河口湖 ほうとう不動東恋路店 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

山梨県富士河口湖町の個性的な外観が目立つ「ほうとう不動東恋路店」は、車椅子で食事が出来るほうとう専門店です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年12月の取材に基づいています。

河口湖 ほうとう不動東恋路店 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

○車椅子でのアクセス方法

アクセスは車が便利です。駐車場は店舗の正面入口側と裏側、そして道を挟んだ第二駐車場があります。

障害者用駐車区画は、店舗の正面入口側に1台分用意されています。週末のランチタイムなど混雑時は、駐車場に誘導スタッフがいるので、車椅子利用を申告して誘導を受けて下さい。

河口湖 ほうとう不動東恋路店 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

○店舗入口の段差回避方法

ドーム型店舗の通常の出入口は、一段の段差があります。

車椅子ではその横にある出入口の引き戸を開き、店内に入ります。通常は店舗スタッフが気付いてサッと誘導していただけます。

河口湖 ほうとう不動東恋路店 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

○店内はテーブル席のみ

店舗はデザイナー建築ですが、店内のテーブルと椅子もデザイナーによる作品です。

座敷席はありません。全席テーブル席ですが、テーブルと椅子の形状は数種類あります。席を選べる状況であれば、ご自分やご家族の障がいの状況に応じて、車椅子で利用しやすい形状の席を選んでください。

河口湖 ほうとう不動東恋路店 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

ほうとう不動東恋路店

○障害者用トイレの状況

店内に障害者用トイレが1つ用意されています。

開店当初はドアが折り戸でしたがその後カーテン式に変更され、現在では一般的な車椅子なら十分に入ることが出来るトイレ内スペースが確保されています。(写真は開店当初の状況です)

ほうとう不動東恋路店

○ほうとう店では希少なバリアフリー店舗

山梨の郷土料理「ほうとう」を提供する専門店は多々ありますが、車椅子で利用しやすいお店はあまりありません。

出入口に段差がない店舗でも、席の過半がお座敷席のお店が主流です。また障害者用トイレがある店舗はほとんどありません。

河口湖の「ほうとう不動東恋路店」は、フラットな店内に、テーブル席が約300席、そして障害者用トイレがある、希少な「ほうとう専門店」です。

ほうとう不動東恋路店

近年は団体客や海外からのお客様が増えて、混雑することが多くなりました。「ほうとう不動東恋路店」は、富士山を仰ぐ人気のバリアフリー店舗です。

山梨県立富士山世界遺産センター バリアフリー情報

山梨県富士河口湖町の「富士山世界遺産センター」は、世界遺産登録を受け2016年にオープンした車椅子で利用できる施設です。現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2019年12月の取材に基づいています。

富士山世界遺産センター

南館を新設

「富士山世界遺産センター」は、新設された南館とビジターセンター時代からある北館で構成される施設です。

展示内容は極めて真面目。富士山の自然と富士山と人間の関わりを中心にした展示内容です。特に南館は、新世代の自然史博物館兼民俗資料館です。

富士山世界遺産センター

バリアフリーも進化

ビジターセンター時代に比べて、バリアフリーレベルも進化しました。拡大整備された駐車場には障害者用駐車区画を配置。屋根無しなので、駐車場から館内までは雨や雪の日は濡れます。

富士山世界遺産センター

南館内には障害者用トイレがあります。

山梨県立富士山世界遺産センター 

各展示はいずれも車椅子で快適に見学できます。

山梨県立富士山世界遺産センター 

南館は富士山と人がメインテーマ

南館は有料の施設でしたが、2019年4月から無料になりました。

富士山世界遺産センター

見学は2Fから。車椅子利用者はエレベーターで移動します。

山梨県立富士山世界遺産センター 

2Fは回廊のような展示スペースで、周囲にある展示と館内全体を眺めながら一周します。

富士山世界遺産センター

「遥拝所」で映像を見る

ほぼ一周した箇所が「遥拝所」。大きなスクリーンに放映される映像を見る場所です。富士山を精巧に模した「富嶽三六〇」は、この映像に連動した照明で演出されます。「遥拝所」には車椅子用特別なスペースはありませんが、車椅子からのスクリーン及び「富嶽三六〇」の鑑賞は可能。「遥拝所」鑑賞は南館の目玉企画の一つ。映像は8分間です。

山梨県立富士山世界遺産センター 

1Fの展示はスペースにゆとりあり

車椅子では同じエレベーターを利用して1Fへ。1Fは円形空間の中、数多くの展示物が配置されています。いずれも車椅子での見学は可能。スペースに余裕があるので、少々混雑しても車椅子で苦戦することはありません。

富士山世界遺産センター

富士山世界遺産センター今どきのハイテク融合型の展示物です。富士山と人の関わりを多方面から学ぶことができます。とても真面目な展示企画です。

富士山世界遺産センター

北館は富士の自然がメインテーマ

旧ビジターセンターの北館は無料施設です。新しい南館と比較すると見劣りしますが、基本的にはバリアフリー設計です。

富士山世界遺産センター

北館の展示は富士の自然がメインテーマ。富士山を題材にした浮世絵などの展示、ショップがあります。

北館にもエレベーターがあるので、2Fのカフェや展望広場は車椅子で利用できます。

富士山世界遺産センター

富士山世界遺産センター

富士山世界遺産センター

日本人にとっては信仰の対象でもある富士山。とても真面目に正面から富士山を紹介する施設です。「富士山世界遺産センター」は、車椅子で利用できるバリアフリー施設です。

ダイヤモンド富士を仰ぐ 山中湖花の都公園 バリアフリー情報

山梨県山中湖村の「花の都公園」は、重度の障がいのある人でもダイヤモンド富士を仰ぐことができる施設です。冬の利用方法を中心に、現地のバリアフリー状況を詳しく紹介します。

なお本稿は2018年12月の取材に基づいています。

山中湖花の都公園

○公園の全体概要

山中湖に近い標高1.000mの地にある30万㎡の公園です。無料の花畑エリアと有料のエリアがあります。有料エリアには屋外施設と屋内施設があります。

有料エリアは季節により料金が変動します。夏が最も高い入園料で、春と秋は少し安くなります。そして冬は有料エリアも無料開放されます。

入園料は障害者減免制度があります。障害者手帳の提示で、本人の入園料が4割引に減免されます。

障害者駐車区画のある、有料駐車場が用意されています。駐車料金の障害者減免制度はありません。

公園の全体概要

○無料の花畑エリアのバリアフリー状況

有料エリアを挟むように、無料の花畑エリアは大きく2つのブロックに分かれます。

春から秋まで、季節のお花が栽培され、自由に鑑賞できます。散策路は未舗装路もあります。車椅子では舗装区間から無理のない範囲で花畑を楽しみます。

障害者用トイレは、売店の近くと食事処の近くにある2つの公衆トイレに用意されています。

無料の花畑エリアのバリアフリー状況

○有料エリアのバリアフリー状況

駐車場からフラットな「花の都大橋」を渡り、有料エリアに向かいます。

屋外エリアは「清流の里」。水車や滝などがシンボルの施設です。車椅子で散策路を移動することは出来ます。

有料エリアのバリアフリー状況

屋内施設は「フローラルドーム ふらら」。植物園、科学館、喫茶コーナーなどがある施設で、エレベータがあり、館内全域を車椅子で利用出来るバリアフリー施設です。

障害者用トイレは、「清流の里」のトイレと、「フローラルドーム ふらら」内のトイレに用意されています。

有料エリアのバリアフリー状況

○ダイヤモンド富士の鑑賞方法

「花の都公園」からダイヤモンド富士がみえるのは、12月から1月にかけての夕方です。晴天の確立が高い季節なので、出現率は50%をはるかに超える年が多いようです。その日のダイヤモンド富士出現予想時刻は、公園のHPなどで前年の実績を参照し、検討をつけます。

ダイヤモンド富士の鑑賞方法

「花の都公園」は、上手に利用すれば、避寒出来るバリアフリー環境が揃っています。

車でアクセスした場合、有料駐車場の障害者用駐車区画に停めます。そこから「花の都大橋」を渡り、屋内施設「フローラルドーム ふらら」に向かいます。この間は100mほど屋外を通行します。寒いので防寒対策に注意してください。

ダイヤモンド富士の鑑賞方法

この季節は「フローラルドーム ふらら」は入館無料です。1Fの喫茶は営業しています。

「フローラルドーム ふらら」の壁面は大きなガラス面です。温かい屋内1Fのフリーテーブルがあるスペースからでも、ガラス越しにダイヤモンド富士をみることができます。

ダイヤモンド富士の鑑賞方法

屋外ではバリアフリーな「花の都大橋」が鑑賞ポイントの一つになります。ダイヤモンド富士の出現時間は5分程度です。その間寒気に耐えられる人は「花の都大橋」からの鑑賞がお薦めです。温かい屋内でスタンバイをして、ダイヤモンド富士の出現の直前に外に出て下さい。

その日の鑑賞ベストポイントは、他の来場者の立ち位置で見当がつきます。大きなカメラを構えている人の近くにいれば、間違いありません。

ダイヤモンド富士の鑑賞方法

山中湖花の都公園は、屋内施設「フローラルドーム ふらら」を中心にバリアフリーな施設です。そして重度の障がいのある人でも、ダイヤモンド富士を仰ぐことができる可能性がある施設です。