「エスパス ルイ・ヴィトン東京」は、表参道に2011年に誕生したアートスペース。不定期ですが、概ね年間2本程度のアートイベントが開催されています。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。
「エスパス ルイ・ヴィトン東京」はルイ・ヴィトン表参道ビルの7Fにあります。表参道ビルが誕生したのが2002年。パリのルイ・ヴィトンにアートスペース「ESPACE」が誕生したのが2006年。「エスパス ルイ・ヴィトン東京」が誕生したのが2011年。パリに5年遅れて表参道に誕生した東京の「ESPACE」。ルイ・ヴィトンが提供する表現の場です。

開催される企画展は入場無料。開催期間中は原則無休で、開館時間はルイ・ヴィトン表参道店の営業時間に連動します。その時々によって変わることがあるかもしれませんので、確認してお出かけしてください。
今回は、ギルバート&ジョージによるエキシビション「Class War, Militant, Gateway」が開催されていました。

表参道ルイ・ヴィトンのエントランスから1Fへ入店します。

出入口は段差のない構造で、車椅子での通行に大きな問題はありません。

店舗のドアの開閉はスタッフが担当します。いらっしゃいませ、と言われたら「エスパスへ」と応えると、エレベーターに案内をしていただけます。エレベーターは入店して右側奥にあります。そして会場の7Fへ上がります。

エレベーターのかごは一般的なサイズで、大型の車椅子でも収容します。7Fでエレベーターを降ります。

エレベーターホールの右側に通路があります。通路の左側が受付、右側が展示室、正面はガラス張りで表参道を見下ろします。

受付はカウンタースタイルです。今回時は観覧の予約は不要で、記帳、検温などもありませんでした。マスクは着用です。

「エスパス ルイ・ヴィトン東京」の展示室内は全面フラット。基本構造としては、車椅子での利用に問題はありません。

素敵なアートスペースです。ルイ・ヴィトン表参道ビル7Fのほぼすべてを使用。広さは193㎡。天井高は8.45mです。

今回の展示会は、遮光カーテンが閉められていましたが、四角い空間の2方面はほぼ全面ガラス張りで、表参道を一望する天空のアートスペースです。この空間だけでも見る価値があります。

7Fに男女別トイレがあります。このトイレの意匠はルイ・ヴィトン仕様。トイレに寄ることをお薦めしますが、バリアフリートイレはありません。
展示される作品は「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の所蔵。20世紀のアーティストの作品を所蔵し、展示会を企画する団体です。作品の所蔵、展示会の企画、展示場所の提供。すべてがルイ・ヴィトンだけで完結しているアートイベントです。

「エスパス ルイ・ヴィトン東京」はバリアフリーなアートスペースです。企画展のスケジュールをチェックして利用してください。
近隣にあるアートスペース「青山 スパイラルガーデン」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2021年11月に加筆しました)