車椅子で行く国立科学博物館~日本館バリアフリー情報

国立科学博物館~日本館

大人気の上野の科博。常設展は「日本館」と「地球館」が会場です。科博の外観を象徴する威風堂々とした歴史的建造物が「日本館」。1931年の竣工。ネオルネサンス様式です。車椅子で行く日本館。バリアフリー状況を詳しく紹介します。

国立科学博物館~地球館

○古いながらもバリアフリー

テーマは「日本列島の自然と私たち」。歴史的建造物ですが、2007年にリニューアル。エレベーターが設置され、1カ所ですが障害者用トイレもある「日本館」です。フロア内は基本フラットですが、展示室の出入口などには小さな段差、あるいはデコボコがあります。それでも慎重に車椅子で進めば大きな問題はありません。

 

○人気はあるが混まない日本館

混雑は車椅子の敵。近年、科博は大人気で、企画展、地球館、地下フロアなどは大変混み合います。その中で、それほど大混雑にならないのは日本館です。インフラとしてのバリアフリーレベルは貧弱なのですが、混まないので車椅子で苦戦したことがありません。

国立科学博物館~日本館

○自由研究の聖地

ほとんどの展示は撮影OKで自由研究に最適。夏休みは、熱心に研究している親子連れが大勢います。B1ラウンジがもの凄く混み合うような日でも、適当な見学者数で快適に見学できる日本館です。やや地味で、真面目な展示が持ち味。フロア別の雰囲気を紹介します。

 

○1Fの主役は古い科学的器具

もっとも地味なフロアかもしれません。主役は昔の、暦、地球儀、地震計、時計や顕微鏡など。もちろん車椅子での見学に大きな問題はありません。

 

○2Fは人と動物の展示

日本館の中では、2F展示がもっとも目立ちます。日本列島での、人と動植物の進化の歴史をビジュアルに展示。といってもハイテク系展示ではなく、アナログ系の展示がメイン。古典的ではありますが安定感のある展示です。

2Fと3Fの展示室は、中央部を挟み2室「南翼」と「北翼」があります。この2室の出入り箇所が少しデコボコするので、車椅子は新潮に進んで下さい。

 

○3Fは地質の展示

このフロアの展示もアナログ系。日本列島の地質を紹介します。「フタバスズキリュウ」の骨格見本など、迫力のある展示もあります。このフロアも、展示室の出入り口付近のデコボコに注意して、車椅子で横移動をしてください。

国立科学博物館~日本館

○出入口はB1

エレベーターは中央部に1基配置。日本館の車椅子での上下階移動は、すべてこのエレベーターを利用します。経験上のことですが、1基しかないエレベーターが混んで困ったことはありません。科博の出入口はB1です。B1には総合案内、ミュージアムショップ、ラウンジ、そして「シアター360」などがあります。

 

○「シアター360」について

「シアター360」は車椅子で利用可能です。注意点は、入口から下りのスロープで、開演まではその坂道の途中で待つこと。原則として上映時間中の途中退場はできないこと。そしてプログラムはそれなりの音量で、かつある程度光の点滅があることです。「シアター360」の利用の可否は、各人の障がいの状況に応じて判断してください。

国立科学博物館~日本館

以前はここが本館で、1Fが科博のメインエントランスでした。そのころに比べると、日本館はバリアフリーになりました。車椅子で大きな問題なく、利用できます。