埼玉の国指定史跡 水子貝塚公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県富士見市は、縄文時代は海沿いの地。水子貝塚は海の幸をもとめた縄文人の集落跡です。昭和44年に国の史跡に指定され、平成6年に「縄文ふれあい広場 水子貝塚公園」として整備され開園しました。復元竪穴住居、展示館、資料館などがある公園です。

水子貝塚公園

アクセスは車が便利。無料駐車場は正門と南門の横に用意されています。

水子貝塚公園

身障者用駐車スペースは南門横の駐車場に2台分設けられています。

水子貝塚公園

園内には復元竪穴住居を周回する舗装散策路があります。正門の横にある資料館は管理事務所のような施設。車椅子で利用できるバリアフリーな施設です。

水子貝塚公園

資料館内のバリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

水子貝塚公園

資料館の隣に展示館があり無料で観覧できます。

水子貝塚公園

出土した遺跡がリアルに再現されています。中央部に映像モニター、周囲の壁面に様々な展示解説があります。車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。

水子貝塚公園

展示館内にもバリアフリートイレがあります。こちらのトイレも一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器が備えられています。

水子貝塚公園

水子貝塚公園は車椅子で縄文時代の史跡を見学できるバリアフリーな公園です。

(本稿は2024年9月に執筆しました)

富士見市にある中世の城跡を復元した「難波田城公園」のバリアフリー情報を別稿で掲載しています。ご参照ください。

埼玉県富士見市 難波田城公園 車椅子利用ガイド バリアフリー情報

埼玉県富士見市の「難波田城公園」は、中世の城跡の復元、移築した古民家、そして資料館がある公園で、その多くの施設が車椅子で利用できます。中世にこの地で活躍した難波田氏の城館跡を整備して、2000年に開園した入園無料の公園です。アクセスは車が便利。無料駐車場が2か所用意されています。

難波田城公園

「城跡ゾーン」側の駐車場がメインで身障者用駐車区画があり、バリアフリートイレがある公衆トイレもあります。「古民家ゾーン」側の駐車場は狭く収容は4台ほど。満車の場合は隣接地に臨時駐車場となるスペースがあります。

難波田城公園

「城跡ゾーン」側の駐車場から公園内に入る箇所はスロープがあります。城館跡なので園内は「水堀」「土塁」「木橋」などがありますが、散策路は舗装され、段差箇所にはすべてスロープがあるので、全域を車椅子で散策できます。堀を臨む東屋も車椅子で利用できます。

難波田城公園

「城跡ゾーン」には「蓮池」「菖蒲田」があります。どちらも周囲は舗装されフラットなバリアフリー通路。車椅子で鑑賞できます。

難波田城公園

「城跡ゾーン」から「古民家ゾーン」へ移動します。「古民家ゾーン」は、散策路、広場などは未舗装面です。しかし固い路面でほぼフラットなので、多少のデコボコが我慢できるなら、ゾーン内のほとんどの場所を車椅子で移動することができます。

難波田城公園

「古民家ゾーン」には、市内に残されていた明治時代の古民家2軒、表門1棟、穀蔵1棟が移築されています。

難波田城公園

さらに古民家風の売店が1店あり、お土産やお団子が売られています。竹馬やコマなど、昔遊びができる用意もあります。古民家内へ立ち入ることが出来ます。入口の段差に雑な仕様ですがスロープがあり、頑張れば車椅子で土間に進むことができます。座敷に上がることもできますが、段差の上で土足禁止です。

難波田城公園

表門と穀蔵は展示資料館機能付きです。表門内は農具の展示があり、頑張れば車椅子で見学できます。穀蔵内は伝統行事などの展示がありますが、段差があり土足禁止なので、車椅子での立ち入りは出来ません。

資料館は入館無料。常設展示室では、中世から近現代までの富士見市の変遷が展示解説されます。車椅子で観覧できるバリアフリーな施設です。

難波田城公園

資料館内のバリアフリートイレは一般的なサイズの個室で、ウォシュレット付き便器、オストメイト装置が備えられています。

難波田城公園

難波田城館は現公園の3倍以上の規模があったそうです。「難波田城公園」は車椅子で利用できます。

(本稿は2024年9月に加筆しました)