町田市立国際版画美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

町田市立国際版画美術館 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

東京都町田市の「市立国際版画美術館」は、車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

芹ヶ谷公園という大きな公園の入口に建つ美術館です。アップダウンがあるので全域を車椅子で周るのは辛い公園ですが、美術館の近くの湧水ゾーンまでは車椅子で散歩ができます。

芹ヶ谷公園

1987年に開館した施設です。2フロア構造で2Fが展示室。常設展示室と企画展示室が2室あります。国内外の版画のコレクションがあり、版画の企画展が開催される、版画専門美術館です。

アクセスは町田駅から徒歩15分程度という案内になっています。この美術館がある場所は、町田駅からアクセスすると崖の下になり、急な下り坂を進みます。公園内を突っ切るルートもありますが、こちらも車椅子では移動が困難な段差路です。

車の場合は芹ヶ谷公園の駐車場の利用が便利です。第一駐車場は身障者用駐車区画があります。土日は有料ですが、障がい者減免制度があり駐車料金が無料に減免されます。ただし第一駐車場は狭いので満車の場合があります。少し離れた第二駐車場は土日も無料です。

美術館全体のバリアフリー状況です。美術館のエントランス周辺は段差解消スロープなどがあり、車椅子で通行できます。

常設展は無料、企画展は有料で、観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名の観覧料が半額に減免されます。

バリアフリートイレは1Fに一つあります。エレベーターが1基あり、車椅子で上下階移動ができます。

常設展示室では、広重ほかの浮世絵版画や棟方志向、池田万寿夫などの版画作品、ヨーロッパで製作された古い版画作品などが展示されています。

A4サイズ程度の小さな版画作品が多く、それが壁面に横並びで展示されています。作品が展示されている高さは150cm程度の場所。日本人の平均的な身長の人が見やすい高さです。車椅子からではやや見上げる角度になりますが、それほど見難くはありません。十分に車椅子から鑑賞できる高さです。空いている限り、車椅子での鑑賞に大きな問題はありません。

企画展示室のバリアフリー状況です。2つの企画展示室で、別の企画展が同時開催されることが多いようです。展示室内はフラット構造で、車椅子で利用できる構造です。

1Fの入口に喫茶店があり、車椅子で利用できます。

1Fの奥には「ハイビジョンギャラリー」があり、所蔵作品を「浮世絵」などジャンル指定をしてハイビジョン映像で鑑賞できます。利用は無料。小さな部屋にビジョンと椅子が置いてあり、自由に利用するコーナーなので、車椅子でスペースを造りハイビジョンで作品を鑑賞することが出来ます。

他に「市民展示室」や「講堂」などがあります。

車椅子で観覧できる版画専門美術館です。車椅子で全館利用できます。

東京にある個性的な美術館を別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2016年7月の取材に基づいています)