東京都渋谷区に2018年9月に誕生した「渋谷ストリーム」は、渋谷駅直結で地下駐車場がある、車椅子で利用できるグルメタウンです。現地のバリアフリー状況を紹介します。

一般商業フロアは1Fから3Fで、4Fはホテルロビーなどがあります。4Fから6Fはホールを併設、上層階はホテルとオフィスというコンプレックス施設です。
渋谷駅からは2Fで直結します。また地下駐車場があり、身障者用駐車区画があります。「渋谷ストリーム」は、電車でも車でも、車椅子でアクセスできる施設です。駐車場はヒカリエと提携。両駐車場とも、どちらの店舗利用でも駐車料金の減免サービスが受けられます。
バリアフリートイレは2Fから4Fにそれぞれ1つあります。エレベーターは利用できる階数がそれぞれですが、4系統用意されています。エスカレーターが要所に配置されているので、健常者の多くはエスカレーターに流れています。
施設の中央部にあるメインのエレベーターには、車椅子ベビーカー優先基が用意されています。開業直後の混雑時に取材しましたが、このメインエレベーターがガラガラに空いていました。1Fの乗り場が見えにくいことが主要因かと思われます。メインエレベーター利用で、車椅子での上下階移動が快適にできました。
1Fは再生された「渋谷川」沿いに歩道があります。川沿いのお店はほとんどテイクアウトのグルメ店。開業直後の一番人気店は、レモネード専門店です。
歩道自体が狭いので、人気店に行列ができると車椅子での通行がギリギリの幅になります。車椅子目線で狭さを感じたのは、ここだけです。
一般商業エリアの1Fから3Fに入るお店は、ほぼすべてがグルメ系です。車椅子で決定的に利用できないお店は無いように見えますが、やや狭い、あるいはカウンター席主体のお店はあります。各店のバリアフリー状況は、ご自身の障がいの状況に応じて個別に確認してください。
「渋谷ストリーム」の周囲は、数多くの飲食店が並びます。あらためて近隣のお店を見て回りましたが、段差あり、階段あり、狭い店内、カウンター席だけなど、車椅子で利用できるバリアフリー店舗はほぼありません。車椅子利用者にとって「渋谷ストリーム」は貴重なグルメタウンです。
渋谷に誕生した大型再開発施設「渋谷ストリーム」は、車椅子で利用できるバリアフリーグルメタウンです。
建て直された「渋谷パルコ」の情報を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。
(本稿は2018年9月の取材に基づいています)