群馬県立日本絹の里 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

群馬県立日本絹の里

群馬県で、奈良時代には養蚕が行われていた明らかな記録が残っているそうです。高崎市の「日本絹の里」は、上州の養蚕の歴史と技術を学ぶ文化施設です。車椅子からみた、現地のバリアフリー状況を紹介します。

○駐車場の状況

アクセスは車が便利です。来館者用の無料駐車場があり、施設エントランスの近くに、屋根なしで2台分の障害者用駐車区画が用意されています。

群馬県立日本絹の里

○エントランス周辺のバリアフリー状況

駐車場から段差解消箇所を通り、エントランスに向かいます。日本絹の里は、受付や事務所などがある事務棟と展示室がある展示館の2棟構成です。自動ドアの入口を入ると、事務棟に入ります。ここまで車椅子での移動に問題はありません。

群馬県立日本絹の里

○トイレの状況

障害者用トイレは事務棟内に1つあります。一般的なサイズのトイレで、ユニバーサルベッドはありません。設備はウォシュレット付きです。

群馬県立日本絹の里

群馬県立日本絹の里

○障害者減免制度あり

日本絹の里の観覧料は障害者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けます。

群馬県立日本絹の里

○展示館のバリアフリー状況

受付の先から展示館への渡り廊下が始まります。渡り廊下は緩い傾斜がありますが、車椅子通行に問題のない程度の角度です。

展示館内は段差がなく、通路幅は余裕があります。車椅子から見難い、気になる展示は特にありませんでした。

展示は9つのコーナーに分かれています。「映像室」での映像鑑賞は、置かれている椅子を動かして、車椅子の居場所をつくり鑑賞できます。

展示は群馬県の蚕糸業の足跡から始まります。希望をすれば、ボランティア解説員が詳しい解説をしていただけます。

富岡製糸場の設立は明治5年。農家の屋根裏にある蚕室のスタイルは、明治16年に群馬県の事業家が発明したそうです。

群馬県立日本絹の里

○シルクショップのバリアフリー状況

展示館の見学が終わり事務棟に戻ります。事務棟には「シルクショップ」があり、様々な絹製品が販売されています。

ショップはフラットでスペースに余裕があります。車椅子でゆっくり買い物ができるお店です。

群馬県立日本絹の里

○近隣の超人気レストラン「シトラスタイム」

グルメ情報です。日本絹の里のすぐ近くに、大人気のイタリアンレストランがあります。「cafe dining citrus thyme」のバリアフリー状況を簡単に紹介します。

群馬県立日本絹の里

駐車場はほぼフラットな舗装路面です。障害者用スペースはありません。

エントランスまでのアプローチは、多少ゴツゴツがある石畳風の路面です。出入口は手動ドアですが、床面に段差はありません。

群馬県立日本絹の里

店内の席は、テーブル席と小間上がりの座敷個室が2室。テーブル席コーナーは、一般的な車椅子利用者なら利用できます。

障害者用トイレはありません。一枚ドアを開けた先に、狭い洋式個室トイレが2つあります。スペース的に車椅子での利用は困難なトイレです。つかまり立ちが出来る人なら、なんとか利用できるかもしれません。

今回は週末のランチタイムに取材しましたが、駐車場は満車で、数組のウェディングがありました。ランチタイムも席の予約が出来るそうです。

群馬県立日本絹の里

大陸から養蚕が伝わったのは弥生時代といわれています。「日本絹の里」は、群馬の蚕糸業の歴史と技術を正しく学べるバリアフリー施設です。

(本稿は2020年11月に執筆しました)