越中富山の国主として746年に大伴家持が現在の高岡市に赴任し、在任中に富山の自然と人々の暮らしを詠んだ多くの和歌を残しています。高岡市万葉歴史館は大伴家持と万葉集をテーマに1990年に開館した、万葉集を体感し、学習する施設です。
アクセスは車が便利。来館者用無料駐車場が用意されています。
駐車場からエントランスへは緩い坂道を上がります。エントランスには段差回避スロープが設けられています。
高岡市万葉歴史館は有料の施設ですが障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。地下と2Fがある3フロア構造でエレベーターはありませんが、展示室はフラットな構造の1Fにあるので車椅子で観覧できます。
展示室の周囲は四季の庭。万葉集にゆかりの花木が植栽されています。館内のテラスから四季の庭の一部が鑑賞できます。
館内には記念撮影スポットが用意されています。
バリアフリートイレは1Fに2か用意されています。入口ロビーに近いトイレは、やや狭い個室でウォシュレット付き便器が備えられています。
特別展示室の先にもトイレがあります。
こちらのほうが新しいトイレで、一般的なサイズの個室にウォシュレット付き便器が備えられています。
高岡市万葉歴史館は、車椅子で越中富山の自然と万葉集の世界が楽しめるバリアフリー施設です。
(本稿は2024年7月に執筆しました)