学習院大学の歴史的建造物 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

学習院大学

東京都豊島区目白の「学習院大学キャンパス」は、車椅子で歴史的な建造物が見学できます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

目白駅に隣接する「学習院大学」のキャンパスは、誰でも自由に散策できる開放的な大学です。もちろん入試日など、立ち入りが制限される日もあります。また現在はコロナ対策で見学に制約があります。最新情報を確認してください。

歴史的建造物をみる 学習院大学 車椅子での歩き方

見学の目玉は2棟残る歴史的な建造物です。「北別館」は1909年に建てられた図書館の一部で、現在は大学の資料館。企画展開催時は一般開放されます。

メインの入口は階段で、通用口にスロープが設置されます。基本的に内部はバリア構造なので、車椅子では行けるところまでです。外からの見学だけでも、価値のある建物です。

もう一棟の歴史的建造物は「東別館」。1913年に建てられた皇族の学生寮です。内部は一般公開されていないので、外からの見学になります。ひときわ目立つ正面玄関の車寄せは、馬車の高さに合せた屋根。大正時代の皇族キャンパスライフが想像できます。

勝手口のような入口には、後付スロープが設置されています。現在でも教育棟として現役ということです。

一般来場者も利用できる学生食堂は「輔仁開館」1F。入口は段差構造ですがスロープが設置されています。車椅子で利用可能な学食です。

安くてボリュームのあるメニューです。学習院だからといって、一般的な学食と違いはありません。食券制でセルフサービス。車椅子利用者は介助者がいると助かります。

トイレの状況です。「中央教育研究等」の1F部のトイレにはバリアフリートイレがあります。キャンパス内から直接利用できる設計です。この他に「西2号館」と「創立百周年記念会館」内に、バリアフリートイレがあるという情報です。

キャンパス内には自然公園のような一角があり「血洗の池」が綺麗な水を蓄えています。この物騒な名の由来は、堀部安兵衛が高田馬場の決闘後に血刀を洗ったという伝説に基づきます。

都心とは思えない緑豊かなエリアですが、残念ながら段差とオフロードの散策路です。車椅子では行けるところまでの散策になります。「黎明会館」の地階からアクセスすると、車椅子で最も「血洗の池」に近づくことができます。

学習院大学

大学の起源は幕末までさかのぼりますが、創立は1877年とされています。キャンパスの面積は約18万㎡。歴史的建造物の見学を中心に車椅子でお出かけください。

なお近隣の観光施設「目白庭園」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2017年12月の取材に基づいています)