六本木ヒルズ「福島フェス2018」車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京都港区六本木ヒルズで行われる、福島の文化と食を楽しむイベント「福島フェス」は、2018で5回目の開催です。

2018年10月20日と21日、2日間の開催。会場のヒルズアリーナ周辺は大賑わいで、場所によっては車椅子での通行に苦戦するほど。それでも何とか車椅子で参加できました。

福島県は全国新酒評議会で、金賞受賞数6年連続日本一の快挙を達成しました。それを記念して「ふくしまの酒まつり×福島フェス」を開催。約60種類の日本酒が楽しめます。

「やきそば」や「すいとん」などのご当地グルメを中心に、出店ブースは33。野菜果物の販売、カレー屋も出店しました。

福島フェスは毎年、伝統行事やお祭りとのコラボがあります。2018は「相馬野馬追」とのコラボ。馬と甲冑がシンボルです。

ヒルズアリーナ内に造られたステージでは、連続してショーが展開。ライブ以外では「福島じゃんけん」大会なども行われます。

福島県の応援団といえばTOKIO。イベント初日には、TOKIOの城島リーダーと福島県副知事のトークイベントが開催されました。

福島フェスは、首都圏で働く福島県出身者の有志が主催者です。同窓会のお知らせ、という掲示もありました。

混雑の問題はありますが、会場の六本木ヒルズアリーナはバリアフリー。車椅子でのイベント参加に、決定的な問題はありません。福島フェスは、多くの企業や個人の協賛で開催されています。

六本木ヒルズ全体のバリアフリー状況は、別稿「六本木ヒルズ商業ゾーン 車椅子利用ガイド バリアフリー情報」を参照してください。

国立新美術館「東山魁夷展」車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京都港区。国立新美術館の「東山魁夷展」に車椅子で行きました。唐招提寺障壁画は車椅子で鑑賞可能です。国立新美術館で2018年10月24日から12月3日の開催。「生誕110年 東山魁夷展」は、氏の代表作が並ぶ企画展です。

国立新美術館はバリアフリー施設。企画展会場内は通路幅に余裕があり、会場内にもバリアフリートイレがあります。入場料は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が無料に減免されます。

国立新美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

混雑した場内でも大勢の人に作品が見えるように、よく考えられた展示方法になっています。例えば代表作のひとつ「道」は、壁面展示ではなく会場中央部に立つように展示。来場者の動線を確保しながら、一度に多くの人が鑑賞できる工夫です。

唐招提寺御影堂の障壁画の再現展示は圧巻です。畳の上からみるのではないので、車椅子からの鑑賞に大きな問題はありません。これだけの大掛かりな展示舞台を造りながら、鑑賞者の動線通路は広さに余裕があります。

今回は会期序盤の土曜日、夜間延長開館の時間帯に訪れました。待ち時間はゼロ。それでも会場内はそれなりの賑わい。最後のお土産コーナーは、混雑で車椅子での通行に苦戦する状況でした。短い会期ですが、この先週末の日中時間帯は混雑が予想されます。

紹介したように、混雑対策を考えた展示方法にはなっています。それでもこの先の大混雑を想像すると、やはり車椅子での鑑賞は苦戦が予測されます。週末の日中時間帯は、車椅子での利用は避けることをお薦めします。少々の混雑は覚悟しても、観る価値がある「東山魁夷展」です。

国立新美術館 ピエール・ボナール展 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

東京都港区。国立新美術館の「ピエール・ボナール展」に車椅子で行きました。サイズの小さい作品の展示があるので、車椅子では空いている時間に観たい企画展です。

国立新美術館で2018年9月26日から12月17日の開催。「オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展」は、約130点が展示される大規模な回顧展です。

国立新美術館はバリアフリー施設です。「ピエール・ボナール展」会場は、通路幅に余裕があり、バリアフリートイレがあります。車椅子での鑑賞に大きな問題はありません。入場料は障害者手帳の提示で、本人と介助者1名が無料に減免されます。

国立新美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

ほとんどのコーナーは、絵画を壁面に掲げる一般的な展示手法。少々の混雑なら、車椅子からの見学は十分に可能です。もっとも立ち止まる人が多く、車椅子通行が多少苦戦するのは、各コーナー最初の説明掲示の前です。困るとスタッフがすぐにサポートしてくれます。

写真機が一般に普及し始めた19世紀の後半。ボナールはコダックのポケットカメラを購入して、数多くの写真を撮っています。本展第3章は、その写真の展示コーナーで、作品のサイズが小さく、壁面に近づいて鑑賞する必要があります。第3章は混雑していると車椅子では鑑賞に苦戦します。出来れば、空き日空き時間を狙って行かれることをお薦めします。

浮世絵版画に衝撃を受け、日本かぶれと評論家に評されたボナール。数々の作品に浮世絵の影響を感じる遠近法が用いられています。ただそれは技法の問題で、むしろ表現とは自由であることを、浮世絵から感じたのではないでしょうか。

美術史的には「ナビ派」といわれるボナールですが、展示作品全体を観ると、そのような枠組みではとらえきれない表現の広がりがあります。作品からは、幸せな人生をおくったアーティスト、という印象を受けます。

日本では一般的な知名度が低いボナール。その魅力を知る機会です。小作品が多い3章以外は、少々の混雑なら車椅子から鑑賞できます。