バリアフリー複合文化施設「川崎市民ミュージアム」車椅子利用ガイド

川崎市民ミュージアム

※「川崎市民ミュージアム」は、令和元年に台風による浸水被害を受け、それ以来長期休館しています。以下は被災前の開館していた時の状況です。

神奈川県川崎市の「川崎市民ミュージアム」は、常設展、企画展、映像ホールなどがある車椅子で利用できる文化施設です。現地のバリアフリー状況を紹介します。

等々力緑地の一角にある、川崎市の美術館兼博物館を標榜する複合文化施設です。3フロアでフラットフロア構造、全館車椅子での利用に大きな問題はありません。

1Fは総合受付、ガイダンスルーム、映像ホール、ラウンジ、ミュージアムショップなどがあります。

2Fが展示のメインフロアで、博物館展示室、企画展示室、アートギャラリーなど。博物館展示室が常設展で、川崎の歴史、文化、民俗などが紹介されています。

3Fはライブラリー、ギャラリー、アトリエ、研修室などです。

アクセスの状況です。駅からは距離があるので、車の利用が便利です。

施設の目の前に等々力緑地の有料駐車場があり、障害者手帳の提示で駐車料金が無料に減免されます。

等々力緑地駐車場の身障者用駐車区画からは、ひどいデコボコ路を通ることなく、市民ミュージアムのエントランスへ移動できます。

雨天の場合は、運転者が別にいればエントランス入口まで車を寄せられるので、濡れずに車椅子で移動することができます。

アクセスの状況

川崎市民ミュージアムの有料企画展及び有料シネマ鑑賞会は、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の観覧料が無料に減免されます。常設展、ライブラリーの利用は無料です。

施設の障害者減免制度

市民ミュージアム館内のバリアフリー状況です。1988年の開館。基本は古い設計の施設ですが、車椅子での利用は可能です。2017年4月に大規模リニューアルオープン。運営が民間委託されました。

館内はエレベーターが2基あります。

バリアフリートイレは1F・2F・3Fの各階にあります。今回取材時、ウォシュレットは付いていませんでした。

主要な施設内はフラット構造です。博物館展示室、企画展示室、アートギャラリー、映像ホール、ラウンジ、ミュージアムショップなどは、車椅子で問題なく利用できます。

市民ミュージアム館内のバリアフリー状況

川崎市市民ミュージアムは、バブル前期の行政企画で誕生した施設です。その後赤字に転落。2004年には外部監査を受け実質倒産宣告を受けました。翌2005年に市は改革基本計画を策定。民間から館長を招聘するなど諸改革を推進しました。

しかし状況の改善はなかなか見られず、2016年に一時休業して大規模リニューアルを実施。2017年春、指定管理者制度を導入し、運営を民間委託して再開、現在に至ります。

現状、施設として売上になるのは、有料シネマ、有料企画展、各種有料講座やイベント、売店、会議室・展示室の貸出事業などです。

市民ミュージアムの経緯

「川崎市民ミュージアム」は、車でアクセスすれば、車椅子で便利に利用できるバリアフリー施設です。

川崎市の「等々力緑地」は全体のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ご参照ください。

(本稿は2017年8月の取材に基づいています)