千葉県南房総市、旧丸山町にある道の駅です。この施設は「ローズマリー公園」として1991年に開園。「シェイクスピアカントリーパーク」として1997年に営業を開始しました。
道の駅登録は1998年。2012年に産直ショップ「はなまる市場」が誕生しました。現在では公園及びテーマパーク機能は事実上なく、「はなまる市場」がある道の駅です。
公園、そしてテーマパーク時代につくられた駐車場が複数個所ありますが、「はなまる市場」を利用する目的なら、施設前の駐車場を利用するのが便利です。エントランスに近い場所に、身障者用駐車区画が屋根なしで2台分用意されています。
はなまる市場は施設全般段差のないフラット構造です。店内通路は一般的な幅で、混雑していなければ車椅子での移動は可能です。
店内にバリアフリートイレが1つ用意されています。ウォシュレット付きのトイレですが、ユニバーサルベッドはありません。
農産物の売り場はそれほど大きくはありません。むしろ「びわゾーン」「落花生ゾーン」など地元物産品の売り場が目立つ構成です。園芸花木コーナーは、エントランスの外側です。
店舗外向きにアイスや軽食を提供するスタンドがあり、その周辺にフリーテーブルが置かれています。はなまる市場は、車椅子で問題なく利用できる施設です。
敷地内には24時間トイレ棟があり、バリアフリートイレが用意されています。
はなまる市場の周囲には、ローズマリー公園、そしてシェイクスピアカントリーパーク時代の施設が、ほぼそのままの姿で残されています。これが英国風の洋館です。
ここはイングリッシュガーデン。
シェイクスピアまたは作品登場人物の石像があります。
フラットな舗装路面を選びながら、車椅子でこれらを見学することができます。
元はテーマパークである「道の駅ローズマリー公園」は、現在ではバリアフリーな農産物直売所がある施設になっています。
(本稿は2023年1月に加筆しました)