亀屋万年堂横浜工場売店 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

お菓子の老舗「亀屋万年堂」の工場売店です。神奈川県横浜市都筑区、港北インターに近く、アクセスは車が便利です。大きな看板が建っています。

亀屋万年堂横浜工場売店

工場はこのよう外観です。幅広いトラックバースがあります。

亀屋万年堂横浜工場売店

店舗は工場の敷地とは区分された隣接スペースにあります。工場売店と称していますが、そのような印象ではなく、ロードサイドの一般店舗のような外観です。工場の内部にある売店ではありません。

亀屋万年堂横浜工場売店

店舗の前に来店者用の駐車場が用意されています。身障者用駐車スペースの設定はありませんが、乗降しやすい場所に駐車すれば問題なく利用できます。屋根がある駐車区画はありません。

亀屋万年堂横浜工場売店

店舗の出入口は段差解消スロープが置かれています。今回取材時は、ドアは開け放たれていました。車椅子での出入りに問題はありません。

亀屋万年堂横浜工場売店

店内はフラットな構造で、店内通路はほとんどが車椅子で通行できる幅が確保されています。店内のトイレは一般トイレだけです。バリアフリートイレは用意されていません。

コロナ以前は店内でお茶のサービス他があったそうですが、今回取材時は中止されていました。工場売店なので、その日によってですが、アウトレット品が販売されます。これを目当てに訪れる人も多いようです。ただしアウトレット品は例外的で、販売されている商品はほとんどが正規品で定価販売です。品ぞろえも、工場売店ですが一般店舗のような印象です。

亀屋万年堂は2021年1月にシャトレーゼの子会社になりました。店内では亀屋万年堂ブランドの和菓子的なアイスクリームが販売されています。商品表示をみると、このアイスはシャトレーゼの工場で生産されていました。

IKEA港北店の近くです。亀屋万年堂横浜工場売店は、車椅子で利用できる一般的な構造の店舗です。

近隣の「崎陽軒横浜工場」内の「プチミュージアムショップ」を別稿で掲載しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年4月に執筆しました)

ちぼり湯河原スイーツファクトリー 車椅子買物ガイド バリアフリー情報

神奈川県湯河原町にある、贈答用アソートクッキーメーカー「ちぼり」さんの本社直営店です。オープンは2017年。新しくて綺麗なバリアフリーショップです。車椅子からみた現地の状況を紹介します。

湯河原駅から徒歩3分の案内です。駅から車椅子でのアクセスは可能です。

来店者用の駐車場があります。店舗裏の第1駐車場が10台、そこに隣接する第2駐車場が21台を収容します。1時間まで無料、買い上げ金額による延長サービスがあります。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

身障者用駐車スペースは、第1駐車場に1台分あります。ナンバー1の区画でブルーペイントされています。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

正面入口周辺は、歩道から段差なく移動できます。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

出入口は開口部が広い自動ドアを2つ通ります。車椅子で問題なく出入りが出来ます。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

第1駐車場側にある裏入口は階段の上で、段差回避スロープは身障者用駐車スペース付近から設置されています。ただし駐車場の料金精算機は出入口の先の階段の下にあります。車椅子利用者がドライバーで、一人で利用した場合は、スロープをいったん降りて、階段の下の精算機に移動して、スロープの下の身障者用駐車スペースに戻る導線になります。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

裏入口も自動ドアで、問題なく車椅子で出入りができます。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

館内はフラットでスペースに余裕があります。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

裏入口の近くにトイレがあり、バリアフリートイレが用意されています。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

スペースに余裕がある綺麗なトイレです。ウォシュレット付き便器が備えられています。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

店内のバリアフリー状況です。売り場の床面はフラットで、通路幅は余裕があります。問題なく車椅子で買い物ができるお店です。

レギュラー商品のほかにアウトレット商品コーナー、1時間食べ放題のクッキーバイキング、予約をすればお菓子作り体験ができます。車椅子で利用できるイートインコーナーもあります。

今回取材時はコロナ対策で休止していましたが、予約不要のミニ工場自由見学コースがあります。2Fの工場見学窓から製造現場をみるコースで、エレベーターが設置されています。実際には確認できていませんが、車椅子で見学可能だと思われます。

ちぼり湯河原スイーツファクトリー

新しくてバリアフリー設計、車椅子で買い物ができるお店です。ちぼり湯河原スイーツファクトリーは、人気の湯河原新名所です。

「町立湯河原美術館」を別稿で紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年3月に執筆しました)

川崎市岡本太郎美術館 車椅子観覧ガイド バリアフリー情報

神奈川県川崎市の生田緑地内にある美術館です。生田緑地は山を利用した自然公園で、園内は激しいアップダウンがあります。そして岡本太郎美術館も傾斜地に建ちます。車椅子で観覧する際の最大の問題は、美術館までのルート、園内の急坂対策です。現地の状況を紹介します。

川崎市岡本太郎美術館

通常のアクセスルートの状況です。向ヶ丘遊園駅からは、アップダウンがあるルートを通り、徒歩17分の案内です。車椅子利用者がアクセスするなら、マイカーまたはタクシーの利用をお薦めします。

生田緑地には、東口と西口の2ヵ所の入口があり、それぞれ来園者用の駐車場が用意されています。

岡本太郎美術館への一般的なアクセスは、近いので西口の利用が薦められています。西口駐車場は身障者用駐車スペースが2台分あります。また生田緑地の駐車場は、駐車料金の障がい者減免制度があり、障害者手帳等の提示で無料に減免されます。西口駐車場なら「西口サテライト」、東口駐車場なら「東口ビジターセンター」で、駐車券と障害者手帳等を提示すると、駐車券に減免処理をしていただけます。

川崎市岡本太郎美術館

しかしながら、西口からの岡本太郎美術館へのアクセスルートは、最短路は階段路で、段差を迂回して「かわさき宙と緑科学館」方面へ向かうルートは長い急坂路。ベビーカーが苦戦する傾斜です。介助者も含めて、よほど体力がある人でない限り、車椅子での往復は困難な坂道です。ただし段差はなく、滑り止め用の路面の小さなデコボコは、路面の半分は埋められて解消されています。西口からの別ルート「生田緑地ゴルフ場クラブハウス」内からのルートも、同じく長い急坂路です。

東口からのルートも傾斜路ですが、西口からのルートに比べれば、まだ楽です。悪さ比べになりますが、車椅子利用者は東口からのアクセスをお薦めします。

川崎市岡本太郎美術館

駐車場の混雑状況とマイカー特別乗り入れの情報です。生田緑地は人気の公園で、駅からの距離があるためか、好天の週末などは駐車場が大混雑します。午前中の早い時間から満車になることも珍しくありません。ただし東口、西口駐車場とも、ある程度までは路上待機が可能です。ピーク時間帯は30分待ち以上を覚悟する駐車場です。

川崎市岡本太郎美術館

園内のアップダウンが激しいために、身体障がい者が岡本太郎美術館を利用する場合は、事前連絡制で園内への車両の乗り入れが許可されます。ただし駐車は認められません。美術館で降車したら、車両はすぐに園外へ出なければなりません。

したがって、車椅子利用者が自分で運転する車両は利用できません。また同行者が運転して、一緒に美術館を観覧する場合は、運転者が戻るまで待つ必要があります。往復に時間がかかることに加え、駐車場が大混雑している場合、その待ち時間が加算されます。

川崎市岡本太郎美術館

美術館は1999年開館ですが、バリアフリー仕様です。通常ルートである生田緑地の「奥の池」方面からアクセスすると、美術館のB1につきます。美術館のエントランス1Fまで通常は階段で上がります。

川崎市岡本太郎美術館

正面左側にエレベーターが1基あり、B1から2Fを結びます。車椅子ではこの外エレベーターで1Fへ上がり、美術館入口に向かいます。

川崎市岡本太郎美術館

美術館のエントランスは段差なく、出入口は自動ドアです。

川崎市岡本太郎美術館

川崎市岡本太郎美術館

川崎市岡本太郎美術館

館内に入ると円形のエントランスホールがあり、天井のドームから光が差し込んでいます。

川崎市岡本太郎美術館

岡本太郎美術館の観覧券は通常は自動販売機で購入します。観覧料は障がい者減免制度があり、本人と介助者1名が無料に減免されます。エントランスホールの受付に障害者手帳等を提示して、無料鑑賞券を発券していただきます。

バリアフリートイレはエントランスホールの横に1つあります。小型のユニバーサルベッドが用意されています。

川崎市岡本太郎美術館

展示室内のバリアフリー状況です。常設展示室、企画展示室とも1Fにある構造で、エレベーターを利用せずに観覧できます。展示室内は一部段差箇所がありますが、そこを迂回してすべて観覧できます。

川崎市岡本太郎美術館

また大型作品が多く、車椅子から見難い気になる展示品はありません。全体的に車椅子での観覧に大きな問題はありません。

川崎市岡本太郎美術館

岡本太郎氏は1996年没。生前からの活躍を知っているのは、概ね40代以上の人でしょうが、今回取材時は、10代20代の来館者が大勢見受けられました。太郎氏の制作風景のビデオを若い人が熱心に視聴しています。

川崎市岡本太郎美術館

展示室を出るとミュージアムショップがあります。フラットな店舗なので車椅子で利用できます。その先には記念撮影コーナーがあります。

川崎市岡本太郎美術館

出入口から退館します。前出の外エレベーターで2Fへ上がると「母の塔」の高さに出ます。

川崎市岡本太郎美術館

広場スペースを抜けた先の「母の塔」へは数段の下り階段がありますが、横に段差回避スロープが用意されています。

川崎市岡本太郎美術館

その先に芝生広場があります。「生田緑地ゴルフ場クラブハウス」内からの急坂路を進むルートでは、この広場に出ます。

川崎市岡本太郎美術館

他に生田緑地内にある車椅子で利用できる施設は「かわさき宙と緑科学館」です。1Fにバリアフリートイレがあります。

川崎市岡本太郎美術館

1Fには無料展示室があり、川崎や生田緑地の自然を紹介しています。

川崎市岡本太郎美術館

川崎市岡本太郎美術館

またプラネタリウムがあり、観覧料の障がい者減免制度があります。

川崎市岡本太郎美術館

エレベーターで上がる3Fには「アストロテラス」があり、生田緑地を眺めることができます。

川崎市岡本太郎美術館

川崎市岡本太郎美術館への車椅子でのアクセスは、マイカーまたはタクシーで東口に行き、そこから生田緑地に入り、傾斜路を上がりエントランスに向かうルートをお薦めします。

生田緑地の障がい者に優しいサービスを別稿でまとめて紹介しています。ぜひご覧ください。

(本稿は2021年2月に執筆しました)