花、そして田んぼアートのトップシーズンでも、極端な混雑になることはめったにありません。散策ができる公園として、あるいは展望室がある観光施設として、実は通年楽しめる施設です。オフシーズンを狙えば空いています。

古代蓮の里

〇さきたま古墳公園(行田市)

9基の大型古墳がある「埼玉古墳群」を中心に整備された公園です。施設の意義、その規模に比べると、まだまだ知名度が低い穴場施設です。公園内にある「さきたま史跡の博物館」では、国宝の鉄剣が観覧できます。本物の大きな古墳群に簡単にアクセスできる、他に類のない公園です。

さきたま古墳公園

〇キャンベルタウン野鳥の森(越谷市)

国内最大級のバードゲージの中を、色とりどりの野鳥が飛び交う動物園です。施設としては小規模ですが、コンセプトとしてオンリーワンの野鳥園。ただしバリアフリー面ではやや劣ります。ある程度ならデコボコ路面を通行できる、車椅子ベビーカー利用者にお薦めできる穴場施設です。

キャンベルタウン野鳥の森

〇埼玉県自然学習センター(北本市)

北本自然観察公園のビジターセンターです。公園そのものは車椅子ベビーカーでの散策は難しい悪路ですが、自然学習センターはバリアフリー施設。1Fには北本自然観察公園の動植物を紹介する小規模な展示、2Fは園内を見渡す展望室です。通常混雑することはありません。

埼玉県自然学習センター

〇誠之堂・清風亭・旧煉瓦製造施設(深谷市)

「誠之堂」と「清風亭」は、移築された大正時代の建物。「旧煉瓦製造施設」は、明治から操業された煉瓦工場の史跡です。どちらも段差のある構造なので、車椅子ベビーカーでの見学は無理のない範囲になります。週末には現地にボランティアガイドさんがスタンバイ。施設の歴史などについて詳しく解説していただけます。大人向きの穴場観光施設です。

誠之堂・清風亭・旧煉瓦製造施設

誠之堂・清風亭・旧煉瓦製造施設

〇埼玉ピースミュージアム(東松山市)

戦争の記憶をつなぎ、平和の尊さを伝える展示と、展望タワーがある施設です。常設展示室の入口は動く歩道の「タイムトンネル」で、戦時中にタイムスリップする演出です。展望塔の高さは40m超あり、標高を加えると130mほどの高さから埼玉を眺望します。バブル期に開設された、穴場ミュージアムです。

埼玉ピースミュージアム

〇岩槻人形博物館(さいたま市)

開館までには紆余曲折がありましたが、人形の町岩槻に2020年に誕生した施設です。第一展示室は人形作りの紹介、第二展示室がコレクション展示、第三展示室で企画展が開催されます。収蔵資料は人形だけでも約3,500点。新しくてバリアフリーな施設ですが、同時に穴場感が漂う、独特なムードの観光スポットです。

岩槻人形博物館

〇造幣さいたま博物館(さいたま市)

造幣局さいたま支局内にある無料博物館です。貨幣に関する歴史や技術が学べる真面目な施設ですが、ミュージアムショップでは「造幣せんべい」や「和銅最中」を購入できます。平日は工場見学もできる開かれた施設ですが、セキュリティ対策は厳しいので、見学ルールを守って利用してください。

造幣さいたま博物館

〇大宮盆栽美術館(さいたま市)

世界で唯一の盆栽美術館です。穴場というよりは、マニアックな施設というべきかもしれません。屋内展示と屋外展示、有料エリアと無料エリアがあります。盆栽に興味が薄い方でも、見事な逸品には目が向くと思います。ただしサッと見学すると、短時間で観覧が終わってしまう美術館です。

大宮盆栽美術館

〇大宮花の丘農村公苑(さいたま市)

地元の人には人気の公園で、好天の週末は大きな駐車場が満車になることもあります。それでも10ha以上ある広い公園なので、密になる雰囲気ではありません。合計すると3ha以上のお花畑が整備されている、季節のお花を楽しめるバリアフリー公園です。

大宮花の丘農村公苑

〇与野郷土資料館(さいたま市)

令和2年に開館した新しくてバリアフリーな資料館です。SLが走るジオラマ、昔の本町通りのジオラマは精巧。けん玉やコマなど昔の道具で遊ぶことができます。タッチ式の映像コンテンツもあり、アナログとハイテクが融合した令和の時代を感じるミニ資料館です。

与野郷土資料館

〇さいたま市立博物館(さいたま市)

大宮氷川神社の二の鳥居の近くにある、1980年に開館した博物館です。常設展示室は地階にあり、そこに移築した古民家が展示されています。屋内それも地階に古民家がある施設は、珍しいと思います。展示内容は正統派の歴史民俗博物館。現大宮区の歴史、民俗、文化を学ぶことができます。

さいたま市立博物館

〇さいたま市立浦和博物館(さいたま市)

明治11年に建てられ、昭和34年に老朽化のため解体された、旧埼玉師範学校校舎「鳳翔閣」の一部を復元した建物が博物館になっています。見逃せないのはバルコニーの柱頭。アカンサスの葉飾がモチーフと紹介されています。展示は、旧浦和市を中心に、さいたま市の歴史、民俗、文化を紹介しています。

さいたま市立浦和博物館

〇浦和くらしの博物館民家園(さいたま市)

江戸時代に建築されたと推定される古民家を、移築展示している施設です。外観だけではなく、内部も見学ができ、昔の農具や生活道具が展示されています。園内の池では古代蓮を栽培。ミニ資料館があります。見沼田んぼの中央にある、四季の自然を楽しめる野外博物館です。

浦和くらしの博物館民家園

〇難波田城公園(富士見市)

一般的な知名度は高くはありませんが、復元した中世の城跡、移築した古民家、そして資料館がある公園で、完成度が高い立派な施設です。往時の難波田城館は、現公園の3倍以上の規模がありました。「城跡ゾーン」では、戦国時代の曲輪や水堀、土塁を復原。見ごたえのある屋外展示です。

難波田城公園

〇朝霞市博物館(朝霞市)

朝霞市の歴史、民俗、文化を紹介する施設です。無料公開されているこの種の施設としては展示がハイレベルで、見応えがあります。特に江戸時代「膝折宿」であった頃から、東上線の開通から始まる朝霞の近代史までの解説は、ジオラマ、音声ガイド、復元設備など、力が入った展示です。穴場施設ですが、コロナ禍以前は近隣の福祉施設からのお出かけ先として人気がありました。

朝霞市博物館

〇大井郷土資料館(ふじみ野市)

江戸時代には川越街道の大井宿だった、旧大井町地区の歴史資料館です。展示内容は郷土博物館の典型的なパターンで、期待を裏切りません。絶対的な穴場施設です。大井の地名の由来になった、平安時代に掘られた井戸の展示解説があり、大井町の歴史の永さがわかります。

大井郷土資料館

〇上尾市自然学習館(上尾市)

「上尾丸山公園」内にある屋内施設です。公園の散策路は、バリアフリーではありませんが、学習館は車椅子ベビーカーで利用できます。丸山公園の植物生態をモデル化した展示や、鳥類の展示があります。隣接して「天体観測棟」があり、日中は太陽を観察する無料プログラムなどが開催されます。子どもと一緒に遊べる穴場施設です。

上尾市自然学習館

〇奥秩父もみじ湖(秩父市)

眺望が楽しめるバリアフリーな公園スペースが設けられています。秩父の山奥の秘境にある人造湖なので、澄んだ空気を味わいながら、季節の自然の景観を楽しめます。アウトドア穴場観光スポットです。

https://ikiru-chikara.org/ryogami/

武甲山資料館(秩父市)

羊山公園の高台にある武甲山の自然と鉱物を紹介する資料館です。武甲山の今昔の姿、自然、石灰岩の採掘方法や自然再生への取り組みなどが展示解説されています。採掘によって変容を続ける武甲山を記録し、後世に伝えます。

武甲山資料館

〇吉見百穴(吉見町)

有名な史跡ではありますが、聞いたことはあるけど訪れたことがない方が多いのではないでしょうか。本稿では盲点の穴場施設として紹介します。国内最大規模の横穴墓群と、地下軍事工場跡、そしてヒカリゴケが横穴墓内などに自生している施設で、「資料展示館」と「埋蔵文化財センター」があります。一度は実際に見ていただきたい異様な景観です。

吉見百穴

〇八丁湖公園(吉見町)

八丁湖は農業用の人工湖。バリアフリーな超穴場公園です。湖畔を巡る一周約1,600mの舗装された周回路があり、多少のアップダウンはありますが車椅子ベビーカーで通行可能です。桜から紅葉まで、季節の自然美が楽しめます。

八丁湖公園

〇建具会館(ときがわ町)

ときがわ町は関東有数の生産量を誇る建具の町。建具、家具、工芸品などが展示販売される施設です。コンセプトと施設名称が魅力的な山奥の穴場施設。多種多様な建具に触れることができる希少な施設です。

建具会館

〇嵐山史跡の博物館(嵐山町)

国指定史跡「菅谷館跡」の中に建つ博物館で、展示内容は地元の中世城館史跡に絞った専門施設です。博物館としては大規模で、屋外の菅谷館跡へとつながります。専門性が高い展示がある施設なので、来館前に嵐山周辺の中世城館史の予習をすることをお薦めします。

嵐山史跡の博物館

〇埼玉県立川の博物館(寄居町)

荒川沿いにある荒川をテーマにした博物館です。屋内展示、屋内型アトラクション、屋外展示、屋外型アトラクションがあります。シンボルは巨大水車。日本一の大きさを誇ります。

埼玉県立川の博物館

〇おがの化石館(小鹿野町)

穴場の中の穴場施設です。高さ100m、幅400mの「ようばけ」で採集された化石が展示されています。大型魚類の新種として認定された「チチブサワラ」の化石、奇獣とよばれる「パレオパラドキシア」の化石などです。ここまで読んで、何のことかまったくわからない人が多いと思います。穴場好きの方は、期待して別稿を参照してください。

おがの化石館と秩父のようばけ

〇両神国民休養地福寿草園(小鹿野町)

ここは埼玉県のなかで、車椅子ベビーカーで最も山奥まで行くことが出来る場所の一つだと思います。アクセスは車。道案内標識に従い、県道から国民休養地内の公園管理道路に入ります。現地はアップダウンがあるので、車椅子ベビーカーでは、無理のない範囲で散策を楽しむことになります。体力のある人にしかお薦めできません。車椅子の冒険者になれる穴場施設です。

両神国民休養地福寿草園

埼玉県には車椅子やベビーカーの家族と利用できる、バリアフリーな穴場施設が多々あります。いずれも混雑を回避しやすい、お薦めできる穴場施設です。

(本稿は2021年5月に執筆しました)