日本工業大学 工業技術博物館 車椅子見学ガイド バリアフリー情報

工業技術博物館は埼玉県宮代町の日本工業大学キャンパス内にある「工作機械を学ぶ」博物館です。開館は1987年。体育館のような大きな建物の中に、歴史的価値の高い工作機械など400点以上が展示されています。無料公開されている博物館で、来館者用の無料駐車場が用意されています。身障者用駐車スペースはエントランスの近くに設けられています。

工業技術博物館

スロープを上がり博物館のエントランスに進みます。受付で簡単な記帳をして入館。約7割は動態保存されている工作機械が並ぶ館内は、油のにおいが漂います。館内は自由見学。博物館のHPでは、お薦めの見学ルートが紹介されています。

1F展示場はすべて車椅子で見学できます。2F展示場へは階段のみ。博物館内のトイレは一般トイレのみでバリアフリートイレはありません。

工業技術博物館

屋外にも展示物があります。駐車場横の車両は、約100年間働いた箱根登山鉄道電車です。

工業技術博物館

明治24年英国製のSLは動態保存されています。

工業技術博物館

SLの車庫内は見学ができる展示室になっています。

工業技術博物館

ただし出入口は段差構造なので、スタッフにお願いして簡易スロープを設置してもらい、車椅子で中に入ります。

工業技術博物館

車庫内は、階段以外は車椅子で見学できます。

工業技術博物館

工業技術博物館は他に類のないユニークな博物館です。

(本稿は2025年6月に執筆しました)

宮代町の農業公園「新しい村」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

古民家の博物館 見沼くらしっく館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

埼玉県さいたま市見沼区にある江戸時代の古民家を復元した施設です。生きている民家をテーマに、建物を活用した展示やイベントが行われる博物館と位置付けられています。観覧は無料。徒歩圏に駅はありません。入口の前に8台を収容する来館者用の無料駐車場があり、身障者用駐車スペースが設けられています。

見沼くらしっく館

駐車場から見沼くらしっく館の敷地内に移動します。段差はほぼない構造です。

見沼くらしっく館

見沼くらしっく館は管理棟と見学棟で構成されます。管理棟はバリアフリー施設です。

見沼くらしっく館

管理棟内のバリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、ウォームレット付き便器が備えられています。

見沼くらしっく館

見学棟方面へ移動します。車椅子が動くフラットな路面です。

見沼くらしっく館

緩やかな下り坂を進みます。車椅子で移動できる坂道です。

見沼くらしっく館

見学棟は「旧坂東家住宅」。1857年に建築された家です。

見沼くらしっく館

イベントなどが開催される前庭は、車椅子で移動できるフラットで固い路面です。

見沼くらしっく館

住宅の周囲は砂利路面で住宅内部は段差構造です。車椅子では家の外側からの見学になります。

見沼くらしっく館

外側からの見学でも、内部の様子をうかがうことができます。今回取材時は年中行事「十五夜飾り」が再現されていました。

見沼くらしっく館

見沼くらしっく館は、内部見学は出来ませんが、車椅子で立ち寄れる古民家の博物館です。

(本稿は2024年12月に執筆しました)

「さいたま市立浦和博物館」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

埼玉の産直 越谷グリーンマルシェ 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

埼玉県越谷市にあるJA越谷市の農産物直売所です。段差のないバリアフリー構造。車椅子で買物ができるお店です。アクセスは車が便利。店前に駐車場があり、身障者用駐車スペースが設けられています。

越谷グリーンマルシェ

バリアフリートイレは店舗の外にある構造。やや狭い個室でウォシュレット付き便器が備えられています。

越谷グリーンマルシェ

越谷はベットタウンですが農産物の生産も盛んです。店内では米、花、野菜など地元の農産物が豊富に並びます。JA越谷市の案内では「地域性や独自性、信頼性、など審査基準に適合した商品が『こしがやブランド』として認定され」るそうです。

越谷グリーンマルシェ

越谷グリーンマルシェは車椅子で買い物ができる農産物直売所です。

(本稿は2024年11月に執筆しました)

「こしがや田んぼアート」が鑑賞できる越谷市の「東埼玉資源環境組合第一工場リユース展望台」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。