栃木県那須町の那須御用邸用地であった森が、平成23年に「那須平成の森」として開園しました。「豊かで多様な自然環境」が残る平成の森には、駒止滝鑑爆台まで往復約3㎞、森の小径1周約1㎞の遊歩道が整備されています。これらの遊歩道はトレッキングコースで車椅子での散策は無理ですが、拠点となる那須平成の森フィールドセンターから、約300mのバリアフリー散策路が整備されています。フィールドセンターとバリアフリー散策路は車椅子で利用できます。

アクセスは車が便利です。フィールドセンターの前に来園者用の無料駐車場が用意されています。身障者用駐車スペースはありません。

駐車場からフィールドセンターへ移動します。フィールドセンターはバリアフリー施設。車椅子で問題なく利用できます。フィールドセンターの展示を見ると、那須平成の森の概要が理解できます。

フィールドセンターの内部はウッディなデザイン。車椅子で展示物を観覧できます。

フィールドセンターのバリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。綺麗なトイレです。

散策の準備を整えてフィールドセンターを出発します。フィールドセンター奥の出入口がバリアフリー散策路の入口です。自動ドアを通り屋外に出ます。

ウッドデッキから段差解消スロープを通り、バリアフリー散策路へ進みます。

案内図によればバリアフリー散策路の最大傾斜角度は5%です。森の中を通りフィールドセンターのウッドデッキに戻るコースです。

短い距離の舗装路ですが、車椅子で森の中に分け入る感覚になります。

路面が苔むしています。自然に溶け込む散策路です。

鳥のさえずりを聞きながら、木漏れ日が落ちる森の中を車椅子で進みます。

一周300mほどですが、那須平成の森バリアフリー散策路は、車椅子で自然にふれあう貴重な体験ができます。
(本稿は2023年9月に執筆しました)