東京国立博物館ミュージアムシアター「仁清・光琳 典雅の意匠」

2020年1月2日からのプログラムは、仁清の重要文化財「色絵月梅図茶壺」と、尾形光琳作の国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」を鑑賞します。

東京国立博物館ミュージアムシアター「仁清・光琳 典雅の意匠」

東京国立博物館ミュージアムシアターの観覧料は障がい者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名が無料に減免されます。

シアターには、最前列に車椅子用のスペースが1台分用意されています。

バーチャルリアリティならではの鑑賞が楽しめるプログラムです。特にそれぞれの作品の内側から見る企画は、任清と光琳が創造した新しい美の世界を堪能できます。

またプログラムの終盤に、任清と光琳が活動した時代の常識と、彼らの創造性に関する詳しい解説があり、理解が深まります。

東京国立博物館ミュージアムシアター「仁清・光琳 典雅の意匠」

「仁清・光琳 典雅の意匠」は2020年3月8日まで公演されます。

別稿で「東京国立博物館 東洋館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」を掲載しています。ぜひご覧ください。

東京国立博物館特別展「人、神、自然」 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

カタール国の王族が蒐集したコレクション「ザ・アール・サーニ・コレクション」から、世界各地の古代文化が生み出した工芸品117件が展示される特別展です。

会期は2019年11月6日から2020年2月9日まで。東洋館3室が会場です。

特別展ですが総合文化展観覧料で鑑賞できます。また東京国立博物館の観覧料は障がい者減免制度があり、障害者手帳の提示で本人と介助者1名の観覧料が無料に減免されます。

特別展「人、神、自然」

車椅子で東洋館3室を利用する際の注意点です。東洋館3室は、東洋館の2Fにあります。東洋館の2Fは、展示室内にある1基のエレベーターしか通じていません。他にある2基のエレベーターは、B1、1F、3F、5Fに停まります。

東洋館の展示室の上下階移動は、階段利用が基本設計です。そのため階段を嫌う人が展示室内にある1基のエレベーターを利用します。したがってこのエレベーターは混みます。

混雑時に利用する際には、以下の方法があります。1Fから東洋館に入館したら、空いている2基のエレベーターでB1へ下ります。B1から混雑する展示室内のエレベーターを待つと、始発なので乗れます。

また2Fから1Fへ移動したい場合でも、上りがきて乗れれば、車椅子で乗ってしまいます。そして3Fか5Fで下りて、空いている2基のエレベーターに乗り換えます。

また東洋館にはバリアフリートイレは1Fに1つしかありません。この点も注意して下さい。

特別展「人、神、自然」

特別展「人、神、自然」の展示は、すべて車椅子から鑑賞可能です。「人」「神」「自然」に分かれたテーマ別展示で、古代世界の名品に出会えます。

エレベーターの利用方法に気をつければ、「人、神、自然」展は車椅子で観覧できます。

別稿で「東京国立博物館 東洋館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報」を掲載しています。ぜひご覧ください。

藝大「七感で楽しむシアター」車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

「藝大アーツスペシャル 障がいとアーツ」の後継プログラムとして2019年12月1日に開催されました。車椅子からみたイベント内容と会場のバリアフリー状況を紹介します。

藝大「七感で楽しむシアター」

2011年から毎年開催された「障がいとアーツ」から大きく変わった企画です。「障がいとアーツ」は無料企画でしたが、「障がいとアーツ」は有料で全席指定です。各種の障害者手帳保有者は、一般料金の半額「アクセシブル券」で観覧できます。また介助者1名との並び席になる「ペア券」が購入できます。料金は一般料金+半額料金です。

藝大「七感で楽しむシアター」

車椅子席の用意があります。ステージ前の座席が取り外され、今回は8組分のスペースが用意されました。車椅子利用者と介助者1名までが利用できます。介助者は折畳み椅子が用意されます。

藝大「七感で楽しむシアター」

また「就学前のお子様の同伴・入場はできませんので、ご了承ください」となっています。

藝大「七感で楽しむシアター」

会場は上野公園藝大キャンパス内の奏楽堂です。

藝大キャンパス内の奏楽堂

JR上野駅公園口からは、アップダウンの少ないルートで来場できます。車利用の場合は、身障者の利用に限り、事前の許可がとれれば、キャンパス内に駐車することができます。

藝大キャンパス内の奏楽堂

奏楽堂のエントランスは階段構造ですが、段差回避スロープがあります。奏楽堂内はフラットで車椅子での移動は可能です。車椅子席までは段差なく移動できます。エレベーターが1基あり、B1から2Fをむすびます。

藝大キャンパス内の奏楽堂

トイレはB1にあります。男女別トイレの内部に、それぞれバリアフリートイレが1つ用意されています。異性介護では利用が難しいトイレです。

藝大キャンパス内の奏楽堂

またトイレの洗面施設は、車椅子の足が入る台はなく、車椅子からの手洗いは苦戦します。

藝大キャンパス内の奏楽堂

3部構成のプログラムです。

藝大「七感で楽しむシアター」車椅子観覧バリアフリー情報

第一部は谷川俊太郎氏の詩による「サン=サーンス(動物の謝肉祭)」。演奏は藝大フィルのメンバー、障がいのあるプロのダンサーによるパフォーマンス、視聴覚特別支援学校の生徒と普通小学校の児童による朗読で、14曲の構成です。

第二部は義足のパフォーマーを中心にした藤倉大氏による「Sounding Seven Senses」の世界初演。演奏、音響にもトッププロが参加します。

第三部は第二部の関係メンバーによるトークセッション「音楽と肉体」。作品の製作過程や、各人が考えるこれからのアーツについて、約30分間のトークが行われました。

七感で楽しむシアター

有料企画に変っただけに「七感で楽しむシアター」のプログラムは、洗練されたプロの表現に進化しています。一般的にいえば正常進化です。

七感で楽しむシアター

「藝大アーツスペシャル 障がいとアーツ」の一部のプログラムに合った、子供向きの解りやすい企画が無くなったことや、トークショーがあることが、知的あるいはコミュニケーション面で重い障がいのある人にとっては、大きな変化かもしれません。それをどう感じるかは、その人次第です。

七感で楽しむシアター

これまでの企画の後継ではなく、「七感で楽しむシアター」は2019年からの新企画です。