相模国 寒川神社 車椅子での参拝ガイド バリアフリー情報

神奈川県寒川町の「寒川神社」は、スロープを上り車椅子で拝殿まで行くことができます。現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2016年11月の取材に基づいています。

寒川神社

○相模の国の一宮

相模国を代表する神社です。5世紀の雄略天皇の時代の記録があるので、創建1500年超とされています。

9世紀からは、信頼性の高い公式記録があり、鎌倉時代以後は武家の信仰を集めた神社とされています。

御祭神は明治時代にはっきりと定められ、寒川大明神となっています。関東を代表する、長い歴史のある神社です。

寒川神社は全国で唯一の「八方除」の守護神として信仰されています。「八方除」とは、一言でいえば、すべての厄を取り除き、あらゆる幸せを招く神です。

また視聴率の神様としても信仰を集め、故高倉健氏はことあるごとに、寒川神社に参拝に来られたそうです。

相模の国の一宮

○アクセス方法

宮山駅から徒歩5分の案内です。

車の場合は、無料駐車場があります。

本殿に直行するなら、第一駐車場よりも、第二駐車場の方が近くになります。障害者用駐車区画があり、境内までのルートは、車椅子で問題なく移動できます。

三が日や祭礼の日は特別体制になり、駐車場の利用は制限されます。

アクセス方法

参道は長く伸び、一の鳥居は約1km先。地勢の研究によると、創建された5世紀には、この一の鳥居は相模湾に面していたそうです。

そして二の鳥居があり、現在の境内の入口にあるのは三の鳥居です。

境内の入口にあるのは三の鳥居

○境内の施設

境内各所にある建造物は古びていません。調べて見ると、近年再建されたものが多いことが解りました。

三の鳥居の先にある太鼓橋は2011年に架け直された新しい橋です。

お札を返す「納札殿」は2014年築。総檜造り銅板葺です。

祈願の受付をする「客殿」が1992年築。

境内の要「神門」が1993年築。

御本殿が1997年築。神社建造物としては新しい部類です。

全体的にバリアフリーが確保できている理由が、ここにあります。

境内の施設

境内はルートを選べば舗装路で移動できます。

本殿周辺の段差箇所は、すべてスロープがあります。

本殿の拝殿まで、スロープを何度も通り、車椅子で行くことができます。

また付帯施設内に障害者用トイレが有ります。

寒川神社

○名物は「八福餅」

お土産の名物は「八福餅」。お餅に餡をのせた、イメージとしては伊勢の赤福に近いお菓子です。

神社内の売店や近隣の商店でしか売っていません。

寒川神社

寒川神社は、車椅子で参拝しやすい神社です。「八方除」の祈願、そして「八福餅」が味わえます。

神奈川の産直 わいわい市寒川店 バリアフリー情報

神奈川県寒川町の「JAさがみ わいわい市寒川店」は、坪当たりの売上が平均の2倍を超え、年商が10億円を突破した産直ショップです。車椅子からみた現地のバリアフリー状況を紹介します。

なお本稿は2016年11月の取材に基づいています。

 

○アクセスと駐車場の状況

寒川駅からは850mの距離にあります。

駐車場は第一駐車場が収容85台で障害者用駐車区画は1台分あります。

道を渡った先に第二駐車場があり25台を収容します。

人気ショップのため、入場に少々時間がかかるタイミングが多いようですが、道路上での多少の待機は可能です。回転が早いので、少し待てば入場可能なことが多いようです。

第二駐車場には障害者用駐車区画はありませんが、道を横断して「わいわい市寒川店」への移動は車椅子でも可能です。

 

○店舗のバリアフリー状況

開業は2005年です。

店舗の外側から利用する障害者用トイレがあります。

施設全体、車椅子での移動に困るような段差はありませんが、一部の路面は細かいデコボコがあります。

施設面積は3,302㎡ありますが、建物面積は563㎡、内売り場面積は296㎡と、お店自体は、それほど広くはありません。

そのため店内の通路幅は、車椅子での店内回遊は可能ですが、あまり余裕はありません。

店舗のバリアフリー状況

○販売面の特徴

寒川町は花の生産が盛んです。店舗の周囲は、花木・花卉の売り場です。

驚異的な売上の要因を探った分析レポートによると、この花木・花卉の売上が客単価上昇の一つの要因で、直売所平均の花木・花卉売上占有が8.9%に対し「わいわい市寒川店」は15.0%というデータです。

 

品揃えのボリューム感を重視しています。

一般的な産直ショップでは午後になると品数が減り、それによって販売金額が減りますが、ここは営業時間帯全域での品ぞろえの充実を目指しています。

そのために、納品農家は午前と午後の一日2回納品。販売台に並べきれない在庫を下のストッカーに入れ、販売台の商品ボリュームが減ると、店舗販売スタッフがストッカーから補充します。この連携で、夕方でも充実した品ぞろえを実現。午後も売上が落ちないそうです。

 

次に重視しているのは地場産品比率の拡大。地場産品の平均比率は74.3%、「わいわい市寒川店」は87.5%というデータ。農協系の大型産直ショップに限定した数値では、地場産品が65.0%まで下がるそうなので、「わいわい市寒川店」の地場産品比率の高さが目立ちます。

 

そして最後のマーケティングが、定番商品は季節にかかわらず切らさないこと。野菜類約20種類は、常に店にある状態を保持することで、来場者は安心してワンストップショッピングが出来るということです。今日は人参が無い、という事態は「わいわい市寒川店」ではありえません。

 

以上が、分析レポートの要旨です。

 

「JAさがみ わいわい市寒川店」は、車椅子で買い物が出来る人気産直ショップです。