サイボクハム本店 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

埼玉県日高市の「サイボクハム本店」は車椅子で利用できる施設です。年間400万人を集客する「ミートピア」のバリアフリー状況を紹介します。

広い敷地に大駐車場、お肉売り場、野菜直売所、レストラン、テイクアウトショップ、日帰り温泉、有料のアスレチックコーナーなどがあります。

施設の全体概要

かってパークゴルフや陶芸教室があったエリアの一部には、新工場が建設されました。

新工場が建設

施設はバリアフリー改修が進み、現時点では施設のほぼ全域を車椅子で移動することが出来ます。

施設の全体概要

アクセスは車が便利です。無料駐車場はP1からP6まであります。身障者用駐車区画があるのはP1とP2です。

サイボクハム本店

P1の身障者用駐車区画の場所は、駐車場内を進んだ先の最後の一角、レストランにもっとも近い場所です。現在のところ、駐車場内に身障者スペースへの誘導案内板はありません。

障害者用駐車区画の場所

P2の身障者用駐車区画の場所は、野菜直売所の手前にあります。混雑時は誘導スタッフがいるので、車椅子利用の旨を申告相談してください。この身障者用駐車区画が満車の場合は、日帰り温泉施設寄りのスペースに誘導されます。

障害者用駐車区画の場所

お肉売り場の正式名称は「サイボク日高本店」です。

サイボクハム本店

入口は店舗正面の右側、出口は左側です。出入口は自動ドアで段差のない構造。店内通路はすべてフラットです。

お肉売り場棟のバリアフリー状況

店内が混雑していると、試食コーナーの前などが車椅子通行に苦戦するポイントになりますが、ゆっくりと店内移動をすれば問題はありません。レジから袋詰め台にかけても、混雑していなければ車椅子での移動に問題はありません。

店内は概ね一方通行で回遊する設定です。お肉売り場の後にパン屋があり、一部のパンはパン屋レジでの精算になります。この場合、お肉を入れた買い物かごを持ちながら、パン屋のトレーをもつことになるので、車椅子では介助者がいると助かります。

(コロナ禍以後、2022年秋の時点では、コロナ対策で試食はおこなわれていません。またパンコーナーのレジは閉鎖されています)

お肉売り場棟のバリアフリー状況

農産物直売所の正式名称は「楽農ひろば」です。

サイボクハム

店舗は出入口に壁やドアのない開放的な建物で、通路はフラットで幅は余裕があります。車椅子での買い物に大きな問題はありません。

野菜直売所棟のバリアフリー状況

開放的ではありますが冷暖房設備はあり、夏冬でも極端な暑さ寒さは防げます。精米をするお米売場もフラットでワイド構造、フルーツ店もフラット、車椅子で利用可能です。果物コーナーの一角に生ジュース販売スタンドがあります。

サイボクハム

カップに生の果物が入った状態で用意されていて、注文が入るとミキサーでジュースにします。

サイボクハム

隣接する別棟の「狭山茶の店」も出入口に段差はありません。

野菜直売所棟のバリアフリー状況

「楽農ひろば」前の広場には、屋台やテントが出店します。これらの車椅子での利用も大きな問題はありません。

野菜直売所棟のバリアフリー状況

レストラン棟のバリアフリー状況です。店名は「レストランサイボク」。店内は「焼肉大ホール」と「洋食コーナー」に分かれます。「焼肉大ホール」の席でも、洋食メニューをオーダーすることが出来ます。

サイボクハム本店

「洋食コーナー」は可動式のテーブルと椅子席なので車椅子での利用は可能です。週末のランチタイムなど混雑時は、「焼肉大ホール」よりも待ち時間が長くなる傾向があります。

レストラン棟のバリアフリー状況

「焼肉大ホール」は、大型で動かせないテーブルと背もたれの無いベンチシートです。車椅子の場合、ベンチシートを外して一般的な椅子席を用意していただけます。レストランスタッフに相談して下さい。レストラン棟内のトイレには、バリアフリートイレはありません。

レストラン棟のバリアフリー状況

テイクアウトショップのバリアフリー状況です。スペアリブ、ステーキ、煮込み、豚まんなど、多彩なメニューをテイクアウトできる「キッチン&カフェテリア」。週末は行列が出来る事がありますが、段差などはないので車椅子でテイクアウトすることが出来ます。サイボク敷地内に複数箇所、屋外のフリーテーブルコーナーがあり、可動式のテーブルと椅子席なので車椅子で利用できます。

サイボクハム

キッチン&カフェテリア棟内にもフリーテーブルがあります。ややスペース的に狭いので、混雑時は車椅子での利用は苦戦します。また2F席は階段だけなので、車椅子では利用できません。

サイボクハム本店

日帰り温泉の名称は「花鳥風月」。入口で靴を脱いで上がります。車椅子ではタイヤを拭いて館内へ移動します。1Fのレストランは、温泉利用をしなくても利用できます、一般的なテーブル席があるので車椅子での利用は可能です。

お風呂は車椅子のための特別な設備はありませんが、手摺りの設置など一般的なバリアフリー設備は導入されています。休憩室がある2Fへは、エレベーターで移動できます。

日帰り温泉のバリアフリー状況

バリアフリートイレの状況です。敷地内2か所に独立棟トイレがあり、それぞれにバリアフリートイレが用意され「車椅子専用」と案内されています。いずれもウォシュレット付きのトイレです。

レストランとお肉売り場に近いトイレ棟のバリアフリートイレは、スペースが狭いトイレです。

障害者用トイレの状況

介助者と利用する場合は、野菜直売所に近いトイレ棟のバリアフリートイレの方が広くて使いやすいトイレです。

障害者用トイレの状況

レストラン棟の近くに「授乳室」があります。

サイボクハム本店

敷地内には大きな枝垂桜があり、春は美しく咲き誇ります。

枝垂桜と池の鯉、そしてイルミネーション

また枝垂桜に並んで鯉が泳ぐ「ひょうたん池」があり、車椅子で景観を楽しむことが出来ます。

枝垂桜と池の鯉、そしてイルミネーション

車椅子での利用はできませんが、有料のアスレチック施設「サイボクの森」があります。

有料のアスレチック施設「サイボクの森」

なお近隣の智光山公園のバリアフリー状況は、別稿「狭山 智光山公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

夜になると、部分的ですがイルミネーションが輝きます。

枝垂桜と池の鯉、そしてイルミネーション

サイボクハム本店は車椅子で利用できます。ゴールデンウィークなどは周辺道路が渋滞するほどの混雑になることもあるので注意してください。

(本稿は2022年4月に加筆しました)

とらや赤坂店 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

2018年10月にリニューアルオープンした「とらや赤坂店」のバリアフリー状況を紹介します。

場所は青山通り沿いです。この一帯は坂道で、車椅子での移動は体力を使います。収容台数は9台ですが1Fに駐車場があります。館内への入口に近い駐車区画に車椅子マークがついています。

とらや赤坂店

駐車場から館内へバリアフリーに移動できます。

とらや赤坂店

店舗内はバリアフリー設計です。各フロアは完全なフラット構造で、エレベーターが1基あります。車椅子での利用に大きな問題はありません。B1と2Fにバリアフリートイレがあります。下の写真は2Fのトイレです。スペースに余裕がある個室で、ウォシュレット付き便器、ユニバーサルベッドが備えられています。

とらや赤坂店

下のフロアから紹介します。B1はギャラリーで定期的に展示内容が変わります。1Fからエレベーターで地階へ移動し、バリアフリーにギャラリーを見学できます。

リニューアルオープン最初の展示は「とらやの羊羹デザイン展」。羊羹のデザインの変遷や、羊羹を製造する道具が展示されています。入場無料、撮影可、道具の一部は操作もOK。2018年12月末までの企画です。

1Fは来客用フリースペースのようなフロアで、店舗の案内や予約商品の引き渡しなどを行います。スペースの使い方にゆとりがあります。

2Fが商品販売のフロア。このフロアもスペースにゆとりのある設定で、車椅子で品選びが出来ます。定番商品だけではなく、特別なお菓子の提案があります。

とらや赤坂店

3Fは「菓寮」。半個室、カウンター、テラス席などがある喫茶コーナーです。席数は50席超ですが、現在はコロナ対策席数が減らされています。3Fには菓子の製造場があり、ガラス越しに菓子作りの様子を見ることが出来ます。

旧店舗は通称「行灯ビル」で、9F建てのビルでした。それが3F建てになりました。外見のデザインが印象的な店舗です。設計は内藤廣氏で「おだやかな気持ちで和菓子に触れる空間」がコンセプトです。

現在のところ休業日は毎月6日です。ただし12月は無休で営業します。とらや赤坂店は車椅子で利用できるバリアフリー店舗です。

近隣の「高橋是清翁記念公園」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2022年8月に加筆修正しました。)

西武秩父祭の湯 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県秩父市、西武秩父駅直結の「西武秩父駅前温泉祭の湯」は、2017年に誕生した日帰り温泉施設で、土産コーナーとフードコートは車椅子で利用できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

西武秩父駅直結ですが、駐車場があるので車での利用も便利です。専用駐車場が満車で提携駐車場を利用しても、ややラフな路面や緩やかな傾斜路はありますが、車椅子での移動はそれほど辛くはありません。施設利用による駐車料金の減免サービスがあります。

西武秩父祭の湯

2017年の施設ですからバリアフリー設計です。温泉棟は2フロア構造で温泉は2F。エレベーターがあります。館内は土禁で靴を脱いで利用します。車椅子利用者は、原則として館内専用の車椅子に乗り換えての利用。杖は消毒をして館内で利用できます。

1Fの食事処は、広くてフラットなレストラン。2Fのお風呂は無駄な段差は少なく、手摺などがある、今どきの一般的なバリアフリー仕様です。介助歩行が可能な人なら入浴できます。

有料の半個室タイプの「プレミアムラウンジ」があり、座席指定のリクライナーでゆっくりくつろげます。週末はここで宿泊することも可能。ただし車椅子利用者への特別な配慮はない設計です。

西武秩父祭の湯

温泉施設以外に、入場無料の物販施設とフードコートがあります。物販施設は「ちちぶみやげ市」。駅前から繋がる屋内施設です。施設内はフラットで、店内通路幅は余裕のある設定。車椅子での買い物は可能です。綺麗なバリアフリートイレの用意があります。電車利用のお客さんが多いので、レッドアロー出発時刻前は、レジが集中的に混雑する傾向があるようです。

物販エリアの先はフードコート「呑食処祭の宴」。「わらじかつ」のお店など7店舗と、専用テーブル席がある焼肉屋が入ります。フードコートはフラットでバリアフリーですが、一般的な通路幅なので、混雑時は奥のテーブル席まで車椅子で行くのは苦戦します。空いていれば車椅子での利用は可能なフードコートです。お店から買った商品を車椅子で運ぶ、特別なツールの用意はありません。

西武秩父祭の湯

「西武秩父駅前温泉祭の湯」の日帰り温泉は、車椅子のための特別な設備はありませんが、一般的なバリアフリー設備はあります。フードコートは空いていれば車椅子で利用できます。物販施設はバリアフリーで、車椅子で問題なく買い物ができます。

(本稿は2018年11月の取材に基づいています)