山梨県富士河口湖町の河口湖南岸にある博物館です。原石から宝石を展示する有料の博物館で、無料エリアではミュージアムショップとカフェが営業しています。山梨宝石博物館は全般にバリアフリーで、車椅子で利用できる施設です。
アクセスは河口湖駅からレトロバスで約10分の案内。約40台を収容する来館者用の無料駐車場があります。身障者用駐車スペースは博物館に近い場所に1台分設定されています。
駐車場から小さな段差を上がり、エントランスへと舗装路面を進みます。
博物館の出入口はフラットな構造で自動ドアです。車椅子で問題なく入館できます。山梨宝石博物館は観覧料の障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が半額に減免されます。受付で障害者手帳を提示して減免措置を受けます。
館内の無料エリアにバリアフリートイレがあります。スペースは一般的なサイズの個室で、シンプルな設備のトイレですが、折り畳み式のユニバーサルベッドが備えられています。
博物館はフラットな1室構造です。入口付近には宝石に関する説明パネルがあります。
すぐに宝石のケース内展示コーナー。壁面展示も含めて、様々な種類の宝石が並びます。展示の高さは、車椅子目線では真横またはやや上から見る位置です。一つひとつの展示品を丁寧に鑑賞すると、かなりの時間がかかります。
ケース内展示コーナーの次は、原石コーナーです。巨大な水晶の原石は目立ちます。
原石のケース内展示もあります。この高さは車椅子目線では真横からみる位置です。
展示室の奥には、地底に眠る水晶の原石をイメージした巨大展示があります。高さ1.8m、重さ1.2tのブラジル産の巨大水晶です。車椅子から見やすい展示です。
巨大な原石がむき出して展示されるコーナーがあります。
ケース内に収められているコーナー。展示される希少鉱物の中には、地元山梨産のものもあります。
宝石と同じようなケースに展示されている原石もあります。展示されている原石の多くはブラジルなどの海外産です。
出口近くにある印象的な展示コーナー。鳥や絵画も、宝石の加工品です。
写真はありませんが、ミュージアムショップは広く、幅広い価格帯の宝飾品が販売されています。カフェは可動式のテーブル席があるので、車椅子で利用できます。
山梨宝石博物館は施設全般を車椅子で利用できるバリアフリー施設です。
河口湖周辺のドライブコース情報を別稿で紹介しています。ご参照ください。
(本稿は2022年2月に執筆しました)