サントリー美術館「セーヴル、創造の300年」バリアフリー観覧情報

東京都港区六本木、東京ミッドタウン内サントリー美術館で2017年11月22日から2018年1月28日の開催。企画展のタイトルは「六本木開館10周年記念展 フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年 マリー・アントワネットから草間彌生へ」です。

本展は障害者手帳の提示で本人と介助者1名の観覧料が無料に減免されます。車椅子でとても鑑賞しやすい展示です、思わずひきこまれるフランス磁器の名品展を紹介します。

展示は製作年代順。18世紀、19世紀、20世紀、現代と流れます。展示の冒頭は、マリー・アントワネット「王妃の胸像」が出迎えます。展示は低い高さのショーケースが中心。とても車椅子から鑑賞しやすい展示手法です。ただし19世紀の展示箇所で一つ、車椅子では見にくい展示ケースがありました。今回は朝一番に取材。会場はとても空いていて、快適に車椅子で鑑賞できました。

フランス宮廷の磁器に日頃は関心が無く、事前の知識、磁気を見る目がなくても、楽しめる展示会です。解りやすく親しみやすい作品が並びます。

現代アートが入り込む作品だと、やや好き嫌いがあるかもしれませんが、18世紀、19世紀の作品は、すべての人がひきこまれるでしょう。

2005年の草間彌生氏デザイン「ゴールデン・スピリッツ」は目玉作品のひとつ。この展示会のなかでは、異彩を放つ作品です。もちろん車椅子で鑑賞可能です。

写真撮影可のエリアが用意されています。場所は3F第2展示室の20世紀コーナー。展示作品は硬質磁器の作品が多く、白い作品群が照明をうけ輝いています。

サントリー美術館はバリアフリー。「セーヴル、創造の300年」展は、車椅子で観覧できる企画展です。

サントリー美術館の詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

21-21DESIGN SIGHT「写真都市展」バリアフリー観覧情報

東京都港区六本木、東京ミッドタウン内の21-21DESIGN SIGHTの企画展「写真都市展」は2018年2月23日から6月10日までの開催。観覧料は障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます

20世紀を代表する写真家「ウィリアム・クライン」と、22世紀の都市デザインを見据えた21世紀の若手写真家たちによる、ビジュアルコミュニケーション展です。「22世紀」とは大げさなコピーに思えますが、作品をみると納得。若手写真家による先端のフォトアートは、確かに22世紀の都市を見据えています。

1Fが受付。車椅子はエレベーターで地階の展示会場へ下ります。エレベーター先の会場入り口は階段なので、車椅子では反対方向のスロープへ向かいます。そして会場の出口から、車椅子では逆流して会場へ入ります。会場内はどこからみても大きな問題はありません。

本来の入口から入ると最初はチャプター1展示室。ここではクライン作品を映像で放映しています。会場はそれほど暗いわけではなく、映像の光の点滅も激しくはありませんが、その種の刺激に危険な障がいのある方は、用心して鑑賞してください。

チャプター1の幕をくぐると、チャプター2展示室へ。ここでは計12名の若手写真家の作品が展示されています。

様々な新しい表現へのチャレンジが並ぶ展示空間。写真展としては珍しく、ほとんどの作品は撮影OK。熱心に作品を撮影している人が目立ちます。「都市」はビジュアルコミュニケーションの素材です。

会場へは逆流して入りますが、会場内の展示作品の鑑賞はバリアフリー。車椅子で見にくい展示はありません。今回取材時はそれほどの混雑ではなく、快適に車椅子で会場内を廻ることが出来ました。

21-21DESIGN SIGHTの企画としては、アート寄りで大人向けです。「写真都市展」は車椅子で観覧できます。

21-21 DESIGN SIGHTの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

デザインハブ「JAGDAつながりの展覧会 マスキングテープ」バリアフリー情報

東京都港区六本木、東京ミッドタウン内のデザインハブで2018年3月16日から4月22日の開催。「JAGDAつながりの展覧会 Part1」は、障がいのあるアーティストの作品によるマスキングテープの展示とチャリティ販売会です。

マスキングテープは172種類。24m幅×7m巻で1個400円。会場での購入は一人5個まで。いずれも面白い作品です。

製造原価を除く販売収益から、障がいのあるアーティストには作品使用料が支払われます。さらにパラリンピックに日本代表として出場した経験のある選手有志による選手会「一般社団法人日本パラリンピアン協会」への寄付になります。本展のコピーは「障がいのあるアーティストとパラリンピアンを応援するコラボレーション・チャリティー展」です。

デザインハブの展示会場では、拡大マスキングテープが展示されています。まずは拡大版をみて品定め。アーティストの名前、年齢、在住地などの情報が、作品と一緒に掲示されています。

全体としては、1950年代から1960年代生まれのアーティストが多い印象です。年齢でいえば50歳台から60歳台。もちろん1990年代生まれのアーティストの作品も。見た限りですが、2000年代以後の生まれの18歳以下アーティストはいないようでした。参加しているのは大人のアーティストたちです。

商品は障がいのあるアーティストの原画を、ボランティアのデザイナーがマスキングテープにしたもの。参加アーティストは67名。ボランティアデザイナーは172名。一人のアーティストが複数の原画を提供しています。あくまで障がいのあるアーティストがプロで、専門技能を有するデザイナーはボランティアです。

このマスキングテープの展示とチャリティ販売会は、2018年の間、全国を巡ります。主催は「日本グラフィックデザイナー協会」です。

会場でマスキングテープはよく売れています。各地で開催される「JAGDAつながりの展覧会」に作品をご覧ください。

東京ミッドタウン内デザインハブの詳しいバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。