日比谷音楽祭2019 車椅子鑑賞ガイド バリアフリー情報

2019年6月1日と2日の二日間「日比谷音楽祭」が開催されました。会場は日比谷公園と東京ミッドタウン日比谷。現地のバリアフリー状況を紹介します。

多彩な無料プログラム

イベントの概要です。東京ミッドタウン日比谷ではステップ広場と6Fパークビューガーデンに特設ステージを設置。無料コンサートなどが開催されました。

日比谷公園では、大音楽堂で無料コンサート(要鑑賞券)、小音楽堂では警視庁音楽隊などの無料公演他、図書文化館では各種ワークショップの開催。草地広場、にれの木広場、噴水広場、第二花壇では、音楽マーケット、参加型イベント、グルメ屋台の出店など。二日間で計50本ほどの企画が開催されたイベントです。

多彩な無料プログラム

車椅子で日比谷音楽祭に参加する。東京ミッドタウン日比谷のステップ広場と6Fパークビューガーデンの利用は、全く問題はありません。バリアフリー施設内のフラット空間から参加できます。ステップ広場の階段踊り場スペースにも、エレベーターの利用、2Fからの移動で、車椅子で移動可能です。

ミッドタウンは問題なし

日比谷公園会場は、大小の音楽堂及び図書文化館はスロープがあります。

草地広場は未舗装路面、にれの木広場は薄い砂利路面、噴水広場は舗装路面。いずれも多少のデコボコ箇所はありますが、車椅子での利用はなんとかなります。

第二花壇は段差構造あり

第二花壇は元々が段差のある構造です。日比谷音楽祭では第二花壇内へ入る木製スロープが複数箇所設置されました。

第二花壇は段差構造あり

車椅子での通行が難しい角度のスロープが多い中、一本だけ車椅子で利用できる平坦なスロープがありました。

第二花壇は段差構造あり

日比谷音楽祭2019は、多彩な無料プログラムを車椅子で楽しめるイベントでした。

日比谷公園のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ご参照ください。 

東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」バリアフリー情報

昨年に続いての開催「日比谷フェスティバル」は、車椅子利用者でも気軽に参加できるイベントです。現地のバリアフリー状況を紹介します。

車椅子で行く東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」

2019年の日比谷フェスティバルは、4月26日から5月19日間の開催。ステージなどでのイベントが開催される「コア期間」は初日から5月6日までです。メイン会場はステップ広場で、1Fに特設ステージが設置されます。会場の周辺1Fはフラット構造で、階段の横にはエレベーターがあります。

車椅子で行く東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」

シンボルオブジェは昨年と同じ高さ4mの少女「フローラ」。光と音で演出するナイトショーが開催されます。

車椅子で行く東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」

車椅子で問題なくフローラに近づくことが出来ます。

車椅子で行く東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」

オープニングショーは2夜連続で総勢20人のパフォーマーが参加。コア期間には様々なパフォーマー100人で行うパレードが開催されました。いずれも観覧無料で車椅子での見学は可能です。ただし混雑には気をつけて下さい。

車椅子で行く東京ミッドタウン日比谷「日比谷フェスティバル2019」

東京ミッドタウン日比谷はバリアフリー施設です。「日比谷フェスティバル」は車椅子で参加できるイベントです。

東京ミッドタウン日比谷のバリアフリー状況を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

都立日比谷公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

「東京ミッドタウン日比谷」の開業で、車椅子でのアクセスが便利になった「日比谷公園」のバリアフリー状況を紹介します。

日比谷公園の目の前に誕生した「東京ミッドタウン日比谷」は、地下鉄駅直結で地下駐車場がある施設です。電車でも車でも、車椅子での日比谷公園へのアクセスが改善されました。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

日比谷公園の地下駐車場は、身障者用駐車区画がありますが、地上へのルートは階段しかなく、駐車料金の障がい者減免制度はありません。車でのアクセスでは「東京ミッドタウン日比谷」の駐車場か、周辺道路のパーキングメーターの利用が便利です。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

日比谷公園には8カ所の出入口があります。日比谷通りと晴海通りの「日比谷交差点」にある「有楽門」から園内に入る路面は、改装されてフラットになりました。

有楽門周辺の路面は改装済み

園内は段差のある通路、未舗装のエリアがあります。しかし園内の主要な散策路は舗装路で、車椅子での通行は可能です。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

また園内6か所にある公衆トイレには、すべてバリアフリートイレが併設されています。以下、車椅子での利用に注意を要する施設、箇所を詳しく紹介します。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

「祝田門」側の「三笠山」はアップダウンルートで、「健康広場」と「草地広場」は未舗装です。「草地広場」内で開催されるイベントに参加する場合は、「大噴水」側にある広場入口からなら車椅子で通行できます。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

「霞門」の近くにある「緑と水の市民カレッジ」は2Fと3Fにある施設で、エレベーターがありません。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

「西幸門」近くの「かもめの広場」周辺は、一部段差路があります。段差を迂回するルートがあるので、車椅子では道を選んで進んで下さい。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

「日比谷図書文化館」は、改装されて段差迂回スロープが設置されています。

日比谷図書文化館

正面からはエントランスは階段にみえます。

日比谷図書文化館

車椅子での館内へのルートは、建物横にあるロングスロープを上がります。

日比谷図書文化館

スロープの傾斜は緩やかです。専用口をスタッフに開けていただき入館します。帰りも同じルートです。

日比谷図書文化館

現地に案内があるので、参照して利用してください。

日比谷図書文化館

春秋を中心に、数多くのイベントが開催される「にれのき広場」は、長年未舗装路面でしたが、2020年3月にアスファルト舗装されました。

日比谷公園

舗装工事は「第二花壇」周辺まで行われ、「第二花壇」の周囲には中に立ち入れないようにレールが取り付けられました。

日比谷公園

日比谷公園

大音楽堂で開催されるイベント参加は、ほとんどの場合は会場内へのバリアフリールートが用意されます。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

小音楽堂のスロープルートは、「大噴水」からみて右手にあります。ただしイベントによっては閉鎖されていることがあるので、個別に確認してください。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

開園は明治36年、長い歴史がある公園です。園内の主要な散策路でも、舗装面が傷みデコボコがある箇所が少なからずあります。車椅子での散策は、油断なく足元を確認しながら進んで下さい。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

「松本楼」と「日比谷花壇」は営業中。「日比谷公会堂」は現時点では閉鎖されています。

車椅子で行く日比谷公園バリアフリー情報

四季折々の花が咲き、紅葉も美しい公園です。また近年はイベントの開催がとても多くなりました。「日比谷公園」は、車椅子でのアクセス、園内の散策が可能な公園です。

(本稿は2020年3月に加筆修正しました。)